どうも、サッカー大好きおっさんのじょのれんです。
今回紹介する伝説のサッカー選手はスウェーデンの【ズラタン・イブラヒモヴィッチ】です。
Embed from Getty Images「 ズラタン・イブラヒモヴィッチってウイイレ、イーフットボール、サカつくなどのサッカーゲームでレジェンド枠でよくでてくるけどどんな選手だったの?」
「ズラタン・イブラヒモヴィッチの代表チームやクラブチームでの活躍を面白おかしく教えて!!」
と思ったあなたへお届けします。
この記事を読んでいただければ、【ズラタン・イブラヒモヴィッチ】のプレースタイルと数値化された6つの能力(オフェンス、ディフェンス、テクニック、パワー、スピード、スタミナ)を知ることが出来ます。
さらに代表チームとクラブチームそれぞれのパートに分けて活躍を知ることでファンになること間違いなしです。
選手プロフィールと下記3つを軸に語っていきますので、5分ほどお時間をください。
- プレースタイルと能力【パラメータ】
- ワールドカップデビュー戦を生観戦【代表チーム】
- 14個のリーグタイトルを獲得した優勝請負人【クラブチーム】
四の五の言わずに実際のプレー動画を見たい皆様はこちらからどうぞ。
プレーを見た後で良いので、記事を読んでいただければ幸いです。
選手プロフィール
- 名前:ズラタン・イブラヒモヴィッチ
- 国籍:スウェーデン
- 生年月日:1981年10月3日
- 身長・体重:195 cm95kg
- 利き足:右足
- ポジション:フォワード
- 代表歴:122試合(62得点)
- ワールドカップ出場:2002年、2006年
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』ズラタン・イブラヒモヴィッチ
年 | クラブ | 出場 | (得点) |
1999-2001 | マルメ | 40 | (16) |
2001-2004 | アヤックス | 74 | (35) |
2004-2006 | ユヴェントス | 70 | (23) |
2006-2009 | インテル | 88 | (57) |
2009-2011 | バルセロナ | 29 | (16) |
2010-2011 | →ミラン(loan) | 29 | (14) |
2011-2012 | ミラン | 32 | (28) |
2012-2016 | パリ・サンジェルマン | 122 | (113) |
2016-2018 | マンチェスター・ユナイテッド | 33 | (17) |
2018-2019 | LAギャラクシー | 58 | (53) |
2019-2023 | ミラン | 64 | (34) |
通算 | 637 | (405) |
プレースタイルと能力【パラメータ】
Embed from Getty Images【ズラタン・イブラヒモヴィッチ】の能力を表すパラメータがこちらです。
- オフェンス:19
- ディフェンス:6
- テクニック:19
- パワー:20
- スピード:15
- スタミナ:16
- 総合力:95
出典: WORLD CLUB Champion Football セガ
【ズラタン・イブラヒモヴィッチ】は完全無欠の「ストライカー」です。
背が高い。
足元の技術がある。
フィジカルが強い。
なにより点を取る。
WCCFのゲーム内で、「オフェンス」「パワー」「テクニック」の3つが19以上の選手は【イブラヒモビッチ】と【クリスティアーノ・ロナウド】の2名だけです。
これだけでも生きる伝説と呼ばれるのがわかります。
テコンドーを習っていたこともあり、アクロバティックのシュートを得意としています。
ワールドカップデビュー戦を生観戦【代表チーム】
イブラヒモビッチのワールドカップデビュー戦を生観戦した2002年日韓ワールドカップ
Embed from Getty Images【ズラタン・イブラヒモヴィッチ】は僕が初めて生観戦したワールドカップの試合に出場しています。
ちょうど11年前のこの時期です。(2022年6月12日)
アジア初であり日本初のワールドカップです。
チケットは取れないものと思い、抽選にも参加しませんでした。
しかし、試合が進むにつれて、空席があることに気づきました。
ワールドカップ期間中にFIFA公式でもまだ販売していることが分かり、夜中のクリック合戦に参加することとなります。
記憶をさかのぼりながら語っていますので、間違えていたらすいません。
まずはチケットが余っている試合が表示されます。
基本的には全部グレーアウトになっていますが、一瞬開放?される瞬間があります。
その瞬間を見計らってクリックします。
クリックするとA席やらS席やらを選ぶ画面に行きます。
選ぶと言っても基本グレーアウトになっているため、空いているところを選ぶためほぼ強制です。
そこでクリックしても、全国で同じことをやっている人がいるため、ほぼ回線がつながりません。
3時間ぐらいはりついて1回つながるかどうかです。
数日間、つながりませんでしたが、何日目かでようやくつながりました。
つながったあとは、チケット転売防止のため個人情報を結構なボリュームで入力します。
