どうも、サッカー大好きおっさんのじょのれんです。
今回紹介する伝説のサッカー選手はフランスの【ダヴィド・トレゼゲ】です。
Embed from Getty Imagesと思っていただいたあなたへお届けします。
ちょいちょいぼくのエピソードも混じっていますが、お付き合いいただければ幸いです。
いきなりですが【ダヴィド・トレゼゲ】にキャッチフレーズをつけます。
ボレーエキスパート
「センタリングなんでもござれ」
なぜこのキャッチフレーズをつけたのか【ダヴィド・トレゼゲ】のすごいぞポイント3つを軸に語っていきますので、しばしお付き合いください。
いち早く実際のプレー動画を見たい皆様はこちらからどうぞ。
プレーを見た後で良いので、記事を読んでいただければ幸いです。
- プレースタイル「ストライカー」
- ユーロ2000のゴールデンゴール
- フランス人セリエA得点王
選手プロフィール
- 名前:ダヴィド・トレゼゲ
- 国籍:フランス
- 生年月日:1977年10月15日
- 身長・体重:190cm80kg
- 利き足:右足
- ポジション:FW(フォワード)
- 主な所属チーム:ASモナコ、ユベントス
- 代表歴:71試合(34得点)
- ワールドカップ出場:1998年、2002年、2006年
年 | クラブ | 出場 | (得点) |
1994-1995 | CAプラテンセ | 5 | (0) |
1995-2000 | ASモナコ | 93 | (52) |
2000-2010 | ユヴェントスFC | 245 | (138) |
2010-2011 | エルクレスCF | 31 | (12) |
2011 | バニーヤースSC | 3 | (0) |
2011-2014 | CAリーベル・プレート | 35 | (16) |
2013-2014 | → ニューウェルズ・オールドボーイズ (loan) | 24 | (7) |
2014 | FCプネー・シティ | 9 | (2) |
【ダヴィド・トレゼゲ】の能力を表すパラメータがこちらです。
- オフェンス:20
- ディフェンス:8
- テクニック:16
- パワー:17
- スピード:16
- スタミナ:14
- 総合力:91
出典: WORLD CLUB Champion Football セガ
出会い
【ダヴィド・トレゼゲ】との出会いは、1998年フランスワールドカップです。
ユベントスで将軍の称号を【プラティニ】から引き継いだ【ジダン】に注目していました。
フランス代表の快進撃は、ベテラン、中堅、若手のバランスが絶妙だったことが要因のひとつで、若手のピースは20歳の【アンリ】と【トレゼゲ】でした。
当時のフランスのフォワードは【パパン】【カントナ】【ジノラ】が抜けて、世代交代の時期で、駒不足が叫ばれていました【アンリ】【トレゼゲ】コンビで解消した記憶があります。】
【プラティニ】【ジダン】【アンリ】【カントナ】について興味のある皆様は下記記事をご覧ください。
Embed from Getty Imagesすごいぞポイント3つ
プレースタイル「ストライカー」
【ダヴィド・トレゼゲ】のプレースタイルは味方のパスを受けてゴールに決める典型的な「ストライカー」です。
【トレゼゲ】は特にダイレクトシュートが得意で、
周りに誰もいないフリーな状態であれば、トラップしてシュート。
周りにディフェンダーで囲まれていれば、高身長と足の長さをいかして右足、左足、ヘディングとその瞬間瞬間で、一番点になりそうなシュートを選択します。
しかもダイレクトシュートです。
その使い分けが至高です。
空中にあるボールをダイレクトでシュートすることを「ボレーシュート」と言いますが、【トレゼゲ】は職人レベルにまで高めました。
丁寧かつ確実にこなします。ゴールという結果で。
ちなみに、【トレゼゲ】は生まれはフランスだが、両親がアルゼンチン人のため、アルゼンチン国籍を持っています。
【トレゼゲ】がもしアルゼンチン国籍を選んでいたら【バティストゥータ】【クレスポ】【トレゼゲ】のスリートップの世界線があったかもしれません。
【バティストゥータ】について興味のある皆様は下記記事をご覧ください。
