【パク・チソン】日本でプロデビューした韓国の英雄【伝説サッカー選手紹介#114】

好きなサッカー選手

どうも、サッカー大好きおっさんのじょのれんです。

今回紹介する伝説のサッカー選手は韓国の【パク・チソン】です。

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生徒
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「 パク・チソンってウイイレ、イーフットボール、サカつくなどのサッカーゲームでレジェンド枠でよくでてくるけどどんな選手だったの?」

「パク・チソンの代表チームやクラブチームでの活躍を面白おかしく教えて!!」

と思ったあなたへお届けします。

この記事を読んでいただければ、【パク・チソン】のプレースタイルと数値化された6つの能力(オフェンス、ディフェンス、テクニック、パワー、スピード、スタミナ)を知ることが出来ます。

さらに代表チームとクラブチームそれぞれのパートに分けて活躍を知ることでファンになること間違いなしです。

選手プロフィールと下記3つを軸に語っていきますので、5分ほどお時間をください。

  1. プレースタイルと能力【パラメータ】
  2. ワールドカップベスト4の立役者の一人【代表チーム】
  3. アジア人初のチャンピオンズリーグ優勝【クラブチーム】

四の五の言わずに実際のプレー動画を見たい皆様はこちらからどうぞ。

プレーを見た後で良いので、記事を読んでいただければ幸いです。

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選手プロフィール

  • 名前:パク・チソン
  • 国籍:韓国
  • 生年月日:1981年3月30日
  • 身長・体重:175cm72kg
  • 利き足:右足
  • ポジション:ミッドフィルダー、フォワード
  • 代表歴:100試合(13得点)
  • ワールドカップ出場:2002年、2006年、2010年

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』パク・チソン

クラブ出場(得点)
2000-2003京都パープルサンガ76(11)
2003-2005PSVアイントホーフェン64(13)
2005-2012マンチェスター・ユナイテッド134(19)
2012-2014クイーンズ・パーク・レンジャーズ20(0)
2013-2014PSVアイントホーフェン (loan)23(2)
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プレースタイルと能力【パラメータ】

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【パク・チソン】の能力を表すパラメータがこちらです。

  • オフェンス:14
  • ディフェンス:12
  • テクニック:15
  • パワー:13
  • スピード:15
  • スタミナ:19
  • 総合力:88

出典: WORLD CLUB Champion Football セガ

【パク・チソン】は韓国史上ナンバーワン選手と言っても過言ではないです。

プレースタイルは僕が一番好きな選手【クラレンス・セードルフ】に似ています。

【セードルフ】に興味のある皆様は下記記事をご覧ください。

【パク・チソン】は中盤のポジションならどこでもできるポリバレントです。

  1. アンカー:ディフェンスラインの前で守備をするスペシャリスト
  2. レジスタ:中盤の中央でパスをさばきゲームをコントロールする
  3. ボランチ:ハンドルを意味しチームの舵取りをする
  4. サイドハーフ:サイドを中心に攻守に動く
  5. オフェンシブハーフ:フォワードのすぐ後ろで攻撃のタクトをふるう

【パク・チソン】は水を運ぶ選手とも言えます。

水を運ぶ選手とは、守備をしっかりして相手からボールを奪い、攻撃的な選手に渡す選手です。

ちなみに攻撃的な選手は水を飲む選手といいます。

ジェフ千葉や日本代表の監督をした「オシム監督」が発言したことで重要性が認識されました。

キャプテン翼の松山くんをイメージしていただくとわかりやすいです。

泥臭く守備し、翼くんや日向くんにボールをつなぎます。

水を運ぶ選手は攻守の切り替えの潤滑油であり、水を運ぶ選手がいないチームはぎこちなくなります。

【パク・チソン】はどの時代でも確実にレギュラーで活躍したと思います。

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ワールドカップベスト4の立役者の一人【代表チーム】

ポルトガルやイタリアをスペインを倒しベスト4まで駆け抜けた2002年日韓ワールドカップ

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今も昔も日本にとって韓国といえばアジアのトップを取るためには避けては通れない相手です。

