伝説サッカー選手紹介#65 【レオナルド】華麗なる貴公子「ピークを日本で見れた奇跡」

好きなサッカー選手

どうも、サッカー大好きおっさんのじょのれんです。

今回紹介する伝説のサッカー選手はブラジルの【レオナルド】です。

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生徒
生徒

「 レオナルドはどんな選手?」

「レオナルドのエピソード教えて!」

と思っていただいたあなたへお届けします。

ちょいちょいぼくのエピソードも混じっていますが、お付き合いいただければ幸いです。

いきなりですが【レオナルド】にキャッチフレーズをつけます。

じょのれん
じょのれん

華麗なる貴公子

「ピークを日本で見れた奇跡」

なぜこのキャッチフレーズをつけたのか【レオナルド】のすごいぞポイント3つを軸に語っていきますので、しばしお付き合いください。

いち早く実際のプレー動画を見たい皆様はこちらからどうぞ。

プレーを見た後で良いので、記事を読んでいただければ幸いです。

  1. プレースタイル「トップ下時々サイドバック」
  2. ワールドカップ肘打ち事件
  3. 鹿島アントラーズ大冒険

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選手プロフィール

  • 名前:レオナルド
  • 国籍:ブラジル
  • 生年月日:1969年9月5日
  • 身長・体重:177cm71kg
  • 利き足:左足
  • ポジション:DF(ディフェンダー)、MF(ミッドフィルダー)
  • 主な所属チーム:フラメンゴ、鹿島アントラーズ、ACミラン
  • 代表歴:55試合(7得点)
  • ワールドカップ出場:1994年、1998年
クラブ出場(得点)
1987-1990ブラジルの旗 フラメンゴ52(0)
1990-1991ブラジルの旗 サンパウロ44(1)
1991-1993スペインの旗 バレンシア70(7)
1993-1994ブラジルの旗 サンパウロ12(3)
1994-1996日本の旗 鹿島アントラーズ49(30)
1996-1997フランスの旗 パリ・サンジェルマン34(7)
1997-2001イタリアの旗 ACミラン96(22)
2001ブラジルの旗 サンパウロ13(0)
2002ブラジルの旗 フラメンゴ0(0)
2002-2003イタリアの旗 ACミラン1(0)
通算371(70)
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出会い

