【アラン・シアラー】14年連続チーム得点王の稀代なストライカー【伝説サッカー選手紹介#108】

好きなサッカー選手

どうも、サッカー大好きおっさんのじょのれんです。

今回紹介する伝説のサッカー選手はイングランドの【アラン・シアラー】です。

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生徒
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「 アラン・シアラーってウイイレ、イーフットボール、サカつくなどのサッカーゲームでレジェンド枠でよくでてくるけどどんな選手だったの?」

「アラン・シアラーの代表チームやクラブチームでの活躍を面白おかしく教えて!!」

と思ったあなたへお届けします。

この記事を読んでいただければ、【アラン・シアラー】のプレースタイルと数値化された6つの能力(オフェンス、ディフェンス、テクニック、パワー、スピード、スタミナ)を知ることが出来ます。

さらに代表チームとクラブチームそれぞれのパートに分けて活躍を知ることでファンになること間違いなしです。

選手プロフィールと下記3つを軸に語っていきますので、5分ほどお時間をください。

  1. プレースタイルと能力【パラメータ】
  2. ユーロ1996得点王【代表チーム】
  3. ビッグクラブに移籍しなかった14年連続チーム得点王【クラブチーム】

四の五の言わずに実際のプレー動画を見たい皆様はこちらからどうぞ。

プレーを見た後で良いので、記事を読んでいただければ幸いです。

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選手プロフィール

  • 名前:アラン・シアラー
  • 国籍:イングランド
  • 生年月日:1970年8月13日
  • 身長・体重:183cm76kg
  • 利き足:右足
  • ポジション:フォワード
  • 代表歴:63試合(30得点)
  • ワールドカップ出場:1998年

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』アラン・シアラー

クラブ出場(得点)
1988-1992サウサンプトン118(23)
1992-1996ブラックバーン138(112)
1996-2006ニューカッスル・ユナイテッド303(148)
通算559(283)
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プレースタイルと能力【パラメータ】

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【アラン・シアラー】の能力を表すパラメータがこちらです。

  • オフェンス:20
  • ディフェンス:6
  • テクニック:14
  • パワー:18
  • スピード:17
  • スタミナ:15
  • 総合力:90

出典: WORLD CLUB Champion Football セガ

【アラン・シアラー】はイングランドのストライカーの歴史を語る上で欠かせない選手です。

【ボビー・チャールトン】【ギャリー・リネカー】【マイケル・オーウェン】【ウェイン・ルーニー】【ハリー・ケイン】などなどの系譜に名を連ねます。

【マイケル・オーウェン】に興味のある皆様は下記記事をご覧ください。

そんな中【シアラー】は2023年現在、プレミアリーグの得点記録260ゴールを保持しています。

注記:プレミアリーグ創設は1992年のため、1992年以前の記録は含んでいないことをご了承ください。

【シアラー】のプレースタイルはペナルティエリア内で圧倒的な存在感を示すオーソドックスのストライカーです。

ドリブルシュートやミドルシュートも決めていますが、ワンタッチゴールが秀逸です。

すなわち、いついかなる時もゴールを決めることだけ考えているからこそ、瞬間的に反応できます。

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ユーロ1996得点王【代表チーム】

得点王になったユーロ1996

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【アラン・シアラー】はクラブチームの得点に対して代表での得点が少ない印象があります。

得点率はクラブチームでは559試合出場して283得点のため、1試合あたり0.51得点。

一方、代表チームでは63試合で30得点のため、1試合あたり0.48得点です。

そこまで差がありません。

ではなぜ、少ない印象があるのか。

鍵は「シアラーパズル」です。

1994年9月7日のアメリカ戦からユーロ1996の1996年6月8日のスイス戦まで20試合(約2年間)の間、代表チームでゴールを決められませんでした。

【ポール・ガスコイン】【デイビッド・プラット】などパスの名選手がいたにもかかわらずです。

「シアラーパズル」が解かれたかどうかはいまだに謎ですが、ユーロ1996年の初戦のスイス戦でゴールを決めると、大会中5得点をあげ得点王となります。

得点ランキング2位の選手は【フリスト・ストイチコフ】【ユルゲン・クリンスマン】【ダヴォール・シューケル】【ブライアン・ラウドルップ】と伝説級の選手が並んでいます。

ちなみにチームはPK戦の末、準決勝で大会MVPとなる【マティアス・ザマー】ドイツに敗れます

【フリスト・ストイチコフ】【マティアス・ザマー】に興味のある皆様は下記記事をご覧ください。

マイケル・オーウェンにストライカーの座を引き継いだ1998年フランスワールドカップ

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【アラン・シアラー】はユーロ1996の得点王の実績を引っさげて、自身初となるワールドカップ出場を1998年フランスワールドカップではたします。

