伝説サッカー選手紹介#86【ヤープ・スタム】ロボコップ「何度でも蘇る」

好きなサッカー選手

どうも、サッカー大好きおっさんのじょのれんです。

今回紹介する伝説のサッカー選手はオランダの【ヤープ・スタム】です。

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生徒
生徒

「 ヤープ・スタムはどんな選手?」

「ヤープ・スタムのエピソード教えて!」

と思っていただいたあなたへお届けします。

ちょいちょいぼくのエピソードも混じっていますが、お付き合いいただければ幸いです。

いきなりですが【ヤープ・スタム】にキャッチフレーズをつけます。

じょのれん
じょのれん

ロボコップ

「何度でも蘇る」

なぜこのキャッチフレーズをつけたのか【ヤープ・スタム】のすごいぞポイント3つを軸に語っていきますので、しばしお付き合いください。

いち早く実際のプレー動画を見たい皆様はこちらからどうぞ。

プレーを見た後で良いので、記事を読んでいただければ幸いです。

  1. プレースタイル「ストッパー」
  2. マンチェスター・ユナイテッド3冠の守備の要
  3. オランダ代表の壁

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選手プロフィール

  • 名前:ヤープ・スタム
  • 国籍:オランダ
  • 生年月日:1972年7月17日
  • 身長・体重:191cm91kg
  • 利き足:右足
  • ポジション:DF(ディフェンダー)
  • 主な所属チーム:PSV、マンチェスター・ユナイテッド、ラツィオ
  • 代表歴:67試合(3得点)
  • ワールドカップ出場:1998年
クラブ出場(得点)
1992-1993オランダの旗 FCズヴォレ32(1)
1993-1995オランダの旗 SCカンブール66(3)
1995-1996オランダの旗 ヴィレムII19(1)
1996-1998オランダの旗 PSVアイントホーフェン76(12)
1998-2001イングランドの旗 マンチェスター・ユナイテッド80(1)
2001-2004イタリアの旗 ラツィオ70(3)
2004-2006イタリアの旗 ミラン42(1)
2006-2007オランダの旗 アヤックス31(1)
通算415(23)
  • オフェンス:11
  • ディフェンス:19
  • テクニック:13
  • パワー:20
  • スピード:13
  • スタミナ:14
  • 総合力:90
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出会い

【ヤープ・スタム】との出会いは、1998年フランスワールドカップです。

実際はその前にアヤックス対PSVの試合で出会っていると思いますが、記憶がないので1998年とさせてください。

アヤックス好きが転じて、オランダ代表も応援していたため初出場の日本とともにオランダ代表を応援していました。

アヤックスとの出会いに興味のある皆さまはプロフィールからご覧ください。

ちなみに今回のワールドカップも日本とオランダの準決勝での激突を期待していました。

話は戻りますが1998年ワールドカップでは、アヤックス出身の【ベルカンプ】【セードルフ】【ダービッツ】【クライファート】【ファン・デル・サール】などが勢ぞろいしていていました。