【レオナルド】との出会いは、1994年のアメリカワールドカップです。

僕がテレビで本格的に見た初めてのワールドカップです。

ブラジルが【ペレ】がいた時代以来の優勝をした大会です。

そんなブラジルで、サイドバックながらテクニシャンということで注目されたのが【レオナルド】です。

アメリカワールドカップについてはプロフィールで少し語っていますので、興味のある皆様はご覧ください。

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すごいぞポイント3つ

プレースタイル「トップ下時々サイドバック」

【レオナルド】のプレースタイルは「サイドバック」と「トップ下」の両方です。

【レオナルド】はとにかく、テクニックが至高です。

左利きの独特のリズムでドリブル、パス、シュートをその場の状況に合わせて繰り出します。

常識であれば、テクニシャンはトップ下などの攻撃的ポジションで起用しますが、ブラジル代表は違いました。

【レオナルド】を左サイドバックとして起用します。

守備より攻撃に比重をもたせた起用となります。

ブラジルは【ジーコ】が現役時代、黄金の中盤と言われていましたが、守備に難点がありワールドカップで優勝できませんでした。

1994年ワールドカップのブラジル代表「パレイラ監督」は中盤をテクニシャンで固めず、守備に安定感のある【ドゥンガ】と【マウロ・シルバ】でがっちり固めます。

その代わりではないですが、サイドバックをテクニックがある【レオナルド】と【ジョルジーニョ】に任せることとなります。

付け加えると、ツートップの【ロマーリオ】と【ベベット】は守備をほぼほぼ免除されています。

【ジーコ】【ドゥンガ】【ジョルジーニョ】【ロマーリオ】に興味のある皆さまは下記記事をご覧ください。

テクニシャンのサイドバック起用は日本でもあります。

【三都主アレサンドロ】と【旗手怜央】です。

【三都主アレサンドロ】は、「ジーコ監督」が【レオナルド】の事例を見習ったかは不明ですが、2006年ドイツワールドカップで「サイドバック」として起用されました。

【旗手怜央】は2021年東京オリンピックでは「サイドバック」で起用されました。

プレースタイルと関係ありませんが【レオナルド】は「イケメン」です。

よく「フィールドの貴公子」という表現が使われますが、まさに【レオナルド】はぴったりあてはまります。

1998年フランスワールドカップでは【レオナルド】は本来の攻撃的ミッドフィルダーとして全試合プレーし、準優勝の成績を収めます。

【リバウド】【レオナルド】と左利きの選手の両立ができたため、【堂安律】と【久保建英】も両立はありかと思います。

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ワールドカップ肘打ち事件

【レオナルド】のアメリカワールドカップはとうとつに幕を閉じます。

それはグループリーグ3試合を2勝1分の首位で突破し、ベスト8をかけた開催国アメリカとの試合でした。

「肘打ち事件」です。前半終了間際、アメリカの【タブ・ラモス】がドリブル突破しようとした際に【レオナルド】と腕と腕がからまります。

【レオナルド】がからんだ腕をほどこうとして腕を振ります。

その時、勢いよく振った腕が【タブ・ラモス】の顔面に直撃してしまい、一発退場となりました。

意図的かどうかは不明ですが、【タブ・ラモス】の怪我の状態が頭蓋骨骨折ということもあり、【レオナルド】は残りの試合すべて出場停止となってしまいます。

【レオナルド】のワールドカップは終わりを告げます。

次のベスト8の対オランダでは【レオナルド】の代わりに左サイドバックとして器用さ入れた【ブランコ】がスーパーフリーキックを決めたのが印象的です。

ちなみに【ブランコ】は【ロベルト・カルロス】のフリーキックの師匠的な存在です。

【ロベルト・カルロス】に興味のある皆さまは下記記事をご覧ください。

日本の選手も特に大事な試合は、腕の使い方を意識してもらいたいです。

ハンドを取られないように腕を後ろに組むのを癖付けるのも、場所によってはありかなと思います。

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鹿島アントラーズ大冒険

【レオナルド】は全盛期を日本で過ごしています。

【レオナルド】は「フラメンゴ」でプロ選手としてデビューするのですが、そこにいたのが【ジーコ】です。

もちろん現役です。

当時のレオナルドは「サンパウロ」で南米選手権で優勝し、トヨタカップでも優勝していました。

さらに、ワールドカップでも優勝していますので、次のステップはヨーロッパのビッグクラブへの移籍だと誰しも思いました。

しかし、神様【ジーコ】の熱い誘いです。

断れるはずはありません。

急がば回れではありませんが、日本での経験は結果として、【レオナルド】の人生としてはより幅をもたせたのではないかと思います。

日本でのプレーで最も印象に残っているのは、皆様が頭に描いているプレーで間違いありません。

そうです。1995年のJリーグベストゴールに選ばれたあれです。

【レオナルド】がペナルティエリアやや外から横パスを受けると、そこからは時が止まったかのようなゴールが生まれます。

まずは横パスを左足で受ける際に、相手ディフェンダーがスライディングタックルを仕掛けてきたので、軽く浮かしてひらりとかわします。

そして、詰めてきた二人のディフェンダーをリフティングでかわします。

最後は相手ディフェンダーを背中でガードしながら、シュートを右隅に叩き込みます。

驚くべきはそのすべてを左足一本でやってのけたことです。

このゴールは今なお、Jリーグベストゴールといって差し支えないかと思います。

稀代のテクニシャン【レオナルド】を日本で見れて幸せでした。

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まとめ

いかがでしたでしょうか。

【レオナルド】は色々な経験を積んでいます。

様々なポジション起用、肘打ちによる誹謗中傷、ワールドカップ優勝と準優勝、全盛期を日本ですごす、パリ・サンジェルマンやACミランでの活躍。

選手のキャリアとしては最良だったかはわかりませんが、人間としてのキャリアとしては最良だったかもしれません。

南米、アジア、ヨーロッパを駆け巡った華麗な経歴は色褪せることはないでしょう。

【レオナルド】の魅力がうまく語れたかはわかりませんが、なつかしさや興味がわいた皆様は、実際のプレーをみていただければ幸いです。

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次回予告

次回は【ダニー・ブリント】です。

お楽しみにしてください、またね。

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