どうも、サッカー大好きおっさんのじょのれんです。
今回紹介する伝説のサッカー選手はポルトガルの【ルイス・フィーゴ】です。
Embed from Getty Images「 ルイス・フィーゴはどんな選手?」
「ルイス・フィーゴのエピソード教えて!」
と思っていただいたあなたへお届けします。
ちょいちょいぼくのエピソードも混じっていますが、お付き合いいただければ幸いです。
いきなりですが【ルイス・フィーゴ】にキャッチフレーズをつけます。
変幻自在のドリブラー
「重心ずらして相手は棒立ち」
なぜこのキャッチフレーズをつけたのか【ルイス・フィーゴ】のすごいぞポイント3つを軸に語っていきますので、しばしお付き合いください。
いち早く実際のプレー動画を見たい皆様はこちらからどうぞ。
プレーを見た後で良いので、記事を読んでいただければ幸いです。
- プレースタイル「ドリブラー」
- バルセロナからレアルへの禁断の移籍
- ゴールデンエイジ「1972年世代」
選手プロフィール
- 名前:ルイス・フィーゴ
- 国籍:ポルトガル
- 生年月日:1972年11月4日
- 身長・体重:180cm75kg
- 利き足:右足
- ポジション:MF(ミッドフィルダー)、FW(フォワード)
- 主な所属チーム:スポルティング・リスボン、バルセロナ、レアルマドリード、インテル
- 代表歴:127試合(34得点)
- ワールドカップ出場:2002年、2006年
年 | クラブ | 出場 | (得点) |
1989-1995 | スポルティングCP | 137 | (16) |
1995-2000 | FCバルセロナ | 172 | (30) |
2000-2005 | レアル・マドリード | 164 | (38) |
2005-2009 | インテル・ミラノ | 105 | (9) |
【ルイス・フィーゴ】の能力を表すパラメータがこちらです。
- オフェンス:18
- ディフェンス:8
- テクニック:19
- パワー:15
- スピード:17
- スタミナ:15
- 総合力:92
出典: WORLD CLUB Champion Football セガ
出会い
【ルイス・フィーゴ】との出会いは、アヤックスと無関係ではありません。
アヤックスはチャンピオンズリーグを優勝した1995年以降、ビッグクラブに次々と選手を引き抜かれます。
オランダトリオがいたACミランと【ヨハン・クライフ】がいたバルセロナはクラブ間のつながりがあり顕著でした。
そして好きな選手が次々とバルセロナに移籍するので、必然的にバルセロナの試合を見る機会が増えました。
そんな中、【ルイス・フィーゴ】と出会います。
記憶の中で申し訳ないですが、ブラジルの【ロナウド】全盛期の1996-97年シーズンではなく、【パトリック・クライファート】【リバウド】との3トップ時代だったと思います。
【ロナウド】【クライファート】【リバウド】に興味のある皆さまは下記記事をご覧ください。
Embed from Getty Imagesすごいぞポイント3つ
プレースタイル「ドリブラー」
【ルイス・フィーゴ】のプレースタイルは「ドリブラー」です。
「ドリブラー」は大きく分けると2つに分かれます。
「スピード重視派」と「テクニック重視派」です。
【フィーゴ】は圧倒的に「テクニック重視派」です。
単純なスピードはありませんが、緩急とテクニックで相手を置き去りにすることができます。
低い重心とボディバランスも相まって、相手に当たられても全然倒れません。
テクニックもありながら重戦車的でもあります。
【フィーゴ】はドリブルの最中にすきあらばシュートも放ちますので、手をつけられません。
「ドリブラー」でありながら欧州最優秀選手の「バロンドール」を受賞しているのは【フィーゴ】だけであることが何よりの証明です。
さかのぼっても1987年のポルトガルの先輩【フットレ】の2位が最高です。
Embed from Getty Imagesバルセロナからレアルへの禁断の移籍
【ルイス・フィーゴ】がスポルティング・リスボンからバルセロナに移籍したのは1995年です。
当時のバルセロナはドリームチームからの過渡期でした。
【ロマーリオ】【フリスト・ストイチコフ】【ミカエル・ラウドルップ】はもういません。
しかし、【リバウド】【クライファート】と3トップを組みバルセロナは復活します。
そんな中、禁断の移籍が成立します。
バルセロナからレアル・マドリードへの移籍です。
スポーツ界ではライバルチームへの移籍はありえないという「暗黙のルール」があります。
特に大物選手は騒動になります。
有名なエピソードとして、【フィーゴ】がバルセロナの本拠地「カンプノウスタジアム」でコーナーキックを蹴る時に、ゴミやペットボトル、さらに子豚の頭まで投げつけられています。
そんな苦境を乗り越え、銀河系軍団を【ラウル・ゴンサレス】【ロベルト・カルロス】【ジネディーヌ・ジダン】【ロナウド】と形成することとなります。
結果的には、【フィーゴ】はバルセロナ時代に獲得できなかったチャンピオンズリーグを、レアル・マドリードで獲得することとなります。
【ロマーリオ】【ストイチコフ】【ラウドルップ】【ラウル】【ロベルト・カルロス】【ジダン】に興味のある皆さまは下記記事をご覧ください。
ゴールデンエイジ「1972年世代」
【ルイス・フィーゴ】の1972年生まれのポルトガルの黄金世代「ゴールデンエイジ」の一人です。
後に、【小野伸二】を筆頭に日本の1979年生まれの選手を「ゴールデンエイジ」と呼ぶのはポルトガル黄金世代のオマージュになります。
ある年に才能が固まる場合、必ず突き抜けた選手がいて「追いつき追い越せ」で他の選手の能力が底上げされる傾向にあるように思えます。
野球で言うと、「松坂世代」「マー君世代」などがそうです。
ポルトガル黄金世代は【ルイ・コスタ】を筆頭に、【ルイス・フィーゴ】【パウロ・ソウザ】など人材の宝庫で1991年にワールドユース優勝をはたしています。
しかし、そんな黄金世代はポルトガルだけではありませんでした。
1972年生まれにはバロンドールを獲得した選手が4名おり、世界的にみても「ゴールデンエイジ」です。
【ジネディーヌ・ジダン】【フィーゴ】【リバウド】【パベル・ネドベド】の4人です。
特に【ジダン】率いるフランスはポルトガルの前に立ちはだかります。
ユーロ2000の準決勝でポルトガルはフランスに負けました。
2006年ドイツワールドカップも準決勝でポルトガルはフランスに負けました。
タラレバですが【クリスティアーノ・ロナウド】が10年いや5年早く生まれていれば、ポルトガルがワールドカップ優勝していた時間軸があったのかもしれません。
【ルイ・コスタ】【ネドベド】に興味のある皆さまは下記記事をご覧ください。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
【ルイス・フィーゴ】は唯一無二の「ドリブラー」です。
緩急と圧倒的なテクニックを前に、相手選手は重心がずれて、ただただ棒立ちになっているようにさえ見えます。
「変幻自在のドリブラー」は【フィーゴ】に最もふさわしい言葉ではないでしょうか。
タイプは違いますがドリブルを得意とする【三笘薫】、【久保建英】がワールドクラスの階段を登ることを期待します。
【ルイス・フィーゴ】の魅力がうまく語れたかはわかりませんが、なつかしさや興味がわいた皆様は、実際のプレーをみていただければ幸いです。
次回予告
次回は【クラウディオ・ロペス】です。
お楽しみにしてください、またね。
Embed from Getty Imagesここまでお付き合いしてくださった皆様にサッカー本と漫画の紹介をします。
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