どうも、サッカー大好きおっさんのじょのれんです。
今回紹介する伝説のサッカー選手はフランスの【クロード・マケレレ】です。
Embed from Getty Images「 クロード・マケレレってウイイレ、イーフットボール、サカつくなどのサッカーゲームでレジェンド枠でよくでてくるけどどんな選手だったの?」
「クロード・マケレレの代表チームやクラブチームでの活躍を面白おかしく教えて!!」
と思ったあなたへお届けします。
この記事を読んでいただければ、【クロード・マケレレ】のプレースタイルと数値化された6つの能力(オフェンス、ディフェンス、テクニック、パワー、スピード、スタミナ)を知ることが出来ます。
さらに代表チームとクラブチームそれぞれのパートに分けて活躍を知ることでファンになること間違いなしです。
選手プロフィールと下記3つを軸に語っていきますので、5分ほどお時間をください。
- プレースタイルと能力【パラメータ】
- ヴィエラとポグバとの比較【代表チーム】
- 銀河系軍団レアルマドリードと新銀河系軍団チェルシーのエンジン【クラブチーム】
四の五の言わずに実際のプレー動画を見たい皆様はこちらからどうぞ。
プレーを見た後で良いので、記事を読んでいただければ幸いです。
選手プロフィール
- 名前:クロード・マケレレ
- 国籍:フランス
- 生年月日:1973年2月18日
- 身長・体重:174cm66kg
- 利き足:右足
- ポジション:ミッドフィルダー
- 代表歴:70試合(0得点)
- ワールドカップ出場:2002年、2006年
年 | クラブ | 出場 | (得点) |
1991-1992 | ナントB | 12 | (0) |
1991-1997 | ナント | 169 | (9) |
1997-1998 | マルセイユ | 32 | (2) |
1998-2000 | セルタ | 70 | (3) |
2000-2003 | レアル・マドリード | 94 | (0) |
2003-2008 | チェルシー | 144 | (2) |
2008-2011 | パリ・サンジェルマン | 98 | (1) |
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』クロード・マケレレ
プレースタイルと能力【パラメータ】
Embed from Getty Images【クロード・マケレレ】の能力を表すパラメータがこちらです。
- オフェンス:10
- ディフェンス:18
- テクニック:14
- パワー:15
- スピード:16
- スタミナ:20
- 総合力:93
出典: WORLD CLUB Champion Football セガ
【クロード・マケレレ】は「クラッシャー」と呼ばれており縦横無尽にピッチを走り回り相手の攻撃の芽をつみます。
スパラメータのスタミナがマックス値を叩き出しています。
攻撃面では大きな貢献はしないのですが、チームに【マケレレ】がいることで相手チームは11人ではなく12人にも13人にも感じます。
ここにも【マケレレ】、あそこにも【マケレレ】状態です。
「イビチャ・オシム監督」が重宝した「水を運ぶ選手」のお手本となる選手です。
攻撃も好きだけど守備も好きだよ、という皆様は「サッカー守備解剖図鑑」がオススメです。
ヴィエラやポグバとの比較【代表チーム】
【クロード・マケレレ】はフランス代表です。
日本の年齢の数え方でいえば【ジダン】と同級生です。
1998年ワールドカップと2000ユーロのメンバーではありませんが、【ジダン】のラストダンスである2006年ドイツワールドカップで共演を果たしています。
フランス代表の守備的ミッドフィルダーは、人材が湯水のように湧いてきます。
【マケレレ】とタイプが近いようで違う二人の選手「ヴィエラとポグバ」と比較していきたいと思います。
【ジダン】【ヴィエラ】に興味のある皆様は下記記事をご覧ください。
まずは【パトリック・ヴィエラ】です。()内は【マケレレ】との比較値です。
Embed from Getty Images- オフェンス:13(+3)
- ディフェンス:17(-1)
- テクニック:14(0)
- パワー:19(+4)
- スピード:15(-1)
- スタミナ:17(-3)
- 総合力:95(+2)
出典: WORLD CLUB Champion Football セガ
続いて【ポール・ポグバ】です。()内は【マケレレ】との比較値です。
- オフェンス:16(+6)
- ディフェンス:14(-4)
- テクニック:15(+1)
- パワー:17(+2)
- スピード:15(-1)
- スタミナ:16(-4)
- 総合力:93(0)
出典: WORLD CLUB Champion Football セガ
【ヴィエラ】はどちらかと言うと攻撃と守備の両面のバランスが優れています。
【マケレレ】より攻撃の比重が高いのが【ポグバ】です。
