どうも、サッカー大好きおっさんのじょのれんです。
今回紹介する伝説のサッカー選手はイタリアの【クリスティアン・ビエリ】です。
Embed from Getty Images「 クリスティアン・ビエリってウイイレ、イーフットボール、サカつくなどのサッカーゲームでレジェンド枠でよくでてくるけどどんな選手だったの?」
「クリスティアン・ビエリの代表チームやクラブチームでの活躍を面白おかしく教えて!!」
と思ったあなたへお届けします。
この記事を読んでいただければ、【クリスティアン・ビエリ】のプレースタイルと数値化された6つの能力(オフェンス、ディフェンス、テクニック、パワー、スピード、スタミナ)を知ることが出来ます。
さらに代表チームとクラブチームそれぞれのパートに分けて活躍を知ることでファンになること間違いなしです。
選手プロフィールと下記3つを軸に語っていきますので、5分ほどお時間をください。
- プレースタイルと能力【パラメータ】
- ワールドカップ1試合1得点の得点率【代表チーム】
- デビューから9年連続移籍したるろうに【クラブチーム】
四の五の言わずに実際のプレー動画を見たい皆様はこちらからどうぞ。
プレーを見た後で良いので、記事を読んでいただければ幸いです。
選手プロフィール
- 名前:クリスティアン・ビエリ
- 国籍:イタリア
- 生年月日:1973年7月12日
- 身長・体重:185cm84kg
- 利き足:左足
- ポジション:フォワード
- 代表歴:49試合(23得点)
- ワールドカップ出場:1998年、2002年
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』クリスティアン・ビエリ
年 | クラブ | 出場 | (得点) |
1991-1992 | トリノ | 7 | (1) |
1992-1993 | ピサ | 18 | (2) |
1993-1994 | ラヴェンナ | 32 | (12) |
1994-1995 | ヴェネツィア | 29 | (11) |
1995-1996 | アタランタ | 21 | (9) |
1996-1997 | ユヴェントス | 23 | (8) |
1997-1998 | アトレティコ・マドリード | 24 | (24) |
1998-1999 | ラツィオ | 22 | (12) |
1999-2005 | インテル・ミラノ | 143 | (103) |
2005-2006 | ミラン | 8 | (1) |
2006 | モナコ | 7 | (3) |
2006 | サンプドリア | 0 | (0) |
2006-2007 | アタランタ | 7 | (2) |
2007-2008 | フィオレンティーナ | 26 | (6) |
2008-2009 | アタランタ | 9 | (2) |
通算 | 374 | (194) |
プレースタイルと能力【パラメータ】
Embed from Getty Images【クリスティアン・ビエリ】の能力を表すパラメータがこちらです。
- オフェンス:20
- ディフェンス:6
- テクニック:15
- パワー:20
- スピード:15
- スタミナ:14
- 総合力:90
出典: WORLD CLUB Champion Football セガ
【クリスティアン・ビエリ】は能力のパラメータが示す通りパワフルなストライカーです。
相手を引きずったり、なぎ倒す姿はキャプテン翼の「日向くん」を彷彿とさせます。
【ビエリ】がオーストラリアで育ちラグビーを経験していたことと無関係ではないとにらんでいます。
屈強なフィジカルは空中戦でも真価を発揮します。
ディフェンスの国で強固なディフェンダーがひしめく中で、高い打点と競り合いに負けない肉体でほぼほぼ競り勝ち、得点を量産します。
純粋なディフェンダーで唯一バロンドールを獲得した【ファビオ・カンナバーロ】は同い年で、切磋琢磨します。