僕がはじめてみたワールドカップは1994年アメリカワールドカップです。

日本はドーハの悲劇で出場できなかった大会で、韓国は出場しています。

とくに【ホン・ミョンボ】はリベロとして活躍し印象に残っています。

時は流れ2002年、率いるのはオランダの名将「ヒディンク監督」。

【ホン・ミョンボ】【ユ・サンチョル】【ファン・ソンホン】などのベテランは健在。

【チャ・ドゥリ】【イ・ジョンス】などの若手も台頭。

そしてスーパーサブからエースになった【アン・ジョンファン】。

そのすべてをつなぐのが「ポリバレントの水を運ぶ選手」である【パク・チソン】です。

当時は日本を応援していたため、隣国の韓国の試合は正直追いかけていませんでした。

そんな中、グループリーグ最終戦「韓国対ポルトガル」を見ます。

優勝候補の一角といわれていた【ルイス・フィーゴ】【ルイ・コスタ】などのゴールデンエイジが全盛期を迎えていたポルトガルは引き分け以上が必要な状況でした。

【ルイス・フィーゴ】【ルイ・コスタ】に興味のある皆様は下記記事をご覧ください。

試合は荒れます。審判のジャッジにて。

前半27分にレッドカードで一人が退場。

後半11分にイエローカード2枚目でもう一人が退場。

ポルトガルは9名となり苦しい状況に追い込まれます。

なんとか引き分けに持ち込みたいポルトガルに対してとどめをさしたのが【パク・チソン】です。

いついかなるときにも全力でプレーする【パク・チソン】がゴールを決めてポルトガルは敗退します。

決勝トーナメントに進んだ韓国は、イタリア、スペインを倒しましたが、準決勝でドイツに破れました。

その間【パク・チソン】はすべての試合でスタメンフル出場し、PK戦にもつれたスペイン戦ではキッカーもしています。

21歳という若さにも関わらずです。

審判問題に関しては真相はわかりませんのでここでは語りません。

歴史的には2002年日韓ワールドカップは韓国ベスト4、日本ベスト16の結果のみ残ります。

アジア人初のチャンピオンズリーグ優勝【クラブチーム】

日本でプロデビュー【京都パープルサンガ】

【パク・チソン】は母国韓国ではなく日本のプロリーグでデビューします。

【パク・チソン】が大学在学中だった時の監督が当時の京都パープルサンガの「木村文治監督」と旧知の間柄であったため、その縁で加入が決まりました。

【パク・チソン】は「京都パープルサンガ」での3年間で色々な経験を積みました。

1年目は中盤の控えでJ2降格の屈辱を味わいました。

2年目はおもにボランチで出場機会を得てJ2優勝に貢献しました。

3年目はJ2からの昇格1シーズン目ながら【松井大輔】たちとともに年間5位の躍進に貢献しました。

さらに天皇杯においては決勝進出しました。

【パク・チソン】は怪我をしていましたが同点ゴールを決め、逆転優勝しました。

才能の開花【PSV】

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【パク・チソン】の2ヶ国目はオランダです。

【パク・チソン】が2002年日韓ワールドカップだった時の「フース・ヒディンク監督」がオランダ人のため、その縁で「PSVアイントホーフェン」へ加入が決まりました。

【パク・チソン】は「PSVアイントホーフェン」での3年間で色々な経験を積みました。

【アリエン・ロッベン】【マテヤ・ケジュマン】たちとともに3年間で2度のリーグ優勝に貢献します。

アヤックスには【スナイデル】【ファンデルファールト】、フェイエノールトには【ファンペルシー】【小野伸二】が同時代に活躍しており切磋琢磨しました。

【パク・チソン】はチャンピオンズリーグでも活躍します。

2004-2005年には準決勝まで勝ち上がりACミランと対決しゴールも決めますが2戦合計のアウェイゴールの差で惜しくも決勝進出を逃します。

【アリエン・ロッベン】【スナイデル】【ファンデルファールト】【ファンペルシー】に興味のある皆様は下記記事をご覧ください。

アジア人初のチャンピオンズリーグ優勝【マンチェスター・ユナイテッド】

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【パク・チソン】はPSVの実績が超ビッグクラブの「マンチェスター・ユナイテッド」の目にとまり加入します。

当時の攻撃陣は2トップに【ファン・ニステルローイ】と【ウェイン・ルーニー】。

中盤には【ライアン・ギグス】【クリスティアーノ・ロナウド】【ポール・スコールズ】など超一流にひしめいています。

【ファン・ニステルローイ】【ウェイン・ルーニー】【ライアン・ギグス】【ポール・スコールズ】に興味のある皆様は下記記事をご覧ください。

【ウェイン・ルーニー】ペルソナストライカー【伝説サッカー選手紹介#127】
イングランドの【ウェイン・ルーニー】のプレースタイルやエピソードを「ワールドカップでは輝けなかった」や「マンチェスター・ユナイテッド黄金時代最後のメンバーの一人」などを通して語ります。実際のプレーを見ていただければ幸いです。

そんな中、稀代の名将「アレックス・ファーガソン監督」から必要とされたという事実が、【パク・チソン】のすごさを雄弁に物語っています。

加入1年目はリーグ38試合中33試合に出場します。

2007-2008年シーズンはチャンピオンズリーグ決勝までコマをすすめます。

【パク・チソン】は準々決勝と準決勝の4試合にフル出場し「マンチェスター・ユナイテッド」にとって欠かせない選手に成長していました。

決勝戦には出場できませんでしたが、アジア人として初のチャンピオンズリーグの優勝の栄冠をはたします。

翌2008-2009年シーズンもチャンピオンズリーグ決勝までコマをすすめます。

結果は【シャビ】【イニエスタ】【ブスケツ】の黄金の中盤と【メッシ】【エトー】【アンリ】の強烈3トップのバルセロナに2対0で負けました。

【パク・チソン】はこの試合でアジア人初のチャンピオンズリーグ決勝のピッチに足を踏み入れ歴史に名を残します。

【シャビ】【エトー】【アンリ】に興味のある皆様は下記記事をご覧ください。

まとめ

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いかがでしたでしょうか。

【パク・チソン】は代表チームでもクラブチームでも歴史に名を残しました。

Jリーグからプロのキャリアをスタートした選手のロールモデルとなります。

Jリーグからいきなり5大リーグに行くのではなく、オランダやベルギーなどのリーグで実績をつむことが大事なのだと思います。

【遠藤航】【三笘薫】【伊東純也】【冨安健洋】【堂安律】など現在の日本代表の主力を例にとっても枚挙にいとまがありません。

いつか日本人が【パク・チソン】のようにチャンピオンズリーグ決勝のピッチに立つことを願っています。

【パク・チソン】の魅力がうまく語れたかはわかりませんが、なつかしさや興味がわいた皆様は、実際のプレーをみていただければ幸いです。

【パク・チソン】酸素タンクと言われ驚異のスタミナで世界を制した男がアジアには居た【マンチェスター・ユナイテッド】

次回予告

次回は【ラモン・ディアス】です。

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ここまでお付き合いしてくださった皆様にサッカー本と漫画の紹介をします。

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