どうも、サッカー大好きおっさんのじょのれんです。
今回紹介する伝説のサッカー選手はオランダの【フィリップ・コクー】です。
Embed from Getty Images「 フィリップ・コクーってウイイレ、イーフットボール、サカつくなどのサッカーゲームでレジェンド枠でよくでてくるけどどんな選手だったの?」
「フィリップ・コクーの代表チームやクラブチームでの活躍を面白おかしく教えて!!」
と思ったあなたへお届けします。
この記事を読んでいただければ、【フィリップ・コクー】のプレースタイルと数値化された6つの能力(オフェンス、ディフェンス、テクニック、パワー、スピード、スタミナ)を知ることが出来ます。
さらに代表チームとクラブチームそれぞれのパートに分けて活躍を知ることでファンになること間違いなしです。
選手プロフィールと下記3つを軸に語っていきますので、5分ほどお時間をください。
- プレースタイルと能力【パラメータ】
- 二つのオランダ黄金時代をまたいだ選手【代表チーム】
- バルセロナの縁の下の力持ち【クラブチーム】
四の五の言わずに実際のプレー動画を見たい皆様はこちらからどうぞ。
プレーを見た後で良いので、記事を読んでいただければ幸いです。
選手プロフィール
- 名前:フィリップ・コクー
- 国籍:オランダ
- 生年月日:1970年10月29日
- 身長・体重:184cm77kg
- 利き足:左足
- ポジション:フォワード、ミッドフィルダー、ディフェンダー
- 代表歴:101試合(10得点)
- ワールドカップ出場:1998年、2006年
年 | クラブ | 出場 | (得点) |
1988-1990 | AZ | 50 | (8) |
1990-1995 | フィテッセ | 137 | (25) |
1995-1998 | PSV | 95 | (31) |
1998-2004 | バルセロナ | 205 | (31) |
2004-2007 | PSV | 94 | (23) |
2007-2008 | アル・ジャジーラ | 17 | (4) |
通算 | 598 | (122) |
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』フィリップ・コクー
プレースタイルと能力【パラメータ】
Embed from Getty Images【フィリップ・コクー】の能力を表すパラメータがこちらです。
- オフェンス:15
- ディフェンス:15
- テクニック:15
- パワー:15
- スピード:15
- スタミナ:18
- 総合力:93
出典: WORLD CLUB Champion Football セガ
【フィリップ・コクー】はタイトルでネタバレしていますがゴールキーパー以外全ポジションできます。
そんなの嘘だろというかもしれないですが本当です。
いまはなきサッカーゲームWCCFのパラメータはそのことを如実にあらわしています。
開発者は選手パラメータを割り振るとき、ディフェンダーならディフェンス、フォワードならオフェンス能力を尖らせて特徴をあらわしたいのですが、【コクー】はすべてできるため悩んだと思います。
そして結論がスタミナ以外の全能力15です。
監督にとっては誰もがほしい究極のオールマイティカードを持っているようなものです。
弱点のポジションに配置するもよし。
強化したいポジションに配置するもよし。
試合中にフォーメーションを変えたい時に選手交代せずに変更もできます。
攻撃的に行きたい時、守備的に行きたい時、バランスをとりたい時、すべて【コクー】がいれば可変できます。
本来、この項目ではミドルシュートがうまいやら的確なパスさばきなどプレーそのものに焦点をあてるのですが、【コクー】をあらわすには足りませんので「オールマイティ」という言葉でかんべんしてください。
二つのオランダ黄金時代をまたいだ選手【代表チーム】
Embed from Getty Images【フィリップ・コクー】はオランダ代表として2度ワールドカップに出場しています。
1998年と2006年です。(2002年日韓ワールドカップは予選敗退のため不出場。)
僕がオランダ代表のファンになったのが1995年ですので、その後の2回に両方とも出場しています。
1998年と2006年の両方に出場しているオランダ代表の選手は【ファン・デル・サール】と【コクー】のみと言う事実も見逃せません。
オランダ代表(アヤックス中心)のファンになったきっかけに興味のある皆様はプロフィールをご覧下さい。
【ファン・デル・サール】に興味のある皆さまは下記記事をご覧ください。
セードルフ世代【1998年フランスワールドカップ】
Embed from Getty Imagesセードルフ世代は僕がかってにつけた世代のことです。
1994-1995年シーズンのチャンピオンズリーグを制したアヤックス世代のことです。
