【ジーダ】ワールドカップ優勝とマイアミの奇跡の裏立役者【伝説サッカー選手紹介#105】

好きなサッカー選手

どうも、サッカー大好きおっさんのじょのれんです。

今回紹介する伝説のサッカー選手はブラジルの【ジーダ】です。

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生徒
生徒

「 ジーダってウイイレ、イーフットボール、サカつくなどのサッカーゲームでレジェンド枠でよくでてくるけどどんな選手だったの?」

「ジーダの代表チームやクラブチームでの活躍を面白おかしく教えて!!」

と思ったあなたへお届けします。

この記事を読んでいただければ、【ジーダ】のプレースタイルと数値化された6つの能力(オフェンス、ディフェンス、テクニック、パワー、スピード、スタミナ)を知ることが出来ます。

さらに代表チームとクラブチームそれぞれのパートに分けて活躍を知ることでファンになること間違いなしです。

選手プロフィールと下記3つを軸に語っていきますので、5分ほどお時間をください。

  1. プレースタイルと能力【パラメータ】
  2. ワールドカップ優勝とマイアミの奇跡の裏立役者【代表チーム】
  3. 南米と欧州両方でクラブワールドカップ優勝【クラブチーム】

四の五の言わずに実際のプレー動画を見たい皆様はこちらからどうぞ。

プレーを見た後で良いので、記事を読んでいただければ幸いです。

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選手プロフィール

  • 名前:ジーダ
  • 国籍:ブラジル
  • 生年月日:1973年10月7日
  • 身長・体重:195cm85kg
  • 利き足:左足
  • ポジション:ゴールキーパー
  • 代表歴:91試合(0得点)
  • ワールドカップ出場:2002年、2006年

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』ジーダ

クラブ出場(得点)
1992-1993ヴィトーリア24(0)
1994-1998クルゼイロ120(0)
1998-1999ルガーノ0(0)
1999-2000コリンチャンス24(0)
2000-2010ミラン206(0)
2001-2002 コリンチャンス (loan)8(0)
2012ポルトゥゲーザ32(0)
2013グレミオ37(0)
2014-2015インテルナシオナル27(0)
通算478(0)
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プレースタイルと能力【パラメータ】

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【ジーダ】の能力を表すパラメータがこちらです。

  • オフェンス:8
  • ディフェンス:19
  • テクニック:10
  • パワー:18
  • スピード:13
  • スタミナ:11
  • 総合力:79

出典: WORLD CLUB Champion Football セガ

【ジーダ】はサッカーの国ブラジルで産まれます。

ブラジルといえば【ロナウド】【ロマーリオ】【ロナウジーニョ】【カカ】【ネイマール】など攻撃的な選手に枚挙にいとまがありません。

【ロナウド】【ロマーリオ】【ロナウジーニョ】【カカ】に興味のある皆様は下記記事をご覧ください。

ボールをキープして攻め勝つスタイルを好む国民性のため、ゴールキーパーが活躍することは望んでいません。

ゴールキーパーが活躍するイコール攻めまくられているので。

ではなぜ【ジーダ】なのか。

サッカーはゴールをとるゲームであるとともにゴールをとらせないゲームだからです。

攻撃しまくっていても一瞬のすきでカウンターをくらうことはサッカーではよくあります。

そこをきっちり押さえるゴールキーパーが重宝されます。

【ジーダ】は高身長とフィジカルをいかし空中戦に強いです。

シュートへの反応もはやく一対一も強いです。

さらにゴールキーパーが攻撃の起点となる意識も強いです。

素早い判断で精度が高い左足のパントキックと距離の長いスローイングは攻撃のアクセントになります。

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ワールドカップ優勝とマイアミの奇跡の裏立役者【代表チーム】

6試合2失点で優勝に貢献した【1993年ワールドユース選手権】

【ジーダ】のブラジル代表としてのキャリアはワールドユース選手権で幕を開けます。

優勝まで全6試合あり、2失点におさえて優勝に貢献します。

ちなみに、キャプテン翼でワールドユース編が始まったのがこの頃です。

作中ではブラジルが最大のライバルでした。

マイアミの奇跡のゴールマウスに立っていた【1996年アトランタオリンピック】

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【ジーダ】の名前を知らなくても見たことがある人は日本人ならば多いと思います。