パサーは【デビッド・ベッカム】【ポール・スコールズ】の若手にスライドしている時期となります。

【シアラー】は初戦のチュニジア戦と決勝トーナメント1回戦のアルゼンチン戦でゴールを決めます。

しかし、イングランドの主役の座は18歳のワンダーボーイ【マイケル・オーウェン】と【デビッド・ベッカム】に奪われます。

【マイケル・オーウェン】の圧倒的なスピードを武器にしたゴールは今も忘れません。

【デビッド・ベッカム】は【ディエゴ・シメオネ】の挑発にのり退場となります。

【シアラー】のワールドカップはここで幕を閉じますが、【オーウェン】というストライカーに魂は引き継がれます。

正直言えば、【シアラー】がもう5年遅く生まれて、全盛期が重なる【シアラー】【オーウェン】の2トップを見たかったです。

【スティーブン・ジェラード】や【フランク・ランパード】との中盤からのパスもたくさん受けれていたかと思います。

【ベッカム】【スコールズ】【ジェラード】【ランパード】に興味のある皆様は下記記事をご覧ください。

ビッグクラブに移籍しなかった14年連続チーム得点王【クラブチーム】

若手時代を過ごした【サウサンプトン】

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【アラン・シアラー】は生涯で3つのクラブに所属しましたが、いわゆるビッグクラブに一度も所属していません。

もしかしてだけど、17歳のデビュー戦で「アーセナル」相手にハットトリックを達成したことと関係あるのかもしれません。

上位相手に点を決める楽しさを知ったのだと思います。

クリス・サットンとともにプレミアリーグ制覇【ブラックバーン・ローヴァーズ】

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【アラン・シアラー】が2つ目に選んだチームは「ブラックバーン・ローヴァーズ」です。

古豪と呼ばれていましたが、【シアラー】が移籍した1992年当時は二部からの昇格初年度でした。

しかし、スコットランドの名選手であった「ケニー・ダルグリッシュ監督」をもとに野心に満ちたチームでもあったため、【シアラー】の心にもメラメラと燃える炎が燃えさかったのだとだと思います。

1年目に16得点を決め、2年目は31得点を決めます。

そして飛躍の3年目。

相棒には【クリス・サットン】が加わり「SAS」(SASとSutton And Shealerをかけた愛称)コンビと呼ばれ猛威をふるいます。

4位、2位と階段を上がり、悲願の優勝を果たします。

プレミアリーグ初の下剋上と言っても過言ではありません。

のちに【岡崎慎司】も活躍した「レスター・シティ」が2例目の下剋上を達成します。

【シアラー】は34得点で得点王になります。

翌1995-1996年シーズンも31得点で2年連続の得点王になります。

ビッククラブの誘いを断り地元チームに移籍【ニューカッスル・ユナイテッド】

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【アラン・シアラー】はブラックバーン・ローヴァーズでの優勝と2度の得点王を達成し、次の移籍先が注目されました。

「マンチェスター・ユナイテッド」などのビッグクラブが有力でしたが、選んだのは故郷がある「ニューカッスル・ユナイテッド」でした。

「ニューカッスル・ユナイテッド」所属の1年目は25得点で「ブラックバーン・ローヴァーズ」時代から含めて3年連続の得点王となります。

その後、引退するまで「ニューカッスル・ユナイテッド」に所属していた【シアラー】は得点を決め続けます。

そして驚異の記録を打ち立てます。

「ニューカッスル・ユナイテッド」に所属していた10年間すべて「チーム内得点王」。

さかのぼって「ブラックバーン・ローヴァーズ」を含めると14年間すべて「チーム得点王」。

5大リーグ(イングランド、スペイン、ドイツ、イタリア、フランス)で14年間チーム得点王は見たことも聞いたこともありません。

一番可能性がありそうな【リオネル・メッシ】を調べましたが、【ルイス・スアレス】が間に入ったため途中で途切れて6年連続と5年連続でした。

仮に【スアレス】より得点を決めていても12年連続で【シアラー】の14年に及びません。

まとめ

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いかがでしたでしょうか。

【アラン・シアラー】は生涯で3つのクラブに所属しましたが、いわゆるビッグクラブに一度も所属しませんでした。

ストライカーが点を取るにはパサーが必要です。

ビッグクラブで名パサーとコンビを組むのが良いのか、同じクラブでコンビネーションを熟成するのが良いのか、正解は分かりません。

日本で言えば、ジェフとサンフレッチェで研鑽を積んだ【佐藤寿人】かさすらいのストライカー【大久保嘉人】か。

ただ【シアラー】【佐藤寿人】【大久保嘉人】のすべてに共通しているのが、いついかなるときも得点を逆算して、ポジショニングとシュートの意識を持っていることです。

「ブルーロック」のように埋もれたストライカーを発掘し、日本人から新たなストライカーが生まれてくることを期待します。

【アラン・シアラー】の全盛期の頃のユニフォームに興味のある方はのぞいてください。

【アラン・シアラー】の魅力がうまく語れたかはわかりませんが、なつかしさや興味がわいた皆様は、実際のプレーをみていただければ幸いです。

Alan Shearer, Always Scoring [Best Goals]

次回予告

次回は【シュテファン・エッフェンベルク】です。

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