どうも、サッカー大好きおっさんのじょのれんです。
今回紹介する好きなサッカー選手はブラジルの【ロナウジーニョ】です。
いきなりですが【ロナウジーニョ】にキャッチフレーズをつけます。
スマイルボーイ
なぜこのキャッチフレーズをつけたのか【ロナウジーニョ】のすごいぞポイント3つを軸に語っていきますので、しばしお付き合いください。
- ボールは友達とやじろべえ
- 3Rのムードメーカー
- メッシの師匠
選手プロフィール
- 名前:ロナウジーニョ
- 国籍:ブラジル
- 生年月日:1980年3月21日
- 身長・体重:182cm80kg
- 利き足:右足
- ポジション:MF(ミッドフィルダー)、FW(フォワード)
- 主な所属チーム:パリ・サンジェルマン、バルセロナ、ACミラン
- 代表歴:97試合(33得点)
- ワールドカップ出場:2002年、2006年
年 | クラブ | 出場 | (得点) |
---|---|---|---|
1998-2001 | グレミオ | 52 | (19) |
2001-2003 | パリ・サンジェルマン | 55 | (17) |
2003-2008 | バルセロナ | 145 | (70) |
2008-2011 | ミラン | 76 | (20) |
2011-2012 | フラメンゴ | 33 | (15) |
2012-2014 | アトレチコ・ミネイロ | 48 | (16) |
2014 | ケレタロ | 25 | (8) |
2015 | フルミネンセ | 7 | (0) |
通算 | 432 | (167) |
【ロナウジーニョ】の能力を表すパラメータがこちらです。
- オフェンス:19
- ディフェンス:8
- テクニック:20
- パワー:14
- スピード:19
- スタミナ:18
- 総合力:98
出典: WORLD CLUB Champion Football セガ
出会い
【ロナウジーニョ】との出会いは、2002年日韓ワールドカップです。
ブラジル代表は怪物【ロナウド】が全盛期で優勝候補の一角にあげられ、他にも超絶テクニシャンがいるという事でした。
それが【ロナウジーニョ】です。
すごいぞポイント3つ
ボールは友達とやじろべえ
【ロナウジーニョ】のプレースタイルはキャプテン翼の有名な言葉「ボールは友達」を体現しています。
ボールと戯れるように下記プレーをします。
- 笑顔でボールタッチ
- ノールックパス
- 高速シザースドリブル
- エラシコ
- 肩トラップ
- ループシュート
【ロナウジーニョ】はブラジル生まれで、サンバのリズムとカポエラのリズム(ジンガ)を持ち合わせています。
足元の技術と独特のリズムで相手の逆をつき、いとも簡単にパス、ドリブル、シュートを決めます。
しかし、【ロナウジーニョ】のプレー映像を見ると、足元以外に腕全体の動きが他の選手と違います。
相手を幻惑するフェイントは肩でしたり、ドリブルで抜き去った後の推進は腕も使うことで、一瞬で置き去りにしています。
その姿は「やじろべえ」を彷彿とします。
「やじろべえ」はつっつくと、意外な方向にゆれたり、倒れそうで倒れません。
ゆれるリズムは独特で推す角度や押す力で、再現できません。
まさに、サンバとジンガのリズムを両腕と体全体でバランスをとりプレーする【ロナウジーニョ】のプレーそのものです。
伝説のシュートが生まれたのも必然かもしれません。
2005年3月に行われたチャンピオンズリーグのチェルシー戦のダンスシュートです。
ペナルティエリア少し手前の中央部でトラップした【ロナウジーニョ】は股関節中心に腰を回転しつつ、腕も肩中心にバランスをとるように回転してフェイントをかけ、相手が止まった刹那の瞬間にノーステップでトゥキックすると、キーパーは一歩も動けずゴールに吸い込まれました。
稚拙な表現で申し訳ありません。
3Rのムードメーカー
3Rとは2002年日韓ワールドカップ優勝したブラジル代表の攻撃ユニット【ロナウド】【リバウド】【ロナウジーニョ】の頭文字Rを取って名付けられました。
優勝からさかのぼること4年前は、決勝戦直前に【ロナウド】の体調不良もあり、【ジダン】率いるフランス代表に敗れています。
【ロナウド】はブラジル国民全員のプレッシャーを1人で抱え込んだともいわれています。
【ロナウド】にとって、いつも明るく楽しくプレーする【ロナウジーニョ】は技術的にも精神的にも国民のプレッシャーを軽減しました。
大五郎ヘアで走る【ロナウド】の姿は【ロナウジーニョ】の明るさがあったからこそだと思います。
メッシの師匠
【ロナウジーニョ】はバルセロナ在籍時に若き【リオネル・メッシ】とプレーしています。
実質4シーズンプレーし、2005−2006年シーズンはチャンピオンズリーグを制しています。
背番号は【ロナウジーニョ】10番に対して【メッシ】19番です。
【メッシ】は【ロナウジーニョ】とプレーを一緒にすることで技術メンタルともにさらに成長し、9の下の部分が取れて0になり、【ロナウジーニョ】から10番を引き継いだのだと思います。
【ロナウジーニョ】はバルセロナを退団する時にひとつだけ後悔があったそうです。
「もう少しメッシとプレーしたかった」
まとめ
いかがでしたでしょうか。
室町時代に活躍した能楽のスターである世阿弥の有名な言葉で「初心忘るべからず」があります。
初心というと「何かを始めた時の最初の心」のように考えがちです。
本来の意味は「その瞬間瞬間を初めて経験した時の心」になります。
ぼくも少年時代に、リフティングが100回できたこと、ドリブルで相手を抜いたこと、シュートが狙った位置に決めたこと、などなど。
初めての成功は達成感で笑顔になります。
【ロナウジーニョ】は同じことをするのではなく、「常に新しい技を挑戦し、初体験を繰り返している」ので少年のような笑顔でプレーできたのだと思います。
少年のような笑顔で、楽しく一生懸命プレーする【ロナウジーニョ】の姿は、メジャーリーグで活躍する「大谷翔平」選手と重なります。
【ロナウジーニョ】の魅力がうまく語れたかはわかりませんが、なつかしさや興味がわいた皆様は、実際のプレーをみていただければ幸いです。
次回予告
次回は【デニス・ベルカンプ】です。
お楽しみにしてください、またね。
ここまでお付き合いしてくださった皆様にサッカー本と漫画の紹介をします。
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