【カンナバーロ】に興味のある皆様は下記記事をご覧ください。
フィジカルばかりがフォーカスされますが、左利きで繊細なボールタッチも兼ね備えています。
左利きの点取り屋は【シニョーリ】【ラウル】【ファン・ペルシー】【サラス】【ラモン・ディアス】も紹介していますので、興味のある皆様は下記記事をご覧ください。
ワールドカップ1試合1得点の得点率【代表チーム】
5試合5得点の1998年フランスワールドカップ
Embed from Getty Images【クリスティアン・ビエリ】のワールドカップデビューは1998年フランスワールドカップです。
同い年にはスピードをいかし、相手ディフェンスラインの裏を抜ける【フィリッポ・インザーギ】がいます。
タイプは違いますが大親友で共闘します。
ファンタジスタタイプには【ロベルト・バッジョ】と【アレッサンドロ・デルピエロ】がいました。
基本はこの4人で前線をやりくりしていました。
【インザーギ】【バッジョ】【デルピエロ】に興味のある皆様は下記記事をご覧ください。
攻撃の主役は前回大会の英雄【ロベルト・バッジョ】ではなく【ビエリ】でした。
グループリーグ初戦のチリ戦は【ビエリ】が先制ゴールを決めます。
【サラス】の2ゴールで逆転されますが【バッジョ】のPKで追いつき引き分けます。
2戦目は【エムボマ】ようするカメルーンです。
【ビエリ】は2ゴール決めて3対0の快勝に貢献します。
3戦目のオーストリア戦は【ビエリ」の先制点と【バッジョ】のPKで2対1で競り勝ちます。
2勝1分けでグループリーグを突破します。
ベスト16のオーストリア相手も【ビエリ】が先制点かつ決勝点を決め、イタリア伝統のウノゼロ(1対0)で勝ちます。
準々決勝の相手は【ジダン】率いるフランスです。
【ビエリ】の6試合連続のゴールは見れず、0対0のままPK合戦にもつれ込み、惜しくも敗退します。
【ビエリ】5試合で5得点とストライカーの役割を存分に果たしました。
【エムボマ】【ジダン】に興味のある皆様は下記記事をご覧ください。
4試合4得点の2002年日韓ワールドカップ
Embed from Getty Images【クリスティアン・ビエリ】は2大会連続ワールドカップに出場します。
グループリーグ初戦のエクアドル戦は【ビエリ】が先制ゴールを含め2ゴール決めます。
2戦目のクロアチア戦は【ビエリ】が先制ゴール決めますが、2ゴール奪われて1対2で敗れます。
3戦目のメキシコ戦は【ビエリ】はゴールを決められず、1対1の引き分けに終わります。
1勝1敗1分けでグループリーグを突破します。
ベスト16は開催国の韓国です。
【ビエリ】がまたしても先制ゴールを決めます。
しかし、終了間際に追いつかれ延長戦にもつれ込みます。
【トッティ】の退場、【アン・ジョンファン】の決勝ゴールがあり、無念のまま敗退します。
イタリアにとっても【ビエリ】にとっても2大会連続、開催国に敗退したこととなります。
【トッティ】に興味のある皆様は下記記事をご覧ください。
デビューから9年連続移籍したるろうに【クラブチーム】
最初のビッグクラブで唯一のリーグタイトル獲得【ユベントス】
Embed from Getty Images【クリスティアン・ビエリ】は1年毎にチームを変えます。
6チーム目にたどり着いたのはイタリアの名門【ユベントス】です。
相棒はファンタジスタ【デルピエロ】。
中盤はフランスのコンビ【デシャン】と【ジダン】。
【ビエリ】も【ジダン】も加入1年目でしたが、リーグ優勝に貢献しスクデットを獲得します。
【ビエリ】は通算18シーズン現役を続けますが、後にも先にもリーグタイトルはこの1回です。
チャンピオンズリーグは決勝まで進みますが皇帝【ザマー】率いるドルトムントに負け準優勝に終わります。
【ザマー】に興味のある皆様は下記記事をご覧ください。
24試合24得点でラ・リーガ得点王【アトレティコ・マドリード】
