伝説サッカー選手紹介#41【フランク・デ・ブール】レフティスナイパー「後方支援を任せろ」

好きなサッカー選手

どうも、サッカー大好きおっさんのじょのれんです。

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今回紹介する伝説のサッカー選手はオランダの【フランク・デ・ブール】です。

生徒
生徒

「フランク・デ・ブールはどんな選手?」

「フランク・デ・ブールのエピソード教えて!」

と思っていただいたあなたへお届けします。

ちょいちょいぼくのエピソードも混じっていますが、お付き合いいただければ幸いです。

いきなりですが【フランク・デ・ブール】にキャッチフレーズをつけます。

じょのれん
じょのれん

レフティスナイパー

「後方支援を任せろ」

なぜこのキャッチフレーズをつけたのか【フランク・デ・ブール】のすごいぞポイント3つを軸に語っていきますので、しばしお付き合いください。

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選手プロフィール

  • 名前:フランク・デ・ブール
  • 国籍:オランダ
  • 生年月日:1970年5月15日
  • 身長・体重:180cm76kg
  • 利き足:左足
  • ポジション:DF(ディフェンダー)
  • 主な所属チーム:アヤックス、バルセロナ
  • 代表歴:112試合(13得点)
  • ワールドカップ出場:1994年、1998年
クラブ出場(得点)
1988-1999オランダの旗 アヤックス328(29)
1999-2003スペインの旗 バルセロナ143(5)
2003-2004トルコの旗 ガラタサライ19(2)
2004スコットランドの旗 レンジャーズ15(2)
2004-2005カタールの旗 アル・ラーヤン16(5)
2005-2006カタールの旗 アル・シャマル1(0)
通算519(43)

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出会い

【フランク・デ・ブール】との出会いは1994-95シーズンのアヤックス快進撃時代にさかのぼります。

ACミランから帰還した【ライカールト】や【ベルカンプ】の後継者【リトマネン】、近代ゴールキーパーの元祖【ファン・デル・サール】たちと一緒にアヤックスはチャンピオンズリーグ優勝を果たします。

詳しくはプロフィールで語っていますので、興味のある皆さまはご覧ください。

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すごいぞポイント3つ

プレースタイル「フリーキックとロングパス」

【フランク・デ・ブール】のプレースタイルの特徴としてキックの精度は欠かせません。

守備がメインのディフェンダーでありながらフリーキックを任せられることは、【フランク・デ・ブール】が「いかにチームメイトから信頼をえているか」の証拠です。

しかも、チャンピオンズリーグで優勝する実力のあるチームの中でのことです。

さらに【フランク・デ・ブール】のキックの精度はフリーキック以外でも活かされます。

フォワードへのロングパスです。

【フランク・デ・ブールの】強烈な印象が残るロングパスは、1998年フランスワールドカップの対アルゼンチン戦のベルカンプへのパスです。

ピッチを対角線に横断するパスは、【ベルカンプ】の絶妙なトラップとあいまって、一つの芸術品であり伝説となっています。

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左利きのセンターバック

【フランク・デ・ブール】は左利きのセンターバックです。

サッカー界ではいまなお「希少種」とされているため重宝されます。

生徒
生徒

なんで重宝されるの?

先生
先生

まずは右利きと左利きの選手の「ボールを蹴る位置を想像」してみて。

生徒
生徒

右利きの場合は「右足の少し前」、左利きの場合は「左足の少し前」ですね。

先生
先生

そうです。利き足で蹴りやすい位置にボールを置こうとするよね。

次に「ボールをドリブルで運ぶ場面を想像」してみて。

生徒
生徒

ディフェンダーはボールを奪われるリスクを少なくするため、外へ外へドリブルします。

先生
先生

いい答えですね。すると矛盾がひとつ発生します。

右利きの選手が左サイドでボールを持つと、右足を使うと内へ内へのほうが本来ドリブルがしやすいのですが、リスクを避けるため外へドリブルをせざるをえません。

そして、慌てた選手は逆足の左足で精度の低いパスを出してしまうのです。

もちろん、プロなので逆足といっても一定水準のパスは出せますが、流れるパスワークは望めません。

生徒
生徒

なるほど。矛盾の解決方法はなんですか?

先生
先生

左利きのセンターバックがその矛盾点を解決してくれます。

外へ外へボールを運びながら、斜めに横断するロングパスがスムーズにだせることで、ピッチを広く使うことができるのです。

監督の戦術の幅も広がります。

【フランク・デ・ブール】以外で左利きのセンターバックは、ルーマニアの【クリスティアン・キヴ】がいました。

【キブ】は同じアヤックス出身の【スナイデル】と一緒にインテルで「国内リーグ、国内カップ、チャンピオンズリーグ」の3冠を達成しました。

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双子「ロナルド・デ・ブール」

【フランク・デ・ブール】は僕の中で元祖双子サッカー選手です。

しかも、どちらもオランダ代表で活躍しています。

【ロナルド・デ・ブール】は【フランク・デ・ブール】と違って右利きです。

【フランク・デ・ブール】は守備ポジションはゴールキーパー以外全てでき、【ロナルド・デ・ブール】は攻撃ポジションは全てできます。

二人が「フュージョン」すれば完全体のフットボーラーができるかも知れません。

尚、オランダ代表でのゴール数はどちらも13得点です。

偶然なのか、双子ならでは必然なのかは知る由もありません。

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まとめ

いかがでしたでしょうか。

【フランク・デ・ブール】はディフェンダーの攻撃力を認識させてくれた選手です。

「フリーキック」であれ「ロングパス」であれ、チームの最後方の選手に攻撃力があれば、チームの総合力も必然と上がります。

後方支援をしながら、得意の左足で虎視眈々とゴールを狙うさまはまさに、「レフティスナイパー」です。

日本代表に左利きのセンターバックが現れれば、大きく歴史が動き始めると信じています。

【フランク・デ・ブール】の魅力がうまく語れたかはわかりませんが、なつかしさや興味がわいた皆様は、実際のプレーをみていただければ幸いです。

TOP 10 GOALS – Frank de Boer | Free Kicks

次回予告

次回は【フランチェスコ・トッティ】です。

お楽しみにしてください、またね。

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ここまでお付き合いしてくださった皆様にサッカー本と漫画の紹介をします。

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