どうも、サッカー大好きおっさんのじょのれんです。
今回紹介する伝説のサッカー選手はブラジルの【リバウド】です。
Embed from Getty Images「リバウドってウイイレ、イーフットボール、サカつくなどのサッカーゲームでレジェンド枠でよくでてくるけどどんな選手だったの?」
「リバウドの代表チームやクラブチームでの活躍を面白おかしく教えて!!」
と思ったあなたへお届けします。
この記事を読んでいただければ、【リバウド】のプレースタイルと数値化された6つの能力(オフェンス、ディフェンス、テクニック、パワー、スピード、スタミナ)を知ることが出来ます。
さらに代表チームとクラブチームそれぞれのパートに分けて活躍を知ることでファンになること間違いなしです。
選手プロフィールと下記3つを軸に語っていきますので、5分ほどお時間をください。
- プレースタイルと能力【パラメータ】
- ロナウドとロナウジーニョで3R結成【代表チーム】
- バルセロナで活躍しバロンドール獲得【クラブチーム】
四の五の言わずに実際のプレー動画を見たい皆様はこちらからどうぞ。
プレーを見た後で良いので、記事を読んでいただければ幸いです。
選手プロフィール
- 名前:リバウド
- 国籍:ブラジル
- 生年月日:1972年4月19日
- 身長・体重:185cm75kg
- 利き足:左足
- ポジション:ミッドフィルダー、フォワード
- 代表歴:74試合(35得点)
- ワールドカップ出場:1998年、2002年
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』リバウド
年 | クラブ | 出場 | (得点) |
1991-1992 | サンタクルス | 4 | (6) |
1992-1994 | モジミリン | 0 | (0) |
1993-1994 | →コリンチャンス (loan) | 19 | (11) |
1994-1996 | パルメイラス | 45 | (21) |
1996-1997 | デポルティーボ・ラ・コルーニャ | 41 | (21) |
1997-2002 | バルセロナ | 157 | (86) |
2002-2004 | ミラン | 22 | (5) |
2004 | →クルゼイロ (loan) | 11 | (0) |
2004-2007 | オリンピアコス | 70 | (34) |
2007-2008 | AEKアテネ | 35 | (12) |
2008-2010 | ブニョドコル | 53 | (33) |
2010-2011 | モジミリン | 0 | (0) |
2011 | →サンパウロ (loan) | 30 | (5) |
2012 | カブスコルプ | 21 | (11) |
2013 | サンカエターノ | 7 | (0) |
2014 | モジミリン | 1 | (0) |
プレースタイルと能力【パラメータ】
Embed from Getty Images【リバウド】の能力を表すパラメータがこちらです。
- オフェンス:20
- ディフェンス:6
- テクニック:19
- パワー:16
- スピード:17
- スタミナ:15
- 総合力:93
出典: WORLD CLUB Champion Football セガ
【リバウド】の偉大さをあらわすには一言では足りません。
- 繊細なボールタッチ
- 豪快なミドルシュート
- 柔らかなトラップ
- アクロバティックなボレーやオーバーヘッドキック
- 相手の意表を突くスルーパス
- 相手の意表を突くラボーナキック
- そして屈強なフィジカル
ブラジルでもトップクラスのテクニックにフィジカルが加われば鬼に金棒。
キャプテン翼の主人公である「翼くん」が当時【リバウド】が在籍していた「バルセロナ」に移籍したのは必然なのかもしれません。
ロナウドとロナウジーニョで3R結成【代表チーム】
準優勝に終わった1998年フランスワールドカップ
Embed from Getty Images【リバウド】はブラジルの代表として2度のワールドカップに出場しています。
1度目は日本が初出場したフランスワールドカップです。
当時のブラジルは前回大会王者であり、怪物【ロナウド】、プレワールドカップで衝撃のフリーキックを炸裂させた【ロベルト・カルロス】、Jリーグで活躍した【ドゥンガ】や【レオナルド】など優勝候補筆頭にふさわしいメンバーが揃っていました。
そんな中でブラジルの栄光の10番を背負ったのが【リバウド】です。
【リバウド】はグループリーグはすべて先発出場し、一得点を決め、2勝1敗で首位通過します。
ベスト16ではチリと対戦し、【サラス】に1点決められますが、横浜フリューゲルスでも活躍した【サンパイオ】の2得点とエース【ロナウド】の2得点で4対1で快勝します。
ベスト8のデンマーク戦は激闘でした。
鉄壁のゴールキーパー【ピーター・シュマイケル】と【ミカエル・ラウドルップ】と【ブライアン・ラウドルップ】のラウドルップ兄弟が主力のチームです。
