どうも、サッカー大好きおっさんのじょのれんです。
今回紹介する伝説のサッカー選手はスペインの【ルシオ】です。
Embed from Getty Images「 ルシオはどんな選手?」
「ルシオのエピソード教えて!」
と思っていただいたあなたへお届けします。
ちょいちょいぼくのエピソードも混じっていますが、お付き合いいただければ幸いです。
いきなりですが【ルシオ】にキャッチフレーズをつけます。
インターナショナルウォール
「遠慮なく攻撃してくれ」
なぜこのキャッチフレーズをつけたのか【ルシオ】のすごいぞポイント3つを軸に語っていきますので、しばしお付き合いください。
いち早く実際のプレー動画を見たい皆様はこちらからどうぞ。
プレーを見た後で良いので、記事を読んでいただければ幸いです。
- プレースタイル「攻撃的守備」
- ワールドカップ優勝
- インテル三冠
選手プロフィール
- 名前:ルシオ
- 国籍:ブラジル
- 生年月日:1978年5月8日
- 身長・体重:188cm84kg
- 利き足:右足
- ポジション:DF(ディフェンダー)
- 主な所属チーム:レバークーゼン、バイエルン・ミュンヘン、インテル
- 代表歴:105試合(4得点)
- ワールドカップ出場:2002年、2006年、2010年
年 | クラブ | 出場 | (得点) |
1998-2000 | インテルナシオナル | 51 | (5) |
2000-2004 | レバークーゼン | 92 | (15) |
2004-2009 | バイエルン・ミュンヘン | 144 | (7) |
2009-2012 | インテル | 96 | (3) |
2012 | ユヴェントス | 1 | (0) |
2013 | サンパウロ | 10 | (1) |
2014-2015 | パルメイラス | 25 | (2) |
2015-2016 | ゴア | 19 | (0) |
2018 | ガマ | 0 | (0) |
2018-2020 | ブラジリエンセ | 17 | (1) |
【ルシオ】の能力を表すパラメータがこちらです。
- オフェンス:12
- ディフェンス:19
- テクニック:13
- パワー:19
- スピード:13
- スタミナ:16
- 総合力:92
出典: WORLD CLUB Champion Football セガ
出会い
【ルシオ】との出会いは、2002年です。
チャンピオンズリーグでレバークーゼンが決勝まで進んだ年です。
以前紹介した【ミヒャエル・バラック】と同じ出会いです。
2002年のチャンピオンズリーグは【ジネディーヌ・ジダン】が伝説のボレーシュートを決めた印象が強く相手チームがレバークーゼンだったことを覚えている人は少ないかもしれません。
【ルシオ】も【バラック】同様にレバークーゼンの活躍の結果、【バイエルン・ミュンヘン】に引き抜かれます。
今も昔も、中堅クラブで活躍するとビッククラブに引き抜かれるのは常です。
【バラック】【ジダン】に興味のある皆さまは下記記事をご覧ください。
Embed from Getty Imagesすごいぞポイント3つ
プレースタイル「攻撃的守備」
【ルシオ】のプレースタイルは「攻撃的守備」です。
センターバックとして1対1の強さ、周りを動かす統率力を兼ね備えています。
ここにひとつスパイスが加わります。
攻撃です。
ブラジル人のためテクニックもあるので、攻撃したい衝動が抑えられません。
ボールを奪って前にスペースがあれば、ドリブルでどんどんあがります。
たまにポカがありますがお構いないです。
笑顔でのりきります。
日本の選手で言うと【田中マルクス闘莉王】に近いかもしれません。
Embed from Getty Imagesワールドカップ優勝
【ルシオ】は2002年日韓ワールドカップの優勝メンバーです。
レバークーゼンの活躍の勢いで、ブラジル代表のスタメンに名を連ねます。
当時のブラジルは【ロナウド】【ロナウジーニョ】【リバウド】の3Rの攻撃力が魅力でした。
一方、ディフェンス陣はブラジル代表伝統の4バックではなく3バックでした。
左から【ロッキ・ジュニオール】【エジミウソン】【ルシオ】です。
さらにウイングバックに左【ロベルト・カルロス】、右【カフー】が駆け上がります。
優勝するチームは攻撃に目がいきがちですが、良いセンターバックがいることが必須条件だと個人的に思っています。
1998年優勝のフランスの【マルセル・デサイー】【ローラン・ブラン】、2006年優勝のイタリアの【ファビオ・カンナバロ】【アレッサンドロ・ネスタ】などです。
【ロナウド】【ロナウジーニョ】【リバウド】【ロベルト・カルロス】【カンナヴァーロ】【ネスタ】に興味のある皆さまは下記記事をご覧ください。
Embed from Getty Imagesインテル三冠
【ルシオ】はブラジルの「インテルナシオナル」でデビューしています。
三冠を獲得したのはイタリアセリエAのチーム「インテル」です。
正確に言うと「インテルナツィオナーレ」となり、ブラジルの「インテルナシオナル」と同じで英語で言うと「インターナショナル」です。
【ルシオ】はインテルで「チャンピオンズリーグ」「国内リーグ」「国内カップ」の全てで同一年度で優勝する三冠に貢献しました。
イタリアのチームでありながら、チームの名前の通り国際的な選手が多くイタリアのチームなのにイタリア人がほぼいない状態でした。
アルゼンチン人の【ハビエル・サネッティ】【ワルテル・サムエル】【エステバン・カンビアッソ】【ディエゴ・ミリート】。
ブラジル人の【ルシオ】【ジュリオ・セザール】【マイコン】【モッタ】。
他に【ウェズレイ・スナイデル】【デヤン・スタンコビッチ】【サミュエル・エトー】がアクセントを加えます。
監督は名将「ジョゼ・モウリーニョ」です。
チャンピオンズリーグの決勝の相手が【ルシオ】の古巣である「バイエルン・ミュンヘン」だったことは因縁を感じざるをえません。
【スナイデル】【サネッティ】【エトー】に興味のある皆さまは下記記事をご覧ください。
Embed from Getty Imagesまとめ
いかがでしたでしょうか。
【ルシオ】は「鉄壁」の守備と攻撃が魅力です。
守備はまかせて「遠慮なく攻撃してくれ」「俺もガンガンあがるけどね」といわんばかりです。
【ルシオ】は「国際的な」を意味する「インターナショナル」な活躍をクラブチームでも代表チームでもふんだんにしました。
相手チームから見るとまさに「インターナショナルウォール」です。
攻撃に魅力のあるチームを見かけた場合、少し目線をさげてディフェンダーを見てみると必ず良いセンターバックがいます。
リバプールの【ファン・ダイク】のように。
【ルシオ】の魅力がうまく語れたかはわかりませんが、なつかしさや興味がわいた皆様は、実際のプレーをみていただければ幸いです。
次回予告
次回は【マルク・オーフェルマルス】です。
お楽しみにしてください、またね。
Embed from Getty Imagesここまでお付き合いしてくださった皆様にサッカー本と漫画の紹介をします。
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