サッカー選手紹介#26【パトリック・クライファート】早熟英雄「器に水がたまらなかった未完のストライカー」

好きなサッカー選手

どうも、サッカー大好きおっさんのじょのれんです。

今回紹介する好きなサッカー選手はオランダの【パトリック・クライファート】です。

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いきなりですが【パトリック・クライファート】にキャッチフレーズをつけます。

早熟英雄(そうじゅくヒーロー)

なぜこのキャッチフレーズをつけたのか【パトリック・クライファート】のすごいぞポイント3つを軸に語っていきますので、しばしお付き合いください。

  1. 真のポストプレーヤー
  2. チャンピオンズリーグ決勝ゴール
  3. 幻の2トップ
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選手プロフィール

  • 名前:パトリック・クライファート
  • 国籍:オランダ
  • 生年月日:1976年7月1日
  • 身長・体重:188cm81kg
  • 利き足:右足
  • ポジション:FW(フォワード)
  • 主な所属チーム:アヤックス、バルセロナ
  • 代表歴:79試合(40得点)
  • ワールドカップ出場:1998年

【パトリック・クライファート】の能力を表すパラメータがこちらです。

  • オフェンス:19
  • ディフェンス:8
  • テクニック:17
  • パワー:19
  • スピード:15
  • スタミナ:15
  • 総合力:93

出典: WORLD CLUB Champion Football セガ

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出会い

【パトリック・クライファート】との出会いは1994-95シーズンのアヤックス快進撃時代にさかのぼります。

ぼくの中でいまだに最強チームで、【セードルフ】とともに最年少の【クライファート】がチャンピオンズリーグで活躍しているのは衝撃的でした。

【セードルフ】については、ぼくの初めての投稿で語っていますので、興味のある皆様はごらんください。

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ぼくのプロフィールでも当時のアヤックスについて少し語っていますので、興味のある皆様はご覧ください。

更に、アヤックスの歴代ベストイレブンについても語っていますので、興味のある皆さまはご覧ください。

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すごいぞポイント3つ

真のポストプレーヤー

【パトリック・クライファート】のプレースタイルは「ストライカー」と言うより「ポストプレーヤー」です。

「ポストプレーヤー」という言葉は1994年以前も少しずつ使われており、日本ではアジアの大砲こと【高木琢也】選手のイメージでした。

背が高く、ヘディングが強く、フィジカルが強い選手のことを言うと思っていました。

しかし、【クライファート】を見たときに本当の「ポストプレーヤー」を理解しました。

一番大事な要素は、「最前線でボールをキープする力」であり、必ずしも背が高くてヘディングが強くなてくもいいということです。

実際の【クライファート】は高身長でありながら、足元でボールをもらうことが多く、テクニックとフィジカルの両面を使ってボールをキープし、周りを活かしながらパスをしたり、ゴールを決めます。

同世代に同じチームに所属していた【ヌワンコ・カヌ】も同様に、身長は高いが足元のテクニックでボールをキープする選手でした。

前線でキープできる【クライファート】がいたことで、全員攻撃のアヤックスが成立したともいえます。

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チャンピオンズリーグ決勝ゴール

【パトリック・クライファート】のハイライトのひとつは1994-95シーズンのチャンピオンズリーグの決勝戦です。

当時最強のACミランに若手中心のアヤックスが挑戦者として向かう構図です。

ちなみに、この試合はテレビの生中継で初めて見たチャンピオンズリーグです。

ACミランのディフェンス陣は、【パオロ・マルディーニ】【フランコ・バレージ】【アレッサンドロ・コスタクルタ】【クリスティアン・パヌッチ】の4バック、更に中盤に【マルセル・デサイー】【デメトリオ・アルベルティーニ】など多士済々です。

鉄壁のディフェンス陣をこじ開けたのが、誰あろう【クライファート】です。

その時、若干18歳です。

アシストした選手がACミランで黄金時代を築き、古巣アヤックスに戻った【ライカールト】だったことも運命を感じます。

ゴール直後に【クライファート】がユニフォームを前後逆にひっくり返し、背番号をお腹の方にしたゴールパフォーマンスは今でも脳裏に焼き付いています。

そのパフォーマンスが流行らなかったことは内緒です。

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幻の2トップ

【パトリック・クライファート】と同世代にもうひとりの偉大なレジェンドがいます。

【ルート・ファン・ニステルローイ】です。

同世代と言うより、生年月日が全く一緒です。

【クライファート】が早熟で、【ファン・ニステルローイ】が遅咲きのため、選手としてのピークはほとんどかぶっていません。

さらに、オランダ代表は代々両サイドのウィングがいる3トップが基本のため、センターフォワードタイプの同時起用もうまくいかず「両雄ならびただず」でした。

どのシステムでどの戦術であれば、二人をいかせるのか当時妄想したことを覚えています。

余談ですが、【ディルク・カイト】は本来はセンターフォワードながら、ウィングバックもこなしながらワールドカップ準優勝に貢献しているので、【クライファート】と【ファン・ニステルローイ】もすこしだけでもプレースタイルを変えてプレーしたら「両雄ならびたった」かも知れません。

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まとめ

いかがでしたでしょうか。

【パトリック・クライファート】は類まれな才能で若くして栄光をつかみました。

逆に、才能のすべてをだしきれなかったことも事実です。

そんな【パトリック・クライファート】のキャッチフレーズは「早熟英雄」と書いて「そうじゅくヒーロー」です。

【クライファート】の器はとてつもなく大きかったが、器に水が満タンにならず未完のまま引退したストライカーです。

息子の【ジャスティン・クライファート】も早熟気配がありますが、是非才能の器に水を注ぎ続けて父を超えてほしいと思います。

【パトリック・クライファート】の魅力がうまく語れたかはわかりませんが、なつかしさや興味がわいた皆様は、実際のプレーをみていただければ幸いです。

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次回予告

次回は【パオロ・マルディーニ】です。

お楽しみにしてください、またね。

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