先制点はデンマークの【ヨルゲンセン】、返す刀でブラジルの【べべット】が同点弾。
そして【リバウド】が勝ち越し点を決めますが、今度はデンマークの【ブライアン・ラウドルップ】が同点弾を決めます。
どちらが均衡を破るかというところでまたもや【リバウド】が決めます。
結果3対2でブラジルが準決勝にコマを進めます。
相手はオランダ。
「アヤックス好き」の僕が日本の次に応援しているチームです。
オランダ目線で見ていたので【パトリック・クライファート】の終了間際の同点ゴールはしびれました。
結果はPK戦でブラジルが勝ち、2大会連続で決勝進出します。
開催国フランスの将軍【ジネディーヌ・ジダン】の活躍に屈し、3対0で負けブラジルは準優勝に終わります。
【ロナウド】【ロベルト・カルロス】【ドゥンガ】【レオナルド】【サラス】【ピーター・シュマイケル】【ミカエル・ラウドルップ】【クライファート】【ジダン】に興味のある皆様は下記記事をご覧ください。
5度目のチャンピオンに導いた2002年日韓ワールドカップ
Embed from Getty Images【リバウド】はフランスワールドカップから4年後にリベンジの機会が訪れます。
結果から言うとブラジルは5度目のワールドカップチャンピオンになります。
その主役が3Rです。
3Rとブラジル代表の攻撃ユニット【ロナウド】【リバウド】【ロナウジーニョ】の頭文字Rを取って名付けられました。
優勝からさかのぼること4年前は、決勝戦直前に【ロナウド】の体調不良もあり、【ジダン】率いるフランス代表に敗れています。
【ロナウド】はブラジル国民全員のプレッシャーを1人で抱え込んだともいわれています。
寡黙で控えめ性格な【リバウド】、いつも明るく楽しくプレーする【ロナウジーニョ】は技術的にも精神的にも【ロナウド】への国民のプレッシャーを軽減しました。
さらに控えに【カカ】がいます。
3R+【カカ】のバロンドールカルテットが同じチームにいたという事実が当時のブラジル代表の凄まじさを物語っています。
昨今のブラジル代表は【ネイマール】が飛び抜けているため、ブラジル国民のプレッシャーが分散されずは一人に集中しすぎて、悪循環になっているのかもしれません。
【ロナウジーニョ】【カカ】に興味のある皆様は下記記事をご覧ください。
バルセロナで活躍しバロンドール獲得【クラブチーム】
才能をいかんなく発揮した【バルセロナ】
Embed from Getty Images【リバウド】のヨーロッパデビューはスペインリーグの「デポルティーボ・ラ・コルーニャ」です。
【リバウド】はパサーとしてだけではなくストライカーとしての一面も見せ21得点を決め、1997-1998年シーズンに「バルセロナ」へ移籍することとなります。
移籍初年度からいきなり活躍します。
リーグ戦34試合で19得点でリーグタイトルを4シーズンぶりに奪取。
国内カップでも優勝します。
1998-1999年シーズンも【リバウド】の猛威はおさまりません。
リーグ戦37試合で21得点でリーグ連覇します。
ポストプレーヤー【クライファート】、ドリブラー【ルイス・フィーゴ】、レジスタ【ジョゼップ・グアルディオラ】、ユーティリティプレーヤー【フィリップ・コクー】、最終ラインからの高精度パスを供給する【フランク・デ・ブール】、クラッシャー【カルレス・プジョル】など一芸に秀でた選手がそろっており【リバウド】の左足から魔法をかけるのにはうってつけの環境であったことも見逃せません。
1999年はブラジル代表としてコパ・アメリカで優勝に導いたこともあり、【リバウド】はバロンドールに輝きます。
【リバウド】の前の受賞者は【ジダン】、後の受賞者は【フィーゴ】で全員1972年生まれです。
ちなみに、その後【パベル・ネドベド】も受賞し、1972年生まれだけで4人もバロンドールを排出しているため、黄金世代とも呼ばれています。
【フィーゴ】【グアルディオラ】【コクー】【フランク・デ・ブール】【プジョル】【ネドベド】に興味のある皆様は下記記事をご覧ください。
まとめ
Embed from Getty Imagesいかがでしたでしょうか。
【リバウド】はブラジルでも1972年生まれでも周りに偉大な選手が大勢いる中でも埋もれることなく活躍しました。
そして、ブラジルバロンドールカルテットの一人となり、1972年生まれバロンドールカルテットの一人となりました。
日本代表にも【久保建英】【堂安律】など左利きのファンタジスタがいます。
常にリーグで10得点以上を決める得点力が備わった時、日本代表の10番をつけ、本物のキャプテン翼のようになると思います。
【リバウド】の魅力がうまく語れたかはわかりませんが、なつかしさや興味がわいた皆様は、実際のプレーをみていただければ幸いです。
次回予告
次回は【ルート・フリット】です。
Embed from Getty Imagesここまでお付き合いしてくださった皆様にサッカー本と漫画の紹介をします。
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