【マルセル・デサイー】異なるクラブでチャンピオンズリーグを連覇した初の選手【伝説サッカー選手紹介#107】

好きなサッカー選手

どうも、サッカー大好きおっさんのじょのれんです。

今回紹介する伝説のサッカー選手はフランスの【マルセル・デサイー】です。

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生徒
生徒

「 マルセル・デサイーってウイイレ、イーフットボール、サカつくなどのサッカーゲームでレジェンド枠でよくでてくるけどどんな選手だったの?」

「マルセル・デサイーの代表チームやクラブチームでの活躍を面白おかしく教えて!!」

と思ったあなたへお届けします。

この記事を読んでいただければ、【マルセル・デサイー】のプレースタイルと数値化された6つの能力(オフェンス、ディフェンス、テクニック、パワー、スピード、スタミナ)を知ることが出来ます。

さらに代表チームとクラブチームそれぞれのパートに分けて活躍を知ることでファンになること間違いなしです。

選手プロフィールと下記3つを軸に語っていきますので、5分ほどお時間をください。

  1. プレースタイルと能力【パラメータ】
  2. ワールドカップとユーロの優勝【代表チーム】
  3. マルセイユとACミランでチャンピオンズリーグ優勝【クラブチーム】

四の五の言わずに実際のプレー動画を見たい皆様はこちらからどうぞ。

プレーを見た後で良いので、記事を読んでいただければ幸いです。

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選手プロフィール

  • 名前:マルセル・デサイー
  • 国籍:フランス
  • 生年月日:11968年9月7日
  • 身長・体重:185cm780g
  • 利き足:右足
  • ポジション:フォワード
  • 代表歴:116試合(3得点)
  • ワールドカップ出場:1998年、2002年

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』マルセル・デサイー

クラブ出場(得点)
1986-1992FCナント164(5)
1992-1993マルセイユ47(1)
1993-1998ACミラン137(5)
1998-2004チェルシーFC158(6)
2004-2005アル・ガラファ28(6)
2005-2006カタールSC7(0)
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プレースタイルと能力【パラメータ】

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【マルセル・デサイー】の能力を表すパラメータがこちらです。

  • オフェンス:11
  • ディフェンス:19
  • テクニック:13
  • パワー:20
  • スピード:15
  • スタミナ:17
  • 総合力:95

出典: WORLD CLUB Champion Football セガ

【マルセル・デサイー】のプレースタイルには2つの側面があります。

センターバックと守備的ミッドフィルダーです。

センターバックとしては圧倒的なフィジカルをいかした1対1の勝負はほぼ負けません。

地上戦であろうと空中戦であろうと。

守備的ミッドフィルダーでも同様です。

ただそれだけでは【デサイー】の魅力は語れません。

意外な一面がインサイドキックのスピードとパワーです。

サイドチェンジをインサイドキックでできるほどです。

これはコロンビアの英雄【バルデラマ】以来の衝撃です。

振り幅が少ないインサイドキックでサイドチェンジが出来ると、守備の陣形をととのわせる相手の時間を奪う事ができます。

フランス代表でもACミランでも活躍した土台には守備力だけでなく、インサイドキックを生かしたテンポが良いパス回しだとにらんでいます。

【バルデラマ】に興味のある皆様は下記記事をご覧ください。

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ワールドカップとユーロの優勝【代表チーム】

パリの悲劇のち1998年フランスワールドカップ優勝

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【マルセル・デサイー】はフランスのワールドカップ初優勝に貢献しています。

歴史は点だけでは語れません。

線でみたときにおもむきを感じます。

時計の針を少し戻します。

日本がドーハの悲劇にあけくれた1993年10月28日から20日後の1993年11月17日。

フランス代表は1994年アメリカワールドカップの最終予選の最終戦をブルガリアと戦っていました。

当時のフランス代表には、【デサイー】以外にも【エリック・カントナ】【ジャン・ピエール・パパン】【ダヴィド・ジノラ】【ユーリ・ジョルカエフ】【ディディエ・デシャン】【ローラン・プラン】【エマニュエル・プティ】【ビセンテ・リザラズ】など本大会に出場すれば優勝候補にあげられるほどの豊富な布陣でした。

【エリック・カントナ】【ディディエ・デシャン】に興味のある皆様は下記記事をご覧ください。

ジョジョの荒木飛呂彦先生が【ジャン・ピエール・パパン】から「ジャン・ピエール・ポルナレフ」の名前をつけたかは不明です。

話を戻します。

日本と同じくフランスにも悲劇がおきます。

引き分け以上でワールドカップ出場できる状態で1対1でむかえた後半ロスタイム。

ロスタイムをしのげばワールドカップ出場は日本と同じでした。

少し違うのはフランスは相手ゴール付近でフリーキックを得たことです。

シンプルに時間稼ぎすればよかったのですが【ジノラ】はセンタリングをゴールに向かって蹴ってしまいます。

それがブルガリア選手に渡り、カウンターでゴールを奪われまさかの敗退となります。

フランスでのちのちまで語られるパリの悲劇です。

【デサイー】や【ユーリ・ジョルカエフ】【ディディエ・デシャン】【ローラン・プラン】【エマニュエル・プティ】【ビセンテ・リザラズ】はこの悲劇をバネにフランスワールドカップで優勝します。

ワールドカップ優勝メンバーを中心に制覇したユーロ2000

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【マルセル・デサイー】を含むフランス代表は1998年フランスワールドカップ優勝で燃え尽きることはありません。

