サッカー選手紹介#7【フィリッポ・インザーギ】VARの反逆者「俺に破れないオフサイドラインはない」

好きなサッカー選手
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どうも、サッカー大好きおっさんのじょのれんです。

今回紹介する好きなサッカー選手はイタリアの【フィリッポ・インザーギ】です。

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【インザーギ】のすごいぞポイントは3つあります。

  1. オフサイド無効化
  2. ワンタッチゴール
  3. エゴイスティック

すごいぞポイント3つを軸に語っていきますので、しばしお付き合いください。

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選手プロフィール

  • 名前:フィリッポ・インザーギ
  • 国籍:イタリア
  • 生年月日:1973年8月9日
  • 身長・体重:181cm74kg
  • 利き足:右足
  • ポジション:FW(フォワード)
  • 主な所属チーム:ユベントス、ACミラン
  • 代表歴:57試合(25得点)
  • ワールドカップ出場:1998年、2002年、2006年

クラブ出場(得点)
1991-1995 ピアチェンツァ39(15)
1992-1993 レッフェ (loan)21(13)
1993-1994→  エラス・ヴェローナ (loan)36(13)
1995-1996 パルマ15(2)
1996-1997 アタランタ33(24)
1997-2001 ユヴェントス122(58)
2001-2012 ACミラン202(73)
通算466(197)
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出会い

【インザーギ】との出会いは、当時弱小チームのアタランタでイタリアリーグセリエAの得点王の実績を引っさげてユベントスに移籍したときでした。

今はアタランタはチャンピオンズリーグの出場を争う位置の順位ですが、当時のセリエAはビッグ7が上位独占でした。

ビッグセブンとは下記になります。

  1. ユベントス
  2. ACミラン
  3. インテル
  4. ローマ
  5. ラツィオ
  6. フィオレンティーナ
  7. パルマ

ビッグ7以外のチームのサッカー選手は活躍することで、ビッグ7に移籍します。

【インザーギ】もご多分にもれず、得点を積み重ねることでユベントス移籍を勝ち取ります。

ちなみに、当時のユベントスは【デル・ピエロ】が【バッジョ】から10番を実力で奪い、活躍している時期でした。

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すごいぞポイント3つ

オフサイド無効化

【インザーギ】のプレースタイルの最大の特徴はオフサイドラインぎりぎりからの裏への飛び出しでです。

サッカーの一番難しいルールといえば、オフサイドです。

オフサイドは言い換えると、「まちぶせは禁止」となります。

まちぶせをせず、相手の裏(背中といってもいいです)を取るということは、口でいうほど簡単ではありません。

少なくとも下記の情報を瞬時に判断する能力がないといけません。

  1. ボールの位置
  2. ボールを蹴る味方選手の利き足
  3. ボールを蹴る味方選手のキックの質
  4. ボールを持っていない味方選手のプレースタイル
  5. ボールを持っていない味方選手の動き
  6. 自分をマークしている相手選手の重心
  7. 自分をマークしている相手選手のスピード
  8. ディフェンス全体のオフサイドライン

ここで大事なのは、誰からパスを受けるかです。

パスが上手い選手からのほうが、オフサイドラインぎりぎりかつゴールキーパーに取られないボールのパスが【インザーギ】に届く確率が高いからです。

ユベントスであれば【デル・ピエロ】【ジダン】、ACミランであれば【ピルロ】【カカ】【セードルフ】からの極上のパスが【インザーギ】の能力と絶妙にマッチして得点の量産につながります。