そこに割って入って存在感をだしていたのが【スタム】と【コクー】です。

【スタム】は守備を強固にし、【コクー】はオールラウンド性がチームにフィットしました。

【ベルカンプ】【セードルフ】【ダービッツ】【クライファート】【ファン・デル・サール】【コクー】に興味のある皆様は下記記事をご覧ください。

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すごいぞポイント3つ

プレースタイル「ストッパー」

【ヤープ・スタム】のプレースタイルは「ストッパー」です。

1対1にめっぽう強い職人肌の「ストッパー」です。

かといってボールさばきに難ありでもありません。

比較論として前述の4人よりおとるだけです。

1対1に強い理由は「鋼の肉体」と呼ばれる驚異的なフィジカルです。

空中戦であろうが地上戦であろうが【スタム】の前ではひれ伏します。

パワーだけでなくスピードもあり、スピード自慢のブラジルの【ロナウド】やイングランドの【マイケル・オーウェン】も止めています。

上から目線で申し訳有りませんが、アヤックスびいきの僕も認めざるをえませんでした。

ちなみに現役最後はアヤックスにも所属します。

【ロナウド】【オーウェン】に興味のある皆様は下記記事をご覧ください。

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マンチェスター・ユナイテッド3冠の守備の要

【ヤープ・スタム】の名を世界に轟かした転機のひとつは「マンチェスター・ユナイテッド」への移籍です。

マンチェスター・ユナイテッドは1990年代に優秀な選手を多数排出しており、

その黄金世代をファーガソンのひな鳥、通称「ファーギーベイブズ」と呼んでいます。

【ギグス】【ベッカム】【スコールズ】【ニッキー・バット】【ギャリー・ネビル】【フィリップ・ネビル】などです。

そこに【スタム】がピタッとはまり、1998-1999年シーズンに「マンチェスター・ユナイテッド」は3冠を達成することとなります。

ちなみに3冠とは「国内リーグ」「国内カップ」「チャンピオンズリーグ」の3つを同一シーズンに獲得することです。

実はイングランドのクラブチームではマンチェスター・ユナイテッドは唯一となります。

2021-2022年にリバプールが達成できなかった偉業です。

ヨーロッパ全体でも他に6チームしかいません。

「バルセロナ」「バイエルン・ミュンヘン」「セルティック」「アヤックス」「PSV」「インテル」です。

「レアル・マドリード」や「ACミラン」も達成していません。

マンチェスター・ユナイテッドの3冠の最後は劇的です。

残すタイトルは「チャンピオンズリーグ」、決勝の舞台はバルセロナの「カンプ・ノウスタジアム」。

相手は闘将【ローター・マテウス】率いるバイエルン・ミュンヘン。

バイエルン・ミュンヘンはロスタイム突入まで1対0でリードしていました。

そんななかバイエルン・ミュンヘンから見ると悲劇、マンチェスター・ユナイテッドから見ると歓喜が訪れます。

まずは、【ベッカム】のコーナーキックから【シェリンガム】が押し込み同点となります。

そして、またもや【ベッカム】のコーナーキックから【スールシャール】が押し込み逆転します。

劇的な逆転劇は攻撃陣が目立ちますが【スタム】【シュマイケル】を中心とした守備陣の奮闘があったからこそだと思います。

【ギグス】【ベッカム】【スコールズ】【シュマイケル】【マテウス】に興味のある皆さまは下記記事をご覧ください。

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オランダ代表の壁

【ヤープ・スタム】はオランダ代表の壁として守備の要になります。

僕が知っているオランダのセンターバックの系譜は、【ロナルド・クーマン】【ダニー・ブリント】【フランク・ライカールト】【フランク・デ・ブール】です。

この4人はセンターバックでありながら、攻撃の武器をたくさん持っていました。

【スタム】は違います。

まるでロボットのように忠実にオランダ代表のゴールを守ります。

仮に1対1で抜かれたとしてもあきらめず食らいつき相手フォワードを苦しめます。

何度も何度も跳ね返します。

ビッグタイトルこそ掴めませんでしたが、1998年ワールドカップベスト4、2000年ユーロベスト4とオランダ代表の強豪復活の礎を築いたひとりと睨んでいます。

【ダニー・ブリント】【フランク・ライカールト】【フランク・デ・ブール】に興味のある皆さまは下記記事をご覧ください。

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まとめ

いかがでしたでしょうか。

【ヤープ・スタム】が忠実にゴールを守っていることでマンチェスター・ユナイテッドやオランダ代表が攻撃的なサッカーを展開できたのだと思います。

いつの時代も、強いチームには必ず良いゴールキーパーとセンターバックがいます。

日本代表にも【冨安健洋】選手や【板倉滉】選手など良いセンターバックがいます。

順調なキャリアアップをして「名門クラブ」の柱となり、日本代表を世界に導いてほしいと願います。

【ヤープ・スタム】の魅力がうまく語れたかはわかりませんが、なつかしさや興味がわいた皆様は、実際のプレーをみていただければ幸いです。

Jaap Stam, The Perfect Centre-Half [Skills & Goals]

次回予告

次回は【デメトリオ・アルベルティーニ】です。

お楽しみにしてください、またね。

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ここまでお付き合いしてくださった皆様にサッカー本と漫画の紹介をします。

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