住所、電話番号、名前、生年月日等を入力します。
支払い方法を選ぶのですがクレジットカード払いしか受け付けていないことをその時知り、
入力できずに時間オーバーでゲットできませんでした。
しかもその当時はアマゾンや楽天などのネット通販もやったことないため、クレジットカード情報を入力してください、といわれてもすぐに対応できませんでした。
それでもめげずに、クレジットカードを事前準備して再トライしました。
そして、「アルゼンチン対スウェーデン」の試合をクリックしたらつながり、入力画面に到着しました。
もうミスれません。
住所、電話番号、名前、生年月日などを急いで入力し、クレジットカードの情報も入力し、登録完了のボタンをクリックし、見事チケットをゲットできました。
そんな思い出込みの「アルゼンチン対スウェーデン」です。
スウェーデンは引き分け以上でグループリーグ突破でアルゼンチンは勝つしかありません。
アルゼンチンには【ガブリエル・バティストゥータ】【エルナン・クレスポ】【クラウディオ・ロペス】【ファン・セバスティアン・ベロン】【パブロ・アイマール】【マティアス・アルメイダ】【ハビエル・サネッティ】などタレントがそろっており優勝候補の一つでした。
一方スウェーデンは1994年アメリカ大会3位メンバーでもある【ヘンリク・ラーション】を中心のチームでした。
【イブラヒモビッチ】は20歳でサブメンバーでした。
【イブラヒモビッチ】は当時アヤックスに所属していましたので、ひそかに応援していましたが、チームとしてはアルゼンチンに勝ち抜いてほしかったと記憶しています。
【イブラヒモビッチ】は後半43分に【ラーション】と交代でピッチに立ちました。
結果は1対1で引き分け「スウェーデン」がグループリーグを突破しました。
【ガブリエル・バティストゥータ】【クラウディオ・ロペス】【ファン・セバスティアン・ベロン】【パブロ・アイマール】【マティアス・アルメイダ】【ハビエル・サネッティ】【ヘンリク・ラーション】に興味のある皆様は下記記事をご覧ください。
バックヒールループシュートで衝撃を与えたユーロ2004
Embed from Getty Images【イブラヒモビッチ】の代表でのベストゴールの一つと言われるのがユーロ2004のゴールです。
2004年6月18日に行われたグループリーグ第2戦のイタリア戦です。
後半40分、一点ビハインドのスウェーデンはコーナーキックを獲得します。
コーナーキックのこぼれ球を【ジャンルイジ・ブッフォン】がキャッチしようとた刹那、【イブラヒモビッチ】が軽やかに舞います。
【ブッフォン】の前でジャンプして体をひねりつつ、右足のバックヒールでループシュートをうちます。
言葉で表現するとなんのこっちゃですが、なにしろ異次元プレーで今後もお目にかからないスーパーゴールなのは間違いありません。
このゴールでスウェーデンはグループリーグを突破し、イタリアはグループリーグ敗退となりました。
【イブラヒモビッチ】がその後、イタリアビッグ3(ユベントス、インテル、ACミラン)すべてに所属することとなるのですが、この試合のこのゴールがイタリア全体に衝撃を与えたからなのだと思います。
【ジャンルイジ・ブッフォン】に興味のある皆様は下記記事をご覧ください。
14個のリーグタイトルを獲得した優勝請負人【クラブチーム】
【イブラヒモビッチ】がいくところいくところ、タイトルが湯水のようにわきます。
主要所属クラブとともに語ります。
盟友マクスウェルとの出会い【アヤックス】
Embed from Getty Images【イブラヒモビッチ】との出会いは【小野伸二】選手がフェイエノールトへ移籍し、マイナーなオランダリーグ「エールディビジ」の試合をテレビで見れるようになったことと無関係ではありません。
ちなみにぼくが一番好きなクラブチーム「アヤックス」です。※プロフィール参照。
1995年のチャンピオンズリーグ優勝をピークに選手移籍により解体されましたが、若手育成が得意なアヤックスは不死鳥のごとく蘇り、新たな世代が台頭してきました。
アヤックスの試合が【小野】選手の移籍により、身近にみれるようになったため、すかさずアヤックスの試合を見ました。
最初は【ファン・デル・ファールト】や【スナイデル】などオランダ人の若手選手に夢中になりましたが、センターフォワードの【クライファート】【カヌ】のような身長が高く技術が高い選手に目を奪われます。
その選手こそ【イブラヒモビッチ】です。
そして同時期のディフェンス陣に【マクスウェル】【キヴ】【ハイティンハ】が活躍し始めます。
【マクスウェル】に関しては今後も同じクラブで顔を合わせて、ゴールデンコンビを組むこととなります。
【スナイデル】【ファン・デル・ファールト】【クライファート】【カヌ】【マクスウェル】【キヴ】【ハイティンハ】に興味のある皆さまは下記記事をご覧ください。
セリエA挑戦とマクスウェルと再開【ユベントス&インテル】
Embed from Getty Images【イブラヒモビッチ】はアヤックスからユベントスに移籍します。
【デルピエロ】とコンビを組み、チーム得点王となり国内リーグ優勝に貢献します。
