サッカー選手紹介#2【ジュゼッペ・シニョーリ】イタリアの月見草「バッジョの陰に咲いた花」

好きなサッカー選手
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どうも、サッカー大好きおっさんのじょのれんです。

今回紹介する好きなサッカー選手はイタリアの【ジュゼッペ・シニョーリ】です。

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【シニョーリ】のすごいぞポイントは3つあります。

  1. レフティモンスター
  2. 悲劇の世代からの台頭
  3. セリエA得点王3回

すごいぞポイント3つを軸に語っていきますので、しばしお付き合いください。

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選手プロフィール

  • 名前:ジュゼッペ・シニョーリ
  • 国籍:イタリア
  • 生年月日:1968年2月17日
  • 身長・体重:171cm68kg
  • 利き足:左足
  • ポジション:FW(フォワード)
  • 主な所属チーム:フォッジャ、ラツィオ、ボローニャ
  • 代表歴:28試合(7得点)
  • ワールドカップ出場:1994年
クラブ出場(得点)
1984-1986 レッフェ・カルチョ38(8)
1986-1987 ピアチェンツァ・カルチョ46(6)
1987-1988 トレント・カルチョ (loan)31(3)
1989-1992 フォッジャ・カルチョ100(37)
1992-1997 SSラツィオ152(107)
1997-1998 UCサンプドリア17(3)
1998-2004 ボローニャFC142(66)
2004-2005 イラクリス・テッサロニキFC5(0)
2005-2006 FCショプロン10(3)
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出会い

【シニョーリ】との出会いは書店でした。

ドーハの悲劇で日本がワールドカップに出場できず落ち込んでいました。

ワールドカップに一番近づいた瞬間がもろくも崩れたのですが、日本が届かなかった世界を知りたい、見たい欲求が高まっているときでもありました。

当時はYoutubeもなく動画メディアはテレビのみでした。

しかし、スポーツニュースで世界のサッカーが取り上げられることはほとんどなく、実際のプレーを見ることはできませんでした。

動画がダメなら、本だと思い書店に向かいました。

Jリーグ関連のサッカー雑誌もあったと思いますが、目を引いたのがサッカーグラフィックという世界のサッカーを取り上げた雑誌でした。

その表紙が【シニョーリ】であり、出会いでした。

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すごいぞポイント3つ

レフティモンスター

レフティモンスターとは、直訳すると左利きの怪物です。

後にたくさんのレフティモンスターと呼ばれる選手が現れますが、ぼくの中のレフティモンスターの元祖は【シニョーリ】です。

日本では【小倉】選手が活躍した時から、選手のキャッチコピーとして言われていたように記憶しています。

ちなみに、全国サッカー選手権で【小倉】選手率いる四日市中央工業高校は、とんねるずのノリさんの母校である帝京高校と両校同時優勝しました。

鳴り物入りでグランパスに入団し、オランダリーグでの活躍後、日本代表にて【カントナ】【パパン】【デシャン】など一流メンバーが揃うフランス相手にゴールをきめたときはまさにレフティモンスターの名に恥じぬ選手でした。

