どうも、サッカー大好きおっさんのじょのれんです。
今回紹介する好きなサッカー選手はスペインの【ジョゼップ・グアルディオラ】です。
いきなりですが【グアルディオラ】にキャッチフレーズをつけます。
ドリームコンパス
なぜこのキャッチフレーズをつけたのか【ジョゼップ・グアルディオラ】のすごいぞポイント3つを軸に語っていきますので、しばしお付き合いください。
- ドリームチーム
- 【シャビ】への伝授
- イタリアの冒険
選手プロフィール
- 名前:ジョゼップ・グアルディオラ
- 国籍:スペイン
- 生年月日:1971年1月18日
- 身長・体重:180cm76kg
- 利き足:右足
- ポジション:MF(ミッドフィルダー)
- 主な所属チーム:バルセロナ、ブレシア
- 代表歴:47試合(5得点)
- ワールドカップ出場:1994年
【ジョゼップ・グアルディオラ】の能力を表すパラメータがこちらです。
- オフェンス:14
- ディフェンス:13
- テクニック:18
- パワー:14
- スピード:11
- スタミナ:14
- 総合力:84
出典: WORLD CLUB Champion Football セガ
出会い
【ジョゼップ・グアルディオラ】との出会いはゲームです。
今のサッカーゲームは横スクロールが一般的ですが、ぼくが【グアルディオラ】と出会ったゲームは縦スクロールのサッカーゲームでした。
1990年にPCエンジンから発売された「フォーメーションサッカー」です。
スペイン代表に「ゲルオラ」という選手がおり、能力が高かった記憶があります。
資料がないので間違っていたらすいません。
昔のゲーム機は、選手名が長い選手は4文字以内に短縮せざるをえないため、【グアルディオラ】が「ゲルオラ」になりました。
ファミスタでいうところの「クロマティ」が「くろまて」、「北別府」が「きたへふ」みたいなかんじです。
ちなみに、「フォーメーションサッカー」が発売された1990年は【グアルディオラ】がまだ19歳ですので、ゲームメーカーの「ヒューマン」の開発者が【グアルディオラ】のファンなのではとにらんでいます。
Embed from Getty Imagesすごいぞポイント3つ
ドリームチーム
【ジョゼップ・グアルディオラ】のプレー開始時期はバルセロナを【ヨハン・クライフ】監督を率いて「ドリームチーム」と呼ばれた時期とリンクしています。
【グアルディオラ】が21歳の時、【クーマン】【ラウドルップ】【ストイチコフ】とともに1991-92年チャンピオンズカップを制しています。
当時は外国人枠があるため、スペイン人8名+外国人3名の編成になります。
必然的に、一昔前のJリーグのようにチームの要は外国人が担うことになります。
特に、フォワードは癖だらけの【ストイチコフ】がいます。
いかすもころすも、司令塔しだいです。
しかも、操るだけの信頼と技術が必要です。
まさしくそれが【グアルディオラ】です。
【グアルディオラ】はバルサの下部組織のラ・マシアには13歳から加入し、バルサ一筋でトップチームまでかけあがり、確かな技術と戦術、さらにキャプテンシーまで持ち合わせています。
当時はレジスタという言葉は日本では使われていませんでしたが、【グアルディオラ】は近代でも通じるレジスタです。
【グアルディオラ】が監督しても偉大になりドリームチーム製造機となっている背景は【クライフ】の指導の恩恵ともに、「くせだらけの選手をピッチ上で操った経験がものをいっている」とにらんでいます。
【シャビ】への伝授
【ジョゼップ・グアルディオラ】のプレースタイルは一言でいうと「レジスタ」です。
一昔前は守備的ミッドフィルダーと呼ばれる位置から、以下の特徴をいかして攻撃のリズムをつくります。
- 長短精度の高いパス
- 広い視野
- 正確なポジショニング
- 状況判断能力
- シンキングスピード
【グアルディオラ】の特徴で白眉(最も優れていること)は「シンキングスピード」です。
「相手の状況」や「味方の状況」、「点差」や「時間帯」など、状況によって何が一番効果的かは時々刻々変わります。
【グアルディオラ】は一瞬で「状況を判断」し、さらにそれを「正確なポジショニング」「広い視野」「長短精度の高いパス」を味方に届けます。
あまりに無駄がないため、【グアルディオラ】は目立ちませんが、潤滑油としては最高の存在です。
この系譜はバルセロナに脈々と受け継がれますが、色濃く受け継いだのが現役時代が重複している【シャビ】です。
【シャビ】もユース時代からバルセロナ一筋でラ・マシアで育った選手の一人です。
【メッシ】【ロナウジーニョ】【エトー】など色々なタイプの選手にパスを送り続けた【シャビ】も【グアルディオラ】同様にシンキングスピードが長けた選手であることは偶然ではないのだと思います。
イタリアの冒険
【ジョゼップ・グアルディオラ】は2001年に長年所属したバルセロナを離れイタリアのブレシアに移籍します。
移籍の決め手は【ロベルト・バッジョ】と名称マッツォーネ監督の存在と言われています。
結果的には、怪我の影響もあり【バッジョ】とのプレーは短いものとなりました。
しかし、スペインの「攻撃的の戦術」に対して、イタリアは「守備の戦術」が非常に長けていますので、【グアルディオラ】の短いイタリアの経験は、「規律と自由の融合」と言う点でのちに監督になるときに大きな財産となります。
さらに、【グアルディオラ】の怪我により、レジスタのポジションが空白となり同時期にレンタル移籍していた本来ファンタジスタの【ピルロ】をマッツォーネ監督が苦肉の策でレジスタで起用します。
間接的ですが【ピルロ】のレジスタ覚醒に【グアルディオラ】が関わっているのも運命なのかも知れません。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
【ジョゼップ・グアルディオラ】はチームの中心に置くと個性的な選手がいても円滑に動き出します。
しかも、単純に方向を示すだけでなく、魅力あるチームに牽引します。
まさに「ドリームコンパス」です。
今は監督となりましたが、それでも「ドリームコンパス」としての資質は衰えるどころか、成長し続けています。
サッカーの未来は【グアルディオラ】のチームを見れば、どこに到達するのかわかるのかも知れません。
【ジョゼップ・グアルディオラ】の魅力がうまく語れたかはわかりませんが、なつかしさや興味がわいた皆様は、実際のプレーをみていただければ幸いです。
次回予告
次回はブラジルの【ロナウド】です。
お楽しみにしてください、またね。
ここまでお付き合いしてくださった皆様にサッカー本と漫画の紹介をします。
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