のちにカルチョスキャンダルにより優勝は剥奪されます。
チームもセリエB降格となり、そのタイミングでライバルチームのインテルに移籍します。
3シーズン所属し、すべてのシーズンでチーム得点王となりさらにリーグ優勝します。
もちろんその3シーズンは【マクスウェル】と一緒です。
【デルピエロ】に興味のある皆さまは下記記事をご覧ください。
グアルディオラとの確執【バルセロナ】
Embed from Getty Images【イブラヒモビッチ】は実質5年連続イタリアでリーグ優勝したため次の挑戦の場所を探していました。
スペインのバルセロナです。
29試合で16得点を決め、普通であればMVP級の活躍ですが違いました。
【リオネル・メッシ】が34得点を決めてバロンドールも獲得しています。
【メッシ】【シャビ】【イニエスタ】などバルサユース出身選手が中心となり、【イブラヒモビッチ】が唯一王様になれなかったシーズンとも言えます。
【グアルディオラ】との確執もあったとかなかったとか。
ちなみにここにも【マクスウェル】がいました。
【シャビ】【グアルディオラ】に興味のある皆さまは下記記事をご覧ください。
バルセロナ所属中になじみのあるイタリアリーグのACミランにレンタル移籍します。
チーム得点王だけでなくチームアシスト王にもなりリーグ優勝に貢献します。
20年ぶりのリーグ優勝【パリ・サンジェルマン】
Embed from Getty Images【イブラヒモビッチ】の5カ国目の挑戦はフランスの「パリ・サンジェルマン」です。
優勝請負人の本領を発揮したシーズンと言えます。
パリ・サンジェルマンといえば今やビッグクラブのひとつですが、その当時はまだそこまでの境地にたどり着いていませんでした。
【イブラヒモビッチ】の加入前までは、リーグ優勝は1985-1986年と1993-1994年の2回だけでした。
2012-2013年シーズンに【イブラヒモビッチ】が所属し、チーム得点王とチームアシスト王で攻撃の中心となり、いきなり20年ぶりに優勝します。
もちろんですが【マクスウェル】はいます。
最後の現役の場所【ACミラン】
Embed from Getty Images【イブラヒモビッチ】はパリ・サンジェルマン退団後、マンチェスター・ユナイテッドに移籍します。
リーグタイトルは獲得できませんでしたがチーム得点王となりました。
その間に盟友【マクスウェル】は引退しました。
アメリカの「ロサンゼルス・ギャラクシー」で1シーズン過ごしたあと、最後のクラブとなる「ACミラン」に復帰します。
【イブラヒモビッチ】はACミラン復帰後にいろいろな記録を打ち立てます。
- セリエAの10得点以上の最年長記録(39歳)
- ミラノダービー最年長得点記録(39歳)
- クラブキャリア通算500ゴール
- リーグ通算400ゴール
- リーグ最年長ドッピエッタ記録(40歳)
- 欧州5大リーグ通算300ゴール
- リーグ最年長アシスト記録(40歳)
- ミランのフィールドプレイヤーリーグ最年長出場記録(41歳)
リーグ最年長得点記録(41歳)
名門ACミランは【イブラヒモビッチ】加入時は9シーズンもリーグ優勝から遠ざかっていました。
ちなみに9シーズン前の2010-2011年シーズンは【イブラヒモビッチ】がチーム得点王とチームアシスト王で優勝に貢献しています。
【イブラヒモビッチ】にとっては記録自体は興味なかったのかもしれません。
喉から手がでるほどほしいのは、リーグタイトルのスクデットのみです。
加入シーズン1年目はチーム得点王でリーグ2位まで躍進します。
勝負の2年目に悲願のスクデットを獲得します。
満身創痍だった【イブラヒモビッチ】はスクデット獲得後の2日後に手術をうけます。
9ヶ月後に復帰し、このシーズンをもってユニフォームを脱ぎました。
ACミランでは【ラファエル・レオン】、北欧ではノルウェーの【アーリング・ハーランド】などがストライカー列伝を引き継いでくれるはずです。
まとめ
Embed from Getty Imagesいかがでしたでしょうか。
【ズラタン・イブラヒモヴィッチ】は「ストライカー」として数々のタイトルをクラブに与えて引退しました。
イタリアビッグ3のユベントス、インテル、ACミランに所属しすべてでスクデットを獲得した選手は【イブラヒモビッチ】だけです。
点を取ってチームを勝たせることは「ストライカー」の本質ですが、まさに体現し続けて引退した稀有の存在です。
ブルーロックに【イブラヒモビッチ】がいたとしたら首席で卒業していたと思います。
色々な思い出をいただきありがとうございます。
あなたのプレーした姿は忘れることはないでしょう。
【ズラタン・イブラヒモヴィッチ】の魅力がうまく語れたかはわかりませんが、なつかしさや興味がわいた皆様は、実際のプレーをみていただければ幸いです。
次回予告
次回は【サルヴァトーレ・スキラッチ 】です。
Embed from Getty Imagesここまでお付き合いしてくださった皆様にサッカー本と漫画の紹介をします。
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