どうも、サッカー大好きおっさんのじょのれんです。
今回紹介する伝説のサッカー選手はオランダの【マルク・オーフェルマルス】です。
Embed from Getty Images「 マルク・オーフェルマルスはどんな選手?」
「マルク・オーフェルマルスのエピソード教えて!」
と思っていただいたあなたへお届けします。
ちょいちょいぼくのエピソードも混じっていますが、お付き合いいただければ幸いです。
いきなりですが【マルク・オーフェルマルス】にキャッチフレーズをつけます。
ガラスのドリブラー
「一陣の風が吹く」
なぜこのキャッチフレーズをつけたのか【マルク・オーフェルマルス】のすごいぞポイント3つを軸に語っていきますので、しばしお付き合いください。
いち早く実際のプレー動画を見たい皆様はこちらからどうぞ。
プレーを見た後で良いので、記事を読んでいただければ幸いです。
- プレースタイル「両利きドリブラー」
- 怪我との戦い
- ベルカンプとのコンビ
選手プロフィール
- 名前:マルク・オーフェルマルス
- 国籍:オランダ
- 生年月日:1973年3月29日
- 身長・体重:173cm72kg
- 利き足:右足
- ポジション:FW(フォワード)
- 主な所属チーム:アヤックス、アーセナル、バルセロナ
- 代表歴:86試合(17得点)
- ワールドカップ出場:1994年、1998年
年 | クラブ | 出場 | (得点) |
1990-1991 | ゴー・アヘッド・イーグルス | 11 | (1) |
1991-1992 | ヴィレムII | 31 | (1) |
1992-1997 | アヤックス | 136 | (36) |
1997-2000 | アーセナル | 100 | (25) |
2000-2004 | バルセロナ | 97 | (15) |
2008-2009 | ゴー・アヘッド・イーグルス | 24 | (0) |
通算 | 399 | (78) |
出会い
【マルク・オーフェルマルス】との出会いは、1994-95シーズンのアヤックス快進撃時代にさかのぼります。
ぼくの中でいまだに最強チームで、今回紹介する【オーフェルマルス】や【セードルフ】【クライファート】【ダービッツ】【カヌ】などの若手がチャンピオンズリーグで躍動しているのは衝撃的でした。
【セードルフ】【クライファート】【ダービッツ】【カヌ】に興味のある皆さまは下記記事をご覧ください。
ぼくのプロフィールでも当時のアヤックスについて少し語っていますので、興味のある皆様はご覧ください。
Embed from Getty Imagesすごいぞポイント3つ
プレースタイル「両利きドリブラー」
【マルク・オーフェルマルス】のプレースタイルは「ドリブラー」です。
しかも両利きです。
ゆえに右でも左でもどちらのポジションもできるため、監督に重宝されます。
【オーフェルマルス】のドリブルの特徴はスピードとテクニックの両立です。
時にはスピードで相手ディフェンダーを置き去りにし、時にはテクニックで相手ディフェンダーをてんてこまいにします。
縦をケアすれば中にカットインし、中をケアすれば縦にさっそうと抜けていきます。
Embed from Getty Images怪我との戦い
【マルク・オーフェルマルス】はドリブラーの宿命でもある怪我との戦いに明け暮れます。
22歳でこれから世界で羽ばたくという、1995年12月に左膝の前十字靭帯断裂という大怪我をします。
その後も怪我を繰り返し、バルセロナ時代は怪我での離脱が増えました。
オランダ代表の後輩の【ロッベン】も同様に、「スーパードリブラー」のため怪我の離脱が多かったことで有名です。
スピードがあるドリブラーは「ストップアンドゴー」による足への負担と、相手選手から狙われるため「悪質なタックル」を受けやすいことが挙げられます。
スピードは諸刃の剣でもあり魅力でもあります。
【オーフェルマルス】の同い年の【ライアン・ギグス】は「ドリブラー」でありながら大きな怪我をしないで、長期に渡って主力として活躍したことが異常なのかもしれません。
【ロッベン】【ライアン・ギグス】に興味のある皆さまは下記記事をご覧ください。
Embed from Getty Imagesベルカンプとのコンビ
【マルク・オーフェルマルス】は【ベルカンプ】とクラブチームでもオランダ代表でもコンビを組んでいます。
まずはアヤックス時代。
1992-93年の1年間ですがコンビを組んでいます。
【ベルカンプ】は得点王、【オーフェルマルス】はオランダ年間最優秀若手選手賞を受賞しています。
オランダ代表では、1994年アメリカワールドカップ、1998年フランスワールドカップにそろって出場しています。
くしくも、どちらもブラジル代表に苦杯をなめています。
ユーロでは2000年にそろって出場しており、イタリア代表に屈します。
そしてアーセナル時代。
【ベルカンプ】の絶頂期に【オーフェルマルス】とのコンビが絡んできます。
【ベルカンプ】という稀有の「ファンタジスタ」はお互いに分かち合う感性が必要なため、アヤックスやオランダ代表でチームメイトだった【オーフェルマルス】は絶好の相棒です。
その後、【ベルカンプ】は【ティエリ・アンリ】とコンビを組むこととなりますが、左サイドの高速ウィンガーとして【オーフェルマルス】とのコンビを組んでいたからこそ、スムーズにコンビとして成立したのかもしれません。
【ベルカンプ】【ティエリ・アンリ】に興味のある皆さまは下記記事をご覧ください。
Embed from Getty Imagesまとめ
いかがでしたでしょうか。
【マルク・オーフェルマルス】は「ガラスのドリブラー」です。
繊細ゆえにほっとけない、そんな選手です。
【マルク・オーフェルマルス】が通り抜けたあとは「一陣の風」だけが残り見送るしかないのです。
いま日本代表では、左右の矢として、右の【伊東純也】選手、左の【三笘薫】選手がいますが、怪我がないように祈っています。
【マルク・オーフェルマルス】の魅力がうまく語れたかはわかりませんが、なつかしさや興味がわいた皆様は、実際のプレーをみていただければ幸いです。
次回予告
次回は【ダヴィド・トレゼゲ】です。
お楽しみにしてください、またね。
Embed from Getty Imagesここまでお付き合いしてくださった皆様にサッカー本と漫画の紹介をします。
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