Embed from Getty Images【クリスティアン・ビエリ】はユベントスでそのまま【デルピエロ】や【ジダン】とともに攻撃陣を牽引すると思いきや、いきなりスペインの【アトレティコ・マドリード】に移籍します。
当時、イタリア人がスペインリーグに移籍するのは珍しかったので、印象的な出来事として記憶に残っています。
【ビエリ】は移籍初年度かつ外国リーグ初挑戦にも関わらず24試合24得点のハイアベレージで得点王となります。
ちなみに5大リーグのイタリア以外のリーグでイタリア人が得点王になったのは【ビエリ】と【ルカ・トニ】の二人だけです。
【ルカ・トニ】も【ビエリ】同様にるろうにストライカーです。
15クラブも渡り歩きます。
2006年は【ビエリ】と入れ替わりでイタリアでストライカーの座を獲得し、イタリアの4度目のワールドカップ制覇に貢献します
スクデット予備軍とともに躍進した【ラツィオ】
Embed from Getty Images【クリスティアン・ビエリ】はスペインで1シーズン過ごした後に、イタリアに戻ります。
ミランとユベントスのほぼ2強時代に、ラツィオに加入します。
この時のメンバーは【ネスタ】【ミハイロビッチ】【ネドベド】【サラス】など攻守に活躍する選手がそろっていました。
リーグ戦の最終結果は2位となり優勝まであと一歩届きませんでしたが、ヨーロッパのカップ戦のチャンピオンが集まるカップウィナーズカップは優勝しました。
普通であれば、もう1シーズン過ごしてリーグ戦の優勝を狙うかと思いきや【ビエリ】はインテルに移籍します。
ちなみに翌シーズンにラツィオは悲願のスクデットを獲得します。
【ネスタ】【ミハイロビッチ】【ネドベド】に興味のある皆様は下記記事をご覧ください。
一番長く過ごした【インテル】
Embed from Getty Images【クリスティアン・ビエリ】は8シーズン連続、別のクラブで過ごしました。
9シーズン目のインテルは、居心地が良かったのか6シーズン過ごすこととなります。
【ビエリ】は結果で答えます。
最初の5シーズンはすべてチーム内得点王です。
相棒は【レコバ】【アドリアーノ】とタイプが違う選手です。
共通項は【ビエリ】同様に左利きです。
インテル時代もリーグ戦の優勝は出来ませんでしたが、最後のシーズンにリーグカップで優勝します。
【レコバ】に興味のある皆様は下記記事をご覧ください。
まとめ
Embed from Getty Imagesいかがでしたでしょうか。
【クリスティアン・ビエリ】は代表チームでもクラブチームでもゴールを奪い続け、伝説的ストライカーになりました。
インテル以外は毎シーズン移籍しているなかで、得点を奪うということは、コンビネーションを時間をかけて構築するという概念を崩しました。
本物のストライカーはいつでもどこでも環境に応じて点を取ることを証明したとも言えます。
偶然ですが【三浦知良】も【ビエリ】と同様に国内トップリーグの13クラブを渡り歩いています。
2023年現在、ポルトガル2部リーグ挑戦中ですが、ストライカーの証明としてどんな形でも良いので
点をとって欲しいです。
【クリスティアン・ビエリ】の魅力がうまく語れたかはわかりませんが、なつかしさや興味がわいた皆様は、実際のプレーをみていただければ幸いです。
次回予告
次回は【セスク・ファブレガス】です。
Embed from Getty Imagesここまでお付き合いしてくださった皆様にサッカー本と漫画の紹介をします。
僕が読んで気に入ったものだけを厳選していますので、興味のある皆様はポチっとお願いします。
サッカーをプレーする皆様はこちら
サッカーを指導する皆様はこちら
体の動かし方を理屈で理解したい皆様はこちら
しなやかな体を手に入れたい皆様はこちら
サッカーの戦術マニアはこちら
世界のサッカー小僧のバイブル
ファンタジスタの見える景色を知る漫画
生きる道を模索する青春漫画
監督視点の漫画と思いきや選手の成長漫画
プロを目指す選手のもがき苦しみつつも楽しむ様子を描いた漫画
ストライカー育成漫画
コメント