なぜならばマイアミの奇跡の当事者だったからです。

マイアミの奇跡とは。

1996年アトランタオリンピックのサッカーでブラジルに日本が勝った試合をさします。

いまも昔もブラジルはサッカー王国。

しかも1994年ワールドカップ優勝しており、若手も育っていました。

【ロナウド】【ジュニーニョ・パウリスタ】【ロベルト・カルロス】以外にオーバーエイジ枠で【ベベト】【リバウド】【アウダイール】と磐石です。

一方日本代表はメキシコオリンピック銅メダル以来の28年ぶりの出場です。

【城彰二】【前園真聖】【中田英寿】など前線にタレントがいましたがブラジル相手には防戦一方でした。

【ロベルト・カルロス】【中田英寿】に興味のある皆様は下記記事をご覧ください。

【川口能活】【松田直樹】など守備陣が奮闘し0対0の時間が続きます。

後半27分に歴史が動きます。

ブラジルのディフェンスラインとゴールキーパーの間のスペースを狙ったロングボールが奇跡を起こします。

【城彰二】がゴール前に走り込むとそれを防ごうとして、【ジーダ】と【アウダイール】が激突してしまいます。

ゴール前にてんてんとこぼれたボールを押し込んだのが【伊東輝悦】です。

虎の子の一点を日本が守りきり、後世に語り継がれるマイアミの奇跡となります。

日本サッカーにおいて、2022年カタールワールドカップまでは【ドーハの悲劇】【マイアミの奇跡】【ジョホールバルの歓喜】が大きな出来事でした。

「カズがショートコーナーでかわされてからのからのヘディング」「伊東輝悦のごっつぁんゴール」「岡野雅行のVゴール」はテレビで何度も見ました。

印象に残るゴールには必ず「点をとられたゴールキーパー」がいます。

【ジーダ】もその一人として日本人の脳裏に刻まれています。

2022年ワールドカップでは「浅野のニア打ち抜きゴール」「堂安の弾丸ミドル」「三笘の1ミリ」などこれまた記憶に残るシュートが生まれました。

ゴールキーパーは悔しいと思いますが何度も何度も放送されます。

難儀なポジションです。

ブラジル5度目の優勝したがピッチに立てなかった【2002年日韓ワールドカップ】

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【ジーダ】は2002年日韓ワールドカップの優勝メンバーです。

ゴールキーパーのポジションは一枠のため最後までピッチに立つことができませんでした。

だからといって優勝に貢献していないかといえばノーです。

WBCの日本代表を見れば一目瞭然です。

試合に出ている選手だけではなく、試合に出れない選手も貢献しています。

レギュラーと控えと言われがちですが、選ばれたメンバー全員の力が結束したときに優勝までの頂にたどり着くのだと思います。

南米と欧州両方でクラブワールドカップ優勝【クラブチーム】

リベルタドーレスカップ優勝【クルゼイロ】

【ジーダ】が伝説的ゴールキーパーと呼ばれるのは代表チームよりクラブチームでの実績が影響しています。。

ポルトガル語で南十字星の意味をもつ「クルゼイロ」では南米ナンバーワングラブを決めるリベルタドーレスカップで優勝します。

怪物【ロナウド】がデビューしたクラブとしても有名で2023年現在、クラブのオーナーです。

クラブワールドカップ優勝【コリンチャンス】

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【ジーダ】の次のクラブタイトルは「クラブワールドカップ」です。

1999年までは南米チャンピオンと欧州チャンピオンが日本で一発勝負するトヨタカップが実質のクラブ世界一決定戦とされてきました。

2000年に南米と欧州以外にも門戸を開き、第一回クラブワールドカップが開催されます。

アジア、アフリカ、中南米、オセアニアも加えて6大陸すべてのクラブの頂点を争います。

グループリーグでは「レアルマドリード」と同じ組になり、2勝1分で勝ち点7で並びます。

得失点差でグループリーグ1位となり決勝進出を決めます。

銀河系軍団の夜明け前の「レアルマドリード」ですが【ラウル】【フィーゴ】【マケレレ】【ロベルト・カルロス】【カシージャス】など攻守にスターが揃っていました。

【ラウル】【フィーゴ】【マケレレ】【カシージャス】に興味のある皆様は下記記事をご覧ください。

決勝では「マンチェスター・ユナイテッド」を倒して上がってきた【ロマーリオ】率いる「ヴァスコ・ダ・ガマ」と戦います。

PK合戦までもつれ込まれた試合で活躍するのが【ジーダ】です。

8回連続PKストップの記録を持っているPK職人【ジーダ】により映えある第一回大会で優勝します。

チャンピオンズリーグ優勝のちクラブワールドカップ優勝【ACミラン】

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【ジーダ】はコリンチャンスでの活躍もありイタリアの名門中の名門「ACミラン」に移籍します。

