どうも、サッカー大好きおっさんのじょのれんです。
今回紹介する好きなサッカー選手はブラジルの【カカ】です。
いきなりですが【カカ】にキャッチフレーズをつけます。
音速の貴公子
なぜこのキャッチフレーズをつけたのか【カカ】のすごいぞポイント3つを軸に語っていきますので、しばしお付き合いください。
- スピードとテクニックの融合
- バロンドール
- チャンピオンズリーグの悲劇と歓喜
選手プロフィール
- 名前:カカ
- 国籍:ブラジル
- 生年月日:1982年4月22日
- 身長・体重:186cm83kg
- 利き足:右足
- ポジション:MF(ミッドフィルダー)、FW(フォワード)
- 主な所属チーム:サンパウロ、ACミラン、レアルマドリード
- 代表歴:92試合(29得点)
- ワールドカップ出場:2002年、2006年、2010年
【カカ】の能力を表すパラメータがこちらです。
- オフェンス:20
- ディフェンス:8
- テクニック:19
- パワー:15
- スピード:19
- スタミナ:17
- 総合力:98
出典: WORLD CLUB Champion Football セガ
出会い
【カカ】との出会いは2002年日韓ワールドカップにさかのぼります。
当時のブラジルの攻撃陣は3Rと呼ばれ、【ロナウド】【リバウド】【ロナウジーニョ】が主役でした。
【ロナウド】【リバウド】【ロナウジーニョ】は以前語っているため、興味のある皆様はごらんください。
話は戻って、【カカ】は3Rの控えと言う立場でしたが、次世代エースとして取り上げられていましたので記憶に残っています。
鹿島アントラーズでも活躍した、1994年ワールドカップブラジル代表の【レオナルド】以来の甘いマスクの貴公子的風貌も見逃せません。
すごいぞポイント3つ
スピードとテクニックの融合
【カカ】のプレースタイルは一言で言うとスピードとテクニックの融合です。
スピードは「プレースピード」と「シンキングスピード」両方に優れています。
「プレースピード」に関しては、加速力と推進力を活かし相手を一瞬で置き去りにします。
「シンキングスピード」に関しては、戦術理解度が高く、相手のポジションや味方のポジションを瞬時に判断し、どうすれば最速でゴールに辿り着くかを導きます。
そして、【カカ】はその「シンキングスピード」から導いた最適解を最速で実行する「テクニック」を融合することで、チームに欠かせない選手となります。
本来ファンタジスタは監督にとって計算しにくい選手ですが、【カカ】は近代サッカーでも通じるファンタジスタとにらんでいます。
実際、イタリアとスペインと両極のサッカーで成功しています。
ちなみに、プレースタイルとは関係ありませんが、【カカ】は忠義に熱い選手としても知られています。
ビッグオファーが他チームからきても、愛するミランのために【カカ】はオファーを断り続けました。
レアルマドリードに移籍したときも、ミランの財政難を救うための苦渋の選択でした。
【アレッサンドロ・ネスタ】のラツィオからミランへの移籍と近いものがあります。
【ネスタ】に興味のある皆様は、下記をごらんください。
バロンドール
【カカ】は「バロンドール」を受賞しています。
「バロンドール」をざっくり説明するとサッカー界の年間最優秀選手を決める賞です。
あまたいるサッカー選手で一番になるということは大変名誉な賞です。
【カカ】はミランでの活躍が認められて、2007年に受賞しています。
2007年は重要な分岐点で、2008年以降の受賞者は【リオネル・メッシ】と【クリスティアーノ・ロナウド】の二人だけで10年間を分け合います。
【カカ】は今も続く【メッシ】【ロナウド】時代の夜明け前、最後の受賞者となります。
ちなみに【カカ】が受賞した2007年の2位がマンチェスター・ユナイテッド時代の【ロナウド】、3位がバルセロナ時代の【メッシ】となります。
この事実そのものが【カカ】が伝説級の選手である証です。
チャンピオンズリーグの悲劇と歓喜
【カカ】はチャンピオンズリーグで悲劇と歓喜を両方味わっています。
まずは悲劇です。
2004-05年シーズンの決勝戦の相手はイングランドの強豪リバプールです。
眠気まなこでテレビで試合を見ていて、ミランが3点リードして3対0になった時には一方的になるなと思いました。
それを打ち破ったのが、リバプールの権化【スティーブン・ジェラード】のミドルシュートです。
リバプールはこの一撃で息を吹きかえし、3対3に追いつきPK戦までもつれこみ逆転優勝します。
【カカ】の脳裏にはイスタンブールの悲劇としてこびりつきます。リバプール側から見るとイスタンブールの奇跡です。
2年後にリベンジの機会が訪れます。
2006-07年シーズンの決勝先の相手はくしくもリバプールです。
因縁の相手に【カカ】は雪辱を果たし歓喜がおとずれます。最優秀選手と得点王のおまけつきです。
前項のバロンドールは、チャンピオンズリーグでの八面六臂の活躍が認められて受賞しています。
ちなみに、この試合には以前語った【クラレンス・セードルフ】【フィリッポ・インザーギ】も出場していますので興味のある皆様はごらんください。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
【カカ】は類まれなスピードとテクニックで色々なものを手に入れました。
【カカ】のキャッチフレーズは、ブラジルの英雄の【アイルトン・セナ】の愛称をお借りします。
「音速の貴公子」
【カカ】は最速を極め、必要なときに必要なテクニックを駆使することで、個人としてもチームとしても成功をおさめたのだと思います。
いつか日本にも【カカ】のような選手が現れた時、ワールドカップで日本が躍進できるでしょう。
【カカ】の魅力がうまく語れたかはわかりませんが、なつかしさや興味がわいた皆様は、実際のプレーをみていただければ幸いです。
次回予告
次回は【パトリック・クライファート】です。
お楽しみにしてください、またね。
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