怪我さえなければと思う選手です。

いつものように脱線しました。

【シニョーリ】の話に戻しましょう。

次の3つの特徴からレフティモンスターと言われるゆえんを紐解いていきます。

  1. ペナルティキック(PK)
  2. フリーキック(FK)
  3. ミドルシュート

【シニョーリ】のPKは独特です。

通常、PKを蹴る際は助走をつけるのが当たり前ですが、【シニョーリ】は助走をつけません。

どのように蹴るかというと、ボールの50cmぐらい後ろに立ち、右足を踏み込むワンステップで左足を振り抜きボールを蹴ります。

通称ワンステップPKです。

相手ゴールキックが分かっていても取れないコントロールとスピードとパワーが必要です。

次にフリーキックです。

コントロール、スピード、パワーを距離によって使い分けあらゆる距離でゴールにします。

ときには、FKのみでハットトリックすることもありました。

ちなみに、ハットトリックとは1試合で同じ選手が3点とることです。

最後に、ミドルシュートです。

コースを狙いすましたテクニカルなシュートあり、強烈なパワーシュートあり、キャプテン柔と剛をあわせもつ稀有な存在です。

キャプテン翼で例えると、岬くんと日向くんをたした感じです。

そんな3つの特徴が凝縮されているからこそ、元祖レフティモンスターも納得です。

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悲劇の世代からの台頭

同世代にイタリアサッカー界、いや、むしろ世界のサッカー界のスーパーヒーロー【ロベルト・バッジョ】がいるのは悲劇としか言いようがありません。

プレーポジションやプレースタイルが似ているため、イタリア代表ではほとんど出番がありませんでした。

アメリカワールドカップ当時のイタリア代表のサッキ監督は、守備的戦術なため攻撃特化型の「ファンタジスタは一人」の考えがあることも影響しています。

アメリカワールドカップで【シニョーリ】が試合に出る場合は、本来のポジションではなく、中盤の選手として出るだけで不本意な扱いを受けました。

実質、【シニョーリ】を応援していたぼくでさえ活躍した印象はなく、【バッジョ】の印象しかありません。

【ゾラ】も【シニョーリ】と同じく【バッジョ】の影に隠れた選手といえます。

アメリカワールドカップでは、出番が少なくフラストレーションと不可解な判定が重なり失意の退場処分を受けています。

ただし、後にイタリア代表が海外移籍が珍しい時にイングランドのチェルシーに移籍して大活躍したことは【ゾラ】の名誉のために補足します。

【マンチーニ】も時期は少しずれますが【バッジョ】の影に隠れた選手です。

4人を比べるとこんな感じです。

  • バッジョ :1967年02月18日 174cm73kg
  • シニョーリ:1968年02月17日 171cm68kg
  • ゾラ   :1966年07月05日 168cm67kg
  • マンチーニ:1964年11月27日 179cm76kg

しかし、逆に言うと【バッジョ】の存在が、個々の個性を伸ばし名プレーヤーがたくさん生まれたのではないでしょうか。

日本では1999年にワールドユース大会で準優勝したチームに、18歳でワールドカップに出場した【小野】選手がチーム最高選手としていました。

中盤には、【稲本】選手、【遠藤】選手、【小笠原】選手、【本山】選手、【中田浩二】選手などは、【小野】選手とは違う個性を磨いていました。

またまた脱線しました。

【バッジョ】という唯一無二のライバルの存在が、【シニョーリ】のプレーレベルを一段上にあげたのだと思います

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セリエA得点王3回

まず最初に伝えたいことは、1994年当時のイタリアリーグセリエAは最高峰の選手があつまる世界一のリーグであることです。

特に守備に関しては、上位チームから下位チームまで最高レベルでした。

そんな中、体格的には決して恵まれない【シニョーリとの】が3回も得点王を獲得しているのは異常です。

【シニョーリ】前後の得点王は【ファン・バステン】と【バティストゥータ】であり、ストライカーらしいストライカーです。

背が高く屈強でゴール前でがっつり点を取るタイプです。

  • 1991-92年:【ファン・バステン】
  • 1992-93年:【シニョーリ】
  • 1993-94年:【シニョーリ】
  • 1994-95年:【バティストゥータ】
  • 1995-96年:【シニョーリ】

しかし、そんな得点王を3回獲得している【シニョーリ】の七不思議のひとつがイタリア3大ビッグクラブの所属が一度もないことです。

得点王を獲得すれば、資金力のあるビッグクラブに引き抜かれるのが古今東西、世の常です。

ここで、またもや歴史に翻弄されます。

ぼくが思う最強チーム1994-95アヤックス崩壊と同じ理由のボスマン採決です。

外国人枠の実質撤廃により、イタリア以外からも大量に選手が流入されました。

ちなみに、ユベントスはイタリア人ですが英雄【バッジョ】、ACミランは【サビチェビッチ】、インテルは【ベルカンプ】がいました。

得点力では決して劣りませんが、ネームバリューでは劣ってしまいます。

ビッグクラブでの活躍は叶いませんでしたが、ラツィオでの活躍が鮮烈のため、今なおミスターラツィオとして讃えられています。

通算得点では【バッジョ】の208点には届きませんが、188点は立派です。

偶然にも、【バッジョ】の後継者【デル・ピエーロ】の188点と同じです。

レフティモンスターのスキルと過酷な時代背景が生んだ、稀有な選手です。

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まとめ

いかがでしたでしょうか。

【シニョーリ】の魅力がうまく語れたかはわかりませんが、なつかしさや興味がわいた皆様は、実際のプレーをみていただければ幸いです。

最後に【シニョーリ】にキャッチフレーズをつけます。

イタリアの月見草

日本のプロ野球で選手として監督して活躍した野村克也さんは、同じ時代に生まれた国民的英雄の長嶋茂雄さんを太陽のようなヒマワリと称し、自分自身を対比して月見草にたとえました。

【バッジョ】という国民的英雄の裏に、【シニョーリ】という偉大な選手がいたことを思い出してください。

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Giuseppe Signori, Beppegol [Best Goals]

次回予告

次回は【カルロス・バルデラマ】です。

お楽しみにしてください、またね。

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