【ジネディーヌ・ジダン】【ティエリ・アンリ】【ダヴィド・トレゼゲ】【ユーリ・ジョルカエフ】【ディディエ・デシャン】【パトリック・ヴィエラ】【リリアン・テュラム】などなど。

【ジネディーヌ・ジダン】【ティエリ・アンリ】【ダヴィド・トレゼゲ】【パトリック・ヴィエラ】【リリアン・テュラム】に興味のある皆様は下記記事をご覧ください。

グループリーグは2勝1敗で勝ち抜き、準々決勝では【グアルディオラ】や【ラウル】がいるスペイン代表を2対1で倒します。

準決勝では【フィーゴ】【ルイ・コスタ】がいるポルトガル代表を2対1で倒します。

決勝では【デルピエロ】【インザーギ】【トッティ】がいるイタリア代表を2対1で倒します。

しかも後半ロスタイムでおいついて、延長でゴールデンゴールの勝利というおまけつきです。

決勝トーナメント以降のすべてが2対1です。

【ジダン】率いる攻撃陣に注目されがちですが【デサイー】たちの守備陣が1点でおさえていたことで勝ち抜けたのは言うまでもありません。

【グアルディオラ】【ラウル】【フィーゴ】【ルイ・コスタ】【デルピエロ】【インザーギ】【トッティ】に興味のある皆様は下記記事をご覧ください。

マルセイユとACミランでチャンピオンズリーグ優勝【クラブチーム】

いわくつきのフランス唯一のチャンピオンズリーグ優勝【マルセイユ】

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【マルセル・デサイー】はフランスの若手育成に定評があるナントでデビューし実績をつみます。

そして名門マルセイユに移籍します。

チャンピオンズリーグ決勝まで勝ち上がり当時世界最強と呼ばれていたACミランと対決します。

名将カペッロ率いるACミランには【バレージ】【マルディーニ】【ライカールト】【アルベルティーニ】【ファン・バステン】などそうそうたるメンバーがいます。

【バレージ】【マルディーニ】【ライカールト】【アルベルティーニ】に興味のある皆様は下記記事をご覧ください。

そんななか、のちに浦和レッズに所属する【バジール・ボリ】の一撃を【デサイー】【バジール・ボリ】【ディディエ・デシャン】の守備陣が守りきり優勝します。

これで終われば良かったのですが、フランスリーグでマルセイユが八百長をしていたことが発覚し、国内リーグの優勝は剥奪されます。

チャンピオンズリーグ優勝は剥奪されていませんが、いわくつきの優勝となってしまいました。

八百長問題はいつの時代も出ては消え、出ては消えていますので、根は深いのかもしれません。

直近でもブラジルで八百長問題がおきています。

ライカールトの後継者と呼ばれて【ACミラン】

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【マルセル・デサイー】はACミランに【ライカールト】の後継者として加入します。

オランダトリオといえば【ファン・バステン】や【フリット】に注目が集まりますが、最大の功労者は【ライカールト】と呼ばれている選手の後継者ですのでプレッシャーもハンパではありません

しかし【デサイー】はそのプレッシャーをはねのけます。

そして移籍の最初のシーズンで偉業をなしとげます。

チャンピオンズリーグ優勝です。

前シーズンをマルセイユでチャンピオンズリーグで優勝しているため、2シーズン連続の優勝となります。

異なるチームでの2シーズン連続のチャンピオンズリーグ優勝は【デサイー】が始めての選手となります。

ちなみに翌シーズンはアヤックスに復帰していた【ライカールト】と決勝で激突して敗れています。

プレミアリーグ挑戦【チェルシー】

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【マルセル・デサイー】はACミランで数々の栄光を手に入れ、次の挑戦場所として選んだのがイングランドのロンドンをホームタウンとするチェルシーでした。

【ジャンルカ・ヴィアッリ】監督や【ジャンフランコ・ゾラ】【ディ・マッテオ】【ディディエ・デシャン】などセリエA出身者が多く、マンチェスター・ユナイテッドとアーセナルの2強時代に割って入る挑戦となります。

移籍2年目にFAカップを制します。

プレミアリーグでは優勝できませんでしたが、【ランパード】【マケレレ】【テリー】などのお手本となりチェルシーはプレミアリーグ、チャンピオンズリーグを優勝することとなります。

【ジャンルカ・ヴィアッリ】【ジャンフランコ・ゾラ】【ランパード】【マケレレ】に興味のある皆様は下記記事をご覧ください。

まとめ

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いかがでしたでしょうか。

【マルセル・デサイー】は代表チームでもクラブチームでも色々なタイトルを取りました。

パワフルな守備は相手の攻撃を無力化し、早くパワフルなパスは攻撃を円滑にします。

フランスには【クロード・マケレレ】【パトリック・ヴィエラ】【エンゴロ・カンテ】【ポール・ポグバ】【オーレリアン・チュアメニ】など守備的ミッドフィルダーに才能ある選手が次々と出てきます。

そしてビッグクラブの中盤にはフランス人が多いのも事実です。

攻守に戦える選手はいつの時代も重宝されるので、日本代表にも攻守をシームレスにする選手が次々と出てくることを期待します。

【マルセル・デサイー】の魅力がうまく語れたかはわかりませんが、なつかしさや興味がわいた皆様は、実際のプレーをみていただければ幸いです。

Marcel Desailly, The Rock [Skills & Goals]

次回予告

次回は【アラン・シアラー】です。

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