どうも、サッカー大好きおっさんのじょのれんです。
今回紹介する伝説のサッカー選手はイングランドの【マイケル・オーウェン】です。
Embed from Getty Images「 マイケル・オーウェンはどんな選手?」
「マイケル・オーウェンのエピソード教えて!」
と思っていただいたあなたへお届けします。
ちょいちょいぼくのエピソードも混じっていますが、お付き合いいただければ幸いです。
いきなりですが【マイケル・オーウェン】にキャッチフレーズをつけます。
スピードボーイ
「前には誰もいない」
なぜこのキャッチフレーズをつけたのか【マイケル・オーウェン】のすごいぞポイント3つを軸に語っていきますので、しばしお付き合いください。
いち早く実際のプレー動画を見たい皆様はこちらからどうぞ。
プレーを見た後で良いので、記事を読んでいただければ幸いです。
- プレースタイル「ラインブレーカー」
- イングランド出身のバロンドール
- ジェラードとのコンビ
選手プロフィール
- 名前:マイケル・オーウェン
- 国籍:イングランド
- 生年月日:1979年12月14日
- 身長・体重:173cm70kg
- 利き足:右足
- ポジション:FW(フォワード)
- 主な所属チーム:リバプール、レアルマドリード、ニューカッスル
- 代表歴:89試合(40得点)
- ワールドカップ出場:1998年、2002年、2006年
年 | クラブ | 出場 | (得点) |
1996-2004 | リヴァプールFC | 216 | (118) |
2004-2005 | レアル・マドリード | 36 | (13) |
2005-2009 | ニューカッスル・ユナイテッドFC | 71 | (26) |
2009-2012 | マンチェスター・ユナイテッドFC | 31 | (5) |
2012-2013 | ストーク・シティFC | 8 | (1) |
通算 | 362 | (163) |
【マイケル・オーウェン】の能力を表すパラメータがこちらです。
- オフェンス:18
- ディフェンス:5
- テクニック:15
- パワー:12
- スピード:19
- スタミナ:12
- 総合力:81
出典: WORLD CLUB Champion Football セガ
出会い
【マイケル・オーウェン】との出会いは、日本が初めてワールドカップに出場した1998年です。
当時の日本代表のサプライズ選出の【小野伸二】選手と同じ1979年生まれの18歳です。
18歳で活躍する【マイケル・オーウェン】を見て「世界は広い」と感じた記憶があります。
カタールワールドカップで言うと、【中井卓大】選手や【松木玖生】選手が出場して衝撃を与えることと同じです。
Embed from Getty Imagesすごいぞポイント3つ
プレースタイル「ラインブレーカー」
【マイケル・オーウェン】のプレースタイルは「ラインブレーカー」です。
「ラインブレーカー」は文字通りラインを破壊します。
フォワードは常にオフサイドラインとの戦いを強いられます。
サッカーは待ち伏せ禁止のため、ディフェンダーよりゴールに近づいて待つ行為を「オフサイド」として反則としています。
逆に言うと、「オフサイドの反則を取られるライン」を見極めてゴールに近づけば、誰にも邪魔されず得点できる可能性が高くなります。
【オーウェン】はその「オフサイドライン」をスピードという武器で破壊して無効化します。
「ラインブレイカー」はスピードだけでは成り立ちません。
ボールを確実にキーパーがいない箇所のゴールに入れることで成り立ちます。
得点のにおいを放つことで、相手チームは「オフサイドライン」をどこに設定するかを迷いに迷います。
イタリアの【インザーギ】が「ラインブレイカー」の究極です。
【フィリッポ・インザーギ】に興味のある皆さまは下記記事をご覧ください。
Embed from Getty Imagesイングランド出身のバロンドール
【マイケル・オーウェン】は出会いで語ったとおり、1998年ワールドカップで活躍し強烈なインパクトを放ちます。
時を少しさかのぼると、1997-1998年シーズンのプレミアリーグで【オーウェン】は18得点で得点王となります。
この時18歳です。日本の学年で言うと高校3年生です。
まさにワンダーボーイです。
そんな【オーウェン】はイングランド出身の数少ないバロンドール受賞者の一人です。
他は1956年の【スタンリー・マシューズ】1966年の【ボビー・チャールトン】、1978年、1979年の【ケビン・キーガン】の三人しかいません。
リバプール所属のバロンドール受賞者としては【オーウェン】は唯一となります。
【ベッカム】【ジェラード】【ランパード】なども受賞していません。
そして【オーウェン】の偉業を際立てているのがチームの記録です。
受賞年の2001年は国別の主要大会(ワールドカップ、ユーロなど)が開催されていないため、基本は所属チームの活躍度によってバロンドールは決まると言っても過言ではありません。
リバプールの記録は以下です。
プレミアリーグ3位。
チャンピオンズリーグ出場なし。
UEFAカップ優勝。
タイトルとしてUEFAカップ優勝はすごいですが、そのチームからバロンドール受賞は現在では考えられません。
今年ですと、フランクフルトの選手がバロンドールを受賞するイメージです。
逆に言えば、それほど【オーウェン】の個人能力が他の選手より突き抜けていた証明となります。
ちなみにその年の2位は【ラウル・ゴンサレス】、3位は【オリバー・カーン】となり、【ラウル】はチャンピオンズリーグ得点王とリーグ優勝、【カーン】はチャンピオンズリーグとリーグで優勝しています。
【ベッカム】【ランパード】【ジェラード】【ラウル】【カーン】に興味のある皆さまは下記記事をご覧ください。
Embed from Getty Imagesジェラードとのコンビ
【マイケル・オーウェン】が若くして活躍した裏には、ある選手がいるとにらんでいます。
それが【スティーブン・ジェラード】です。
二人共「リバプール」のユース出身です。
ユースで出会った1979年生まれの【オーウェン】、1980年生まれの【ジェラード】はリバプールでもイングランド代表でも長くコンビを組むこととなります。
【オーウェン】の得点能力は一長一短で身についたものではなく、【ジェラード】のロングパスで磨かれていきます。
【ジェラード】はキック力に定評がありますので、時にはキラーパスと呼ばれフォワードが取れるか取れないか微妙な弾丸パスをだします。
取れればビッグチャンスになるパスなので、その弾丸パスのスピードについていける受け手がいれば良いのです。
それが【マイケル・オーウェン】です。
どちらも【リバプール】に若くして所属したのは運命だったのかもしれません。
Embed from Getty Imagesまとめ
いかがでしたでしょうか。
【マイケル・オーウェン】はスピードがある選手の中でも群をぬいています。
特徴のひとつとして語り忘れたのですが、そのスピードは周りに生かされることで発揮されます。
【ジョージ・ウェア】やブラジルの【ロナウド】も【オーウェン】同様にスピードがありますが、相手に当たり負けしないフィジカルとボールテクニックがあるため、個人で打開もできます。
【ジョージ・ウェア】【ロナウド】に興味のある皆さまは下記記事をご覧ください。
【オーウェンは】日本人でスピードがあるフォワードの良い手本になりますので、目指すは「ラインブレイカー」の【オーウェン】ではないでしょうか。
さすれば、前には誰もいないので、冷静にゴールを決める点取り屋が現れます。
そう信じたいです。
【マイケル・オーウェン】の魅力がうまく語れたかはわかりませんが、なつかしさや興味がわいた皆様は、実際のプレーをみていただければ幸いです。
次回予告
次回は【ピーター・シュマイケル】です。
お楽しみにしてください、またね。
Embed from Getty Imagesここまでお付き合いしてくださった皆様にサッカー本と漫画の紹介をします。
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