伝説サッカー選手紹介#87【デメトリオ・アルベルティーニ】コントロールセンター「ワンタッチで支配する」

好きなサッカー選手

どうも、サッカー大好きおっさんのじょのれんです。

今回紹介する伝説のサッカー選手はイタリアの【デメトリオ・アルベルティーニ】です。

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生徒
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生徒「 デメトリオ・アルベルティーニはどんな選手?」

「デメトリオ・アルベルティーニのエピソード教えて!」

と思っていただいたあなたへお届けします。

ちょいちょいぼくのエピソードも混じっていますが、お付き合いいただければ幸いです。

いきなりですが【デメトリオ・アルベルティーニ】にキャッチフレーズをつけます。

じょのれん
じょのれん

コントロールセンター

「ワンタッチで支配する」

なぜこのキャッチフレーズをつけたのか【デメトリオ・アルベルティーニ】のすごいぞポイント3つを軸に語っていきますので、しばしお付き合いください。

いち早く実際のプレー動画を見たい皆様はこちらからどうぞ。

プレーを見た後で良いので、記事を読んでいただければ幸いです。

  1. プレースタイル「セントラルミッドフィルダー」
  2. ワールドカップ「ディノ・バッジョとのコンビ」
  3. ACミラン黄金時代の中盤に食い込む

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選手プロフィール

  • 名前:デメトリオ・アルベルティーニ
  • 国籍:イタリア
  • 生年月日:1971年8月23日
  • 身長・体重:180cm77kg
  • 利き足:右足
  • ポジション:MF(ミッドフィルダー)
  • 主な所属チーム:ACミラン
  • 代表歴:79試合(3得点)
  • ワールドカップ出場:1994年、1998年
クラブ出場(得点)
1988-1990イタリアの旗 ミラン2(0)
1990-1991イタリアの旗 パドヴァ (loan)28(5)
1991-2002イタリアの旗 ミラン293(21)
2002-2003スペインの旗 アトレティコ・マドリード28(2)
2003-2004イタリアの旗 ラツィオ23(2)
2004イタリアの旗 アタランタ14(1)
2005スペインの旗 バルセロナ5(0)
  • オフェンス:14
  • ディフェンス:14
  • テクニック:16
  • パワー:11
  • スピード:13
  • スタミナ:15
  • 総合力:83
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出会い

【デメトリオ・アルベルティーニ】との出会いは、1994年アメリカワールドカップです。

予選リーグでの大苦戦から決勝までのストーリーはまるで一本の映画を見るようでした。

脚本家がいるのであれば、エンディングには賛否あるかも知れませんが、「【ロベルト・バッジョ】の大会」と言っても過言ではありません。

その【バッジョ】が主人公の物語に名脇役として【アルベルティーニ】がいました。

いぶし銀といってもいいでしょう。

【ロベルト・バッジョ】に興味のある皆様は下記記事をご覧ください。

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すごいぞポイント3つ

プレースタイル「セントラルミッドフィルダー」

【デメトリオ・アルベルティーニ】のプレースタイルは「セントラルミッドフィルダー」です。

昔は「オフェンシブミッドフィルダー(オフェンシブハーフ)」と「ディフェンシブミッドフィルダー(ディフェンシブハーフ)」と呼んでいて攻撃の選手、守備の選手と分かれていました。

2022年ワールドカップの日本代表監督の【森保一】が選手時代に「ボランチ」という言葉が少しずつ定着していった時代です。

1994年ワールドカップ当時は「セントラルミッドフィルダー」という呼び方をしていたかさだかではありませんが、【アルベルティーニ】のプレースタイルは「セントラルミッドフィルダー」になります。