ただし、最初の2シーズンはイタリア語の問題もありディフェンスラインとの連携が取れず、わずか1試合の出場しかありません。

飛躍の3シーズン目2003-2004年シーズンに名選手でもあり名監督でもある「カルロ・アンチェロッティ監督」の信頼を得てレギュラーの座をつかみます。

【インザーギ】【シェフチェンコ】【ルイ・コスタ】【セードルフ】【ピルロ】【ガットゥーゾ】【ネスタ】【マルディーニ】など伝説の選手たちとともにチャンピオンズリーグで優勝します。

【インザーギ】【シェフチェンコ】【ルイ・コスタ】【セードルフ】【ピルロ】【ガットゥーゾ】【ネスタ】【マルディーニ】に興味のある皆様は下記記事をご覧ください。

ちなみに決勝の相手は同じイタリアの名門「ユベントス」でPK戦の末に勝ちます。

ここでもPK職人【ジーダ】が活躍したのはいうまでもありません。

チャンピオンズリーグ優勝したため、クラブワールドカップ出場したと思いきや、まだ大会が整備されていなかったため、従来の南米と欧州のチャンピオン同士の戦いとなりました。

舞台は、横浜国立競技場で相手は若き【カルロス・テベス】がいたアルゼンチンの「ボカ・ジュニアーズ」です。

ちなみにこの試合は現地で見ました。

【カルロス・テベス】に興味のある皆様は下記記事をご覧ください。

この試合もPK戦までもつれこみます。

【ジーダ】の奮闘むなしく敗者となります。

しかしリベンジの機会が訪れます。

2006-2007年シーズンです。

まずはチャンピオンズリーグで決勝まで進出します。

相手は【ジェラード】率いる因縁の相手「リバプール」。

何が因縁かと言うと、2004-2005年シーズンのチャンピオンズリーグ決勝で3対0のリードから3対3に追いつかれ、PK戦で負けたからです。

【ジーダ】にとってはこの試合もリベンジに燃えていました。

【インザーギ】が決めた2点を守備陣が1点でおさえ2対1で勝利します。

【ジェラード】に興味のある皆様は下記記事をご覧ください。

チャンピオンズリーグ優勝したためクラブワールドカップの舞台にたつことが決定し、リベンジの舞台はととのいました。

相手は前回苦杯をなめた「ボカ・ジュニアーズ」。

結果は4対2で勝利。

見事リベンジを果たします。

まとめ

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いかがでしたでしょうか。

【ジーダ】は代表チームでもクラブチームでもゴールを守り続け、伝説的ゴールキーパーになりました。

ゴールキーパーは酸いも甘いも噛み分けると、経験がにじみ出て安心感と安定感が生まれます。

触れるか触れないか迷いましたが【ジーダ】はインテルとのダービーマッチでトラウマになるある事件に巻き込まれます。

2004-2005年シーズンのチャンピオンズリーグの準々決勝のことでした。

インテルサポーター(サポーターかどうかも怪しい)が発煙筒をピッチに投げ、あろうことか【ジーダ】に直撃します。

没収試合となったこの試合後、【ジーダ】は安定感を失うこととなります。

ピッチ外からの攻撃を受けた経験は、いつ襲われるかわからないので試合に集中しろというのが無理があります。

くしくも2022-2023年シーズンの準決勝でACミラン対インテルが激突します。

熱くなるのはいいですがクリーンな応援合戦をしてほしいものです。

ここではリベンジはいらないです。

【ジーダ】の魅力がうまく語れたかはわかりませんが、なつかしさや興味がわいた皆様は、実際のプレーをみていただければ幸いです。

Dida ● Best Saves Ever ● Milan/Brazil

次回予告

次回は【クリスティアン・キヴ】です。

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