Embed from Getty Imagesユーロ2000のゴールデンゴール
【ダヴィド・トレゼゲ】のハイライトのひとつはユーロ2000の「ゴールデンゴール」です。
【トレゼゲ】ユーロ2000では控えに甘んじていましたが、決勝戦で見せ場を作ります。
相手はイタリア。
守備は【ネスタ】【カンナバーロ】【マルディーニ】など鉄壁です。
攻撃のタクトは【トッティ】が振るっています。
【ネスタ】【カンナバーロ】【マルディーニ】【トッティ】に興味のある皆さまは下記記事をご覧ください。
試合に戻ります。
イタリアが先制し、フランスは終了間際に追いつく苦しい展開でした。
延長戦に入ってスコアが動かずPK戦にもつれ込むかと思われた瞬間、【トレゼゲ】の得意の「ボレーシュート」が炸裂します。
当時テレビでみていた僕は、シュートを打つ瞬間、時がゆっくりになった記憶があります。
延長後半13分の出来事です。
当時のサッカーのルールは延長戦は前後半15分ずつでしたが、点を決めた瞬間に試合が終了する「ゴールデンゴール」方式を採用していました。
すなわち、「決勝戦のゴールデンゴール」は優勝決定ゴールになります。
日本でなじみのあるゴールデンゴールは1998年ワールドカップ予選の野人こと【岡野雅行】選手のゴールです。
ゴール即ワールドカップ初出場という劇的なドラマでした。
今は、なんやかんやでこのルールは撤廃されています。
Embed from Getty Imagesフランス人セリエA得点王
【ダヴィド・トレゼゲ】は2001ー2002シーズンのイタリアセリエAの得点王です。
【トレゼゲ】はユベントスに所属していました。
【ジダン】はレアル・マドリーに移籍しましたが、【デルピエロ】【ネドベド】【ザンブロッタ】【ダービッツ】【タッキナルディ】【テュラム】【ブッフォン】など攻守に隙がない布陣でした。
そしてユベントスは優勝し【トレゼゲ】は得点王でありにMVPにもなりました。
当時、WCCFというカードゲームが流行っており、【トレゼゲ】のカードはキラカードとよばれる「MVP」と「得点王」の2つが存在していました。
特に「MVP」のキラカードはかなり高騰していたと記憶しています。
【デルピエロ】【ネドベド】【ザンブロッタ】【ダービッツ】【テュラム】【ブッフォン】に興味のある皆さまは下記記事をご覧ください。
話を戻します。
セリエAのフランス人得点王は【プラティニ】までさかのぼります。
さらに【トレゼゲ】以降はセリエAでフランス人の得点王は現れていません。
フランス以外の5大リーグ(イングランド、スペイン、ドイツ、イタリア)のフランス人得点王の場合、前述した【プラティニ】【トレゼゲ】以外に【アンリ】【アネルカ】が該当します。
【アンリ】は2001-2002、2003-2004、2004-2005、2005-2006の4回、【アネルカ】は2008-2009の1回、プレミアリーグで得点王となっています。
2021-2022シーズンでようやく、5人目の得点王として【ベンゼマ】が名を連ねます。
この記事を書いている時に、チャンピオンズリーグ優勝が決まりました。おめでとう。
【エムバペ】は6人目のポテンシャルは十分すぎるほどありますが、フランスリーグから外にでないことには「井の中の蛙、大海を知らず」になりかねません。
Embed from Getty Imagesまとめ
いかがでしたでしょうか。
【ダヴィド・トレゼゲ】は「ボレーシュートエキスパート」です。
ストライカーらしく、どんと構えてきたボールをひたすらゴールします。
どんなセンタリングでも構いません。
【ダヴィド・トレゼゲ】の魅力がうまく語れたかはわかりませんが、なつかしさや興味がわいた皆様は、実際のプレーをみていただければ幸いです。
次回予告
次回は【ポール・スコールズ】です。
お楽しみにしてください、またね。
Embed from Getty Imagesここまでお付き合いしてくださった皆様にサッカー本と漫画の紹介をします。
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