球際の激しい1対1の守備能力(いまでいうデュエル)もすごいのですが、ロングパスとミドルシュートの精度が高いのが驚きでした。

キャプテン翼でいうと「松山くん」タイプに近いです。

【ポール・スコールズ】【フランク・ランパード】【スティーブン・ジェラード】はこの系譜になります。

【スコールズ】【ランパード】【ジェラード】に興味のある皆様は下記記事をご覧ください。

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ワールドカップ「ディノ・バッジョとのコンビ」

【デメトリオ・アルベルティーニ】は1994年のアメリカワールドカップでその名を全世界に轟かせます。

当時【ロベルト・バッジョ】に注目が集まっていましたが、【デメトリオ・アルベルティーニ】ともうひとりのバッジョこと【ディノ・バッジョ】の中盤に度肝を抜かれました。

初戦でアイルランドに1対0で負け、後がない2戦目で厳しい試練を受けることとなります。

前半21分にゴールキーパーの【パリュウカ】が退場となります。

10人で戦うことになるため、フォワードを一人交代することとなるのですが、「アリゴ・サッキ監督」がエース【ロベルト・バッジョ】を下げることを決断します。

試練は終わりません。

後半4分に今度は守備の要【フランコ・バレージ】が怪我で交代を余儀なくされます。

ちなみに【バレージ】は大会中に手術しその後の試合の出場は絶望的でした。

【バレージ】に興味のある皆様は下記記事をご覧ください。

攻守の要がいないイタリアは10人でなおかつ勝ちが求められる厳しい状況に追い込まれます。

ここで獅子奮迅の活躍をしたのが【アルベルティーニ】、【ディノ・バッジョ】、【ロベルト・ドナドーニ】を中心とした中盤です。

ちなみに【アルベルティーニ】と【ディノ・バッジョ】は22歳で、日本の学年で言うと大卒1年目です。

彼らは守備に攻撃に縦横無尽に走り回り、最後は【ディノ・バッジョ】が決勝点をあげ試練をクリアします。

次の3戦目は【アルベルティーニ】のアシストを【マッサーロ】が決めて、1勝1敗1分でなんとかグループリーグを突破します。

グループリーグ初戦も試練が続きます。

【ジュゼッペ・シニョーリ】と交代で入った【ジャンフランコ・ゾラ】が一発退場になります。

しかも1対0と【ジェイジェイ・オコチャ】や【サンデー・オリセー】率いるナイジェリアがリードしている展開です。

【シニョーリ】【ゾラ】【オコチャ】に興味のある皆様は下記記事をご覧ください。

2戦目と違い逆転が絶対必要な状況のため、フォワードの枚数を変えずに攻めきるしかありません。

すなわち、中盤の負担がさらに増えることとなります。

またしても【アルベルティーニ】【ディノ・バッジョ】そしてベテラン【ドナドーニ】の中盤が踏ん張ります。

なんとか耐え凌ぐと【ロベルト・バッジョ】が開眼します。

終了間際に同点とし、その勢いで延長で決勝ゴールをあげ激戦に勝利します。

準々決勝では【ディノ・バッジョ】がゴール、準決勝では【アルベルティーニ】がアシストと目に見える結果も残します。

決勝はPK合戦の末敗れましたが、イタリアの勇者の残像はいまでもまぶたに残っています。

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ACミラン黄金時代の中盤に食い込む

【デメトリオ・アルベルティーニ】がここまで大きく育ったのはクラブチームでの訓練のたまものです。

ACミラン黄金時代のユースで激しい争いを制し、トップチームに17歳の若さで昇格します。

レンタル移籍で実績をつみ20歳になるころにはACミランのレギュラーになっていました。

中盤の相棒が【フランク・ライカールト】。

お手本中のお手本が隣りにいることで、成長曲線がさらにあがります。

あたかも【シャビ・エルナンデス】が【ジョゼップ・グアルディオラ】から吸収したように。

1993-1994年シーズンのチャンピオンズリーグでは準決勝ではゴール、決勝ではアシストと勝利に貢献しました。

【ライカールト】が去った後も、【マルセル・デサイー】【ズボニミール・ボバン】など伝説的選手とコンビを組みACミランの中盤の中心として活躍し続けます。

そして【アンドレア・ピルロ】【ジェンナーロ・ガットゥーゾ】【クラレンス・セードルフ】に引き継ぎを行いACミランを去ります。

【ライカールト】【デサイー】【シャビ】【グアルディオラ】【ピルロ】【ガットゥーゾ】【セードルフ】に興味のある皆様は下記記事をご覧ください。

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まとめ

いかがでしたでしょうか。

【デメトリオ・アルベルティーニ】はイタリア代表でもACミランでも中盤をコントロールしていました。

少ないタッチでコントロールする様子はプレーの交通渋滞をおこさない「コントロールセンター」そのものです。

【田中碧】が「化け物になる」とインタビューで言いましたが、化け物になるイコール【アルベルティーニ】やイングランドの3選手のようなレジェンドプレーヤーに肩を並べることです。

ビッグクラブかつ中心プレーヤーになるという、茨の道が待っていますが期待しています。

そして【中井卓大】、【松木玖生】、【藤田 譲瑠チマ】など期待の若手がいますので、切磋琢磨して1994年のイタリアや2022年のクロアチアのような黄金の中盤を作って欲しいです。

【デメトリオ・アルベルティーニ】の魅力がうまく語れたかはわかりませんが、なつかしさや興味がわいた皆様は、実際のプレーをみていただければ幸いです。

Demetrio Albertini [Best Skills & Goals]

次回予告

次回は【シニシャ・ミハイロヴィッチ】です。

お楽しみにしてください、またね。

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ここまでお付き合いしてくださった皆様にサッカー本と漫画の紹介をします。

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