伝説サッカー選手紹介#38【ジョージ・ウェア】暴走列車「誰も止められない」

好きなサッカー選手

どうも、サッカー大好きおっさんのじょのれんです。

今回紹介する伝説のサッカー選手はリベリアの【ジョージ・ウェア】です。

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生徒
生徒

「ジョージ・ウェアはどんな選手?」

「ジョージ・ウェアのエピソード教えて!」

と思っていただいたあなたへお届けします。

ちょいちょいぼくのエピソードも混じっていますが、お付き合いいただければ幸いです。

いきなりですが【ジョージ・ウェア】にキャッチフレーズをつけます。

じょのれん
じょのれん

暴走列車

「誰も止められない」

なぜこのキャッチフレーズをつけたのか【ジョージ・ウェア】のすごいぞポイント3つを軸に語っていきますので、しばしお付き合いください。

  1. プレースタイル「パーフェクトストライカー」
  2. アフリカ出身初にして唯一のバロンドール
  3. 能力覚醒「ベンゲル監督との出会い」
伝説サッカー選手紹介#38【ジョージ・ウェア】暴走列車「誰も止められない」
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選手プロフィール

  • 名前:ジョージ・ウェア
  • 国籍:リベリア
  • 生年月日:1966年10月1日
  • 身長・体重:185cm82kg
  • 利き足:右足
  • ポジション:FW(フォワード)
  • 主な所属チーム:モナコ、パリ・サンジェルマン、ACミラン
  • 代表歴:75試合(18得点)
  • ワールドカップ出場:無し
所属チーム : 出場(得点)

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出会い

【ジョージ・ウェア】との出会いは1994年になります。

【ジョージ・ウェア】はパリ・サンジェルマンに所属しており、バイエルン・ミュンヘンを圧倒的な個人技で粉砕します。

当時のパリ・サンジェルマンは現在ほどの戦力は整っておらず、下馬評では圧倒的にバイエルン・ミュンヘンが優勢でした。

【ジョージ・ウェア】はバイエルンの選手をドリブルで次々とかわし、後に鹿島アントラーズに所属するブラジル代表【ジョルジーニョ】のスライディングタックルも軽やかにかわします。

最後は、鋭いターンから豪快なシュートを【オリバー・カーン】が守るゴールに突き刺しました。

アヤックスのサッカーに夢中になっていた時期に、違った意味で衝撃を受けました。

パリ・サンジェルマンは準決勝でACミランに敗れるのですが、【ジョージ・ウェア】はACミランのお目にかかり翌年ACミランに移籍します。

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すごいぞポイント3つ

プレースタイル「パーフェクトストライカー」

【ジョージ・ウェア】のプレースタイルはストライカーとしてすべての能力が完璧です。

ちなみに完璧の下の部分は「土」ではなく「玉」です。

完璧の意味は「傷のない完全な宝玉」となり、転じて「欠点や不足がまったくないこと」を言います。

【ジョージ・ウェア】のストライカーとしての能力、「スピード」「パワー」「テクニック」「フィジカル」すべてが満点です。

ゆえに完璧、「パーフェクトストライカー」と言わざるをえません。

【ジョージ・ウェア】はすべての能力を駆使し、「80m単独突破によるゴール」「一人スルーパス」「相手を弾き飛ばす強力なヘディング」など漫画の世界を現実にします。

嘘か真か「暴走列車」のように【ジョージ・ウェア】が走り出したら誰も止められません。

記事の最後にある動画をぜひご覧ください。

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アフリカ出身初にして唯一のバロンドール

【ジョージ・ウェア】はアフリカ人初のバロンドールを受賞しています。

生徒
生徒

「バロンドール」って何?

先生
先生

「バロンドール」は1956年に設立された「ヨーロッパ」年間最優秀選手へ贈られる賞です。

1994年まではヨーロッパ選手のみが受賞対象でしたが、1995年からヨーロッパのチーム(厳密にはUEFA加盟チーム)に所属していれば、受賞できることとなりました。

2007年から「世界」最優秀選手へ拡大されています。

そのタイミングで【ジョージ・ウェア】が受賞したのは運命だったのかも知れません。

しかし、その後アフリカ人でバロンドールを受賞した選手はいません。

受賞3位以内も一人もいない事実は【ジョージ・ウェア】の偉業をより輝かせます。

【モハメド・サラー】や【サディオ・マネ】がバロンドールを受賞するには、「さらに突き抜けた活躍をクラブチームでするか」「ワールドカップに出場して躍進するか」のどちらかでないと厳しいかも知れません。

ちなみに【ジョージ・ウェア】がバロンドールを受賞した1995年はサッカー界にとって重要な年です。

ヨーロッパ連合(EU)に加盟する国の国籍を持つ選手は外国人枠から外される「ボスマン判決」が出されました。

【ディディエ・ドログバ】や【サミュエル・エトー】が二重国籍で活躍できたきっかけとなります。

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能力覚醒「ベンゲル監督との出会い」

【ジョージ・ウェア】のヨーロッパでのデビューチームは「モナコ」です。

ぼくのブログの読者で「勘がするどい」かたならお気づきかもしれません。

「アーセン・ベンゲル」監督が指揮していた「モナコ」です。

過去に紹介した【ティエリ・アンリ】や【リリアン・テュラム】も「モナコ」でベンゲル監督のもとデビューしています。

【アンリ】、【テュラム】に興味のある皆さまは下記記事をご覧ください。

ベンゲル監督の熱血かつ丁寧な指導が【ジョージ・ウェア】のポテンシャル「潜在能力」を引き出しました。

【ジョージ・ウェア】はベンゲル監督とともに「モナコ」をフランスカップやカップ戦のヨーロッパ中の王者が集まる「UEFAカップウィーナーズカップ決勝に導きます。

後にバロンドールを受賞した【ジョージ・ウェア】は恩師ベンゲル監督を壇上にあげ、感謝を伝えています。

ちなみに、ベンゲル監督は名古屋グランパスを指揮し【ストイコビッチ】を蘇らせて、後のグランパス優勝の礎「いしずえ」となっています。

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まとめ

いかがでしたでしょうか。

【ジョージ・ウェア】は唯一無二の選手です。

ひょっとしたら、現在のサッカーでは現れないかも知れません。

11対11のスポーツですが、根幹は1対1の積み重ねです。

漫画シュートの久保選手の名言が思い浮かびます。

「ボールを持ったら観客すべてが自分を見ていると思え!そして一歩でもボールをゴールへ近づけろ!」

【ジョージ・ウェア】はこの言葉は知らないと思いますが、愚直にやり続けたのかも知れません。

暴走列車のように走り続けた【ジョージ・ウェア】は止まることなく、相手をパニックにしたのかも知れません。

ちなみに息子の【ティモシー・ウェア】はアメリカ国籍で2022年カタールワールドカップに出場し、ウェールズ戦で得点を決めています。

【ジョージ・ウェア】自身はワールドカップに出場できなかったので、喜んでいると思います。

【ジョージ・ウェア】の魅力がうまく語れたかはわかりませんが、なつかしさや興味がわいた皆様は、実際のプレーをみていただければ幸いです。

【ガチで大統領に就任したリベリアの怪人】ジョージ・ウェア 特徴解説(海外サッカー)スーパープレイ ウイイレアイコニック  イーフト

次回予告

次回は【デビッド・ベッカム】です。

お楽しみにしてください、またね。

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