オランダ代表は今も昔もオランダリーグのビッグスリー(アヤックス、PSV、フェイエノールト)出身がほとんどです。
1990年代は特にアヤックス出身が多かったです。
【セードルフ】【クライファート】【ダービッツ】【オーフェルマルス】などなど。
少し先輩に【ベルカンプ】【ファンデルサール】【ロナルド・デ・ブール】【フランク・デ・ブール】などなど。
【セードルフ】【クライファート】【ダービッツ】【オーフェルマルス】【ベルカンプ】【ロナルド・デ・ブール】【フランク・デ・ブール】に興味のある皆さまは下記記事をご覧ください。
1998年ワールドカップ初戦のベルギー戦は先発11人中7人がアヤックス出身です。
逆に言うとアヤックスの戦術にマッチできる選手をあてこむほうがスムーズなチーム作りができます。
ここで【コクー】の出番です。
【コクー】が潤滑油プラスアクセントとなります。
攻撃ではグループリーグの韓国戦とメキシコ戦で先制ゴールをあげました。
そしてオランダ代表は準決勝、怪物【ロナウド】率いるブラジル戦まで駒を進めます。
【ロナウド】に興味のある皆さまは下記記事をご覧ください。
レギュラー左サイドバックの【ニューマン】が出場停止中だったため、名将「ヒディング監督」がオールマイティカードを使います。
【コクー】の左サイドバック起用です。
激闘の末、PK合戦までもつれこみましたが敗退します。
運動量豊富なポジションでありながら全試合フル出場したことをつけくわえさせていただきます。
スナイデル世代(新オランダカルテット)の幕開け【2006年ドイツワールドカップ】
Embed from Getty Imagesスナイデル世代は僕がかってにつけた世代のことです。
【スナイデル】【ファン・デル・ファールト】【ロッベン】【ファン・ペルシー】の四天王を中心とした世代です。
新オランダカルテットといってもいいでしょう。
- ヴェスレイ・スナイデル 両足を駆使したパスとドリブルとミドルシュートが得意
- ロビー・ファン・ペルシー ポストプレーヤー
- アリエン・ロッベン 生粋なドリブラー
- ファン・デル・ファールト トップ下
【スナイデル】【ファン・デル・ファールト】【ロッベン】【ファン・ペルシー】に興味のある皆さまは下記記事をご覧ください。
当時22歳前後の新オランダカルテットが躍動したのはコクーの存在が欠かせません。
それぞれの特徴及び潜在能力をコクーのオールマイティー性能で補完します。
結果はベスト16で終わりますが、2010年準優勝、2014年3位とその後のオランダ代表の礎をコクーが作ったといっても過言ではないでしょう。
ちなみに2006年ワールドカップは現地観戦のニアミスをしています。
グループリーグ一位通過を予想してチケットを購入して現地入りしていましたが、アルゼンチンが一位のため、オランダ代表は見れませんでした。
若き【メッシ】もいたアルゼンチン対メキシコを見れたのでよしとします。
興味のある皆様はプロフィールをご覧ください。
バルセロナの縁の下の力持ち【クラブチーム】
Embed from Getty Images【フィリップ・コクー】は1998年ワールドカップ後にバルセロナに移籍します。
当時の監督はアヤックスをチャンピオンズリーグ優勝に導いたファンファールです。
戦術を浸透させるためにアヤックス出身者が多く加入していました。
そんな中、白羽の矢をたてたのが【コクー】です。
当時の中盤は【グアルディオラ】【コクー】【ルイス・エンリケ】ですきがありません。
前線に【クライファート】【フィーゴ】【リバウド】がいるためコクーのバランス能力が必要不可欠でした。
その後【シャビ】ともコンビを組みます。
【コクー】は在籍6年間のうち3年間、チームの最多出場選手でした。
これはスタメンが多く途中交代が少ないことなので、チームで一番信頼されている証拠です。
ちなみに当時のバルセロナの外国人選手最多出場試合数の記録も保持していました。
【グアルディオラ】【フィーゴ】【シャビ】に興味のある皆さまは下記記事をご覧ください。
まとめ
Embed from Getty Imagesいかがでしたでしょうか。
【フィリップ・コクー】は代表チームでもクラブチームでも様々なポジションで活躍しました。
時には守備的に、時には攻撃的に。
時にはサイドで、時には中央で。
オールマイティー、ポリバレントなど形容すべき言葉は枚挙にいとまがありません。
ただ一つ言えるのは「チームに絶対ほしい選手」であることです。
【フィリップ・コクー】の魅力がうまく語れたかはわかりませんが、なつかしさや興味がわいた皆様は、実際のプレーをみていただければ幸いです。
次回予告
次回は【マティアス・アルメイダ】です。
Embed from Getty Imagesここまでお付き合いしてくださった皆様にサッカー本と漫画の紹介をします。
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