例えば【ガットゥーゾ】がボールを持ってても【インザーギ】は走りません。

【ガットゥーゾ】が相手からボールを奪って、味方の【ピルロ】に渡す瞬間に【インザーギ】は相手を裏を取り走ります。

さすれば、【ピルロ】がダイレクトで綺麗なスルーパスをご馳走してくれます。

相手ディフェンダーは置いてけぼりでオフサイドラインは無効化されます。

それを目の当たりにしたのは、2003年のトヨタカップです。

横浜国際総合競技場のゴール裏からぼくは観戦していました。

ゴール裏から俯瞰で見ていましたが、ピルロにボールが渡りそうになる瞬間には【インザーギ】はすでに走っていました。

ボールが実際に出てくるか、来ないかは関係ありません。

毎回、走っていました。

もっと言えば、他のパサーの【セードルフ】【カカ】にボールが渡りそうになる瞬間も同様に走っていました。

いつなんどきダイレクトパスがきてもいいように、準備を怠らない姿勢は感動を覚えました。

相手ディフェンダーは少しも気を緩める事ができなかったことと思います。

ぼくはフットサルをたまにやるのですが、【インザーギ】のこの動きは常に意識しています。

日本の選手では【インザーギ】を尊敬している【佐藤寿人】選手と【青山】選手のコンビが、オフサイドライン無効化で得点を量産していました。

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ワンタッチゴール

【インザーギ】のプレースタイルのもうひとつの特徴はワンタッチゴールです。

【インザーギ】は技術的にはそれほど高くありませんが、ポジショニングと動き出しに能力を全振りしているからこその特徴です。

ユベントス時代のツートップの相棒は【デル・ピエロ】です。

二人合わせて「デルピッポ」と呼ばれていました。

【デル・ピエロ】はファンタジスタと呼ばれるほどにテクニカルの選手で、ボールキープもできパスも上手い、みずからゴールも決めることもできます。

相手選手は【デル・ピエロ】を警戒せざるを得なく、【デル・ピエロ】のマークがきつくなるとみるやいなや、【インザーギ】は抜け目なくフリーとなります。

その瞬間に【ジダン】が触ればゴールできる絶妙なパスを出します。

むしろ【ジダン】でさえも【インザーギ】からパスを導き出されているのかも知れません。

ACミラン時代のツートップの相棒は【シェフチェンコ】です。

【デル・ピエロ】とタイプが違い、どちらかと言うとスピードが特徴の選手です。

【シェフチェンコ】は単独でも突破でき、【インザーギ】同様に裏の抜け出しも得意です。

【インザーギ】は単独突破を基本しません。

むしろできません。

だからこそ、ワンタッチゴールにすべてをかけます。

当時のACミランの中盤は【ピルロ】、【カカ】、【セードルフ】とレジェンドパサーが3人もいます。

サイドバックの【カフー】、【マルディーニ】からも精度が高いセンタリングがきます。

ボールを触るだけでゴールを決め続ける【インザーギ】をときに、「ごっつぁんゴーラー」と呼ぶ方がいますがぼくはおおいに否定します。

ゴールを入れる瞬間は「ごっつぁん」かもしれませんが、そこにいることが大事です。

【インザーギ】は味方の選手の特徴と自分の特徴を十分理解して、常にワンタッチでゴールができる位置への動き出しとポジショニングを取り続ける稀有な存在です。

その能力はクラブチームだけでなくイタリア代表でもいかんなく発揮し、2006年ワールドカップ優勝に貢献しています。

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エゴイスティック

【インザーギ】はストライカーの本質であるエゴイスティックです。

日本人は、譲り合いの精神が美徳とされています

自分の能力を最大限発揮して譲るのであればよいのですが、能力に蓋をして譲るのは本末転倒です。

【インザーギ】が長く所属したユベントスもACミランもエゴだらけの選手です。

ただし、自分の特徴を最大限発揮するエゴであり、決して我を通すエゴではありません。

ユベントスで言えば【コンテ】【ディリービオ】は、一見エゴを押し殺してチームのために動いているように思えますが、豊富な運動量で守備をしたり攻撃時にはおとりになることがエゴをとおしていることになります。

【インザーギ】はエゴであってエゴでないです。

「自分がゴールを決めるんだ」は強い意志であり、プレースタイルを突き詰めた結果です。

自分がゴールを決めることで、チームを勝利することを愚直に追い求めているとも言えます。

脱線しますが、全員が能力を最大限発揮するエゴ集団となった日本代表を見たいです。

漫画ブルーロックはオススメです。

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まとめ

いかがでしたでしょうか。

【インザーギ】の魅力がうまく語れたかはわかりませんが、なつかしさや興味がわいた皆様は、実際のプレーをみていただければ幸いです。

最後に【インザーギ】にキャッチフレーズをつけます。

VARの反逆者

【インザーギ】の得点はオフサイドと紙一重で、【インザーギ】の時代にVARがあれば、【インザーギ】のゴールは半減するのではないかと言われています。

しかし、ぼくはその意見には反対です。

【インザーギ】が今の時代にプレーするのであれば、VARを加味したオフサイドラインを見極めて、ゴールを決め続けると思います。

敵味方双方の特徴と動きを見て、考えるプレーをする【インザーギ】であれば間違いありません。

それはまさしく、【インザーギ】にしか見えないタイトロープの上を悠々と歩いているかのごとく。

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次回予告

次回は【ホルヘ・カンポス】です。

お楽しみにしてください、またね。

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サッカーをプレーする皆様は下記記事をご覧いただければ幸いです。

 

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