全員がそれぞれの個性があるので、どの選手が一番優れているかという議論は不毛です。
ただ一つ言えることは監督は悩むということです。
妄想ベストイレブン「フランス代表」を考えていますので、少しお待ち下さい。
「妄想ベストイレブン」に興味のある皆様は下記記事をご覧ください。
銀河系軍団レアルマドリードと新銀河系軍団チェルシーのエンジン【クラブチーム】
【クロード・マケレレ】はクラブチームで縁の下の力持ちとなり数々のタイトルを獲得しています。
当時スーパースターが数多く所属していたため銀河系軍団と言われていた「レアルマドリード」とオイルマネーで新銀河系軍団の道を歩み始めた「チェルシー」での活躍を見てみましょう。
銀河系軍団レアルマドリード
Embed from Getty Imagesそれまでの中盤の要【セードルフ】【レドンド】がチームを去り、変革期の2000-2001年シーズンに【マケレレ】は【フィーゴ】とともに「レアルマドリード」に加入します。
【セードルフ】【レドンド】【フィーゴ】に興味のある皆様は下記記事をご覧ください。
【フィーゴ】が永遠の宿敵「バルセロナ」から「レアルマドリード」に移籍してきたことから、【マケレレ】の移籍はひっそり行われました。
- 2000-2001年【フィーゴ】
- 2001-2002年【ジダン】
- 2002-2003年【ロナウド】
と3年連続バロンドール受賞者が加入しており、必然的にファンもマスコミも攻撃陣に注目が集まります。
他にも【ラウル】【ロベルト・カルロス】【カシージャス】など伝説的プレーヤーが同じ時代にいたこともあり、いつしか銀河系軍団と呼ばれるようになりました。
【ロナウド】【ラウル】【ロベルト・カルロス】【カシージャス】に興味のある皆様は下記記事をご覧ください。
サッカーは11人のスポーツのため、攻撃的選手が多いと必然的に守備的な選手の負担が増えます。
それを支えたのが【マケレレ】です。
【マケレレ】が豊富なスタミナで二人、三人分の守備をしてチームバランスが崩壊することを食い止めます。
【マケレレ】というエンジンが動かなければ銀河系軍団は絵に描いた餅で終わるところでした。
所属した期間は3シーズンですが、国内リーグ優勝2回、国内カップ優勝2回、チャンピオンズリーグ優勝1回、トヨタカップ1回と輝かしい実績を誇っています。
忘れてならないのは【グティ】ということは補足します。
新銀河系軍団チェルシー
Embed from Getty Images石油王「アブラモビッチ」が「チェルシー」のオーナーとなった2003年に【マケレレ】は「チェルシー」に移籍します。
移籍当時は「チェルシー」は良いチームですが銀河系軍団と呼ぶまでにはいたりませんでした。
本家の銀河系軍団にネームバリューでは劣りますが、【マケレレ】のような実力派の選手が次々に次々に加入します。
【ディディエ・ドログバ】【ダミアン・ダフ】【ペトル・チェフ】【アリエン・ロッベン】【マイケル・エッシェン】などなど。
いずれの選手も「チェルシー」で名声を上げた選手と言えます。
そんな中【マケレレ】は「チェルシー」でも豊富なスタミナで八面六臂の活躍をします。
レアルマドリード時代は負担をほぼほぼ一人で抱え込んでいましたが「チェルシー」では二人のバンディエラが支えてくれていました。
「バンディエラ」はイタリア語で旗手を表し、転じてチームの象徴的選手に使われます。
ポジションの前後にバンディエラの【フランク・ランパード】と【ジョン・テリー】がいるので【マケレレ】の能力はさらに引き出されました。
【ロッベン】【ランパード】に興味のある皆様は下記記事をご覧ください。
所属した期間の5シーズンで、国内リーグ優勝2回、FAカップ優勝1回、国内カップ優勝2回と輝かしい実績を誇っています。
特筆すべきは国内リーグ優勝2回です。
当時のプレミアリーグは「マンチェスター・ユナイテッド」と「アーセナル」の2強でそれ以外の優勝は10年間ありませんでした。
それを阻止したのが2004-2005年シーズンの「チェルシー」です。
「チェルシー」がイングランドの一部リーグで優勝したのは1954-1955年シーズンまでさかのぼります。
50年ぶりの優勝は【マケレレ】の存在なくして語れません。
まとめ
Embed from Getty Imagesいかがでしたでしょうか。
【クロード・マケレレ】はチームに一人欲しい選手です。
「縁の下の力持ち」「チームのエンジン」「水を運ぶ選手」など異名が多いのはそれだけ、各方面から評価されている証です。
2022年ワールドカップでもフランス代表の後輩【オーレリアン・チュアメニ】が活躍しました。
日本代表に【マケレレ】のような選手が現れれば「ワールドカップ優勝」が近づきます。
【松木玖生】選手は技術もありますがチームのために戦える選手なので、【マケレレ】のような「水を運ぶ選手」になれる可能性はあるとふんでいます。
【クロード・マケレレ】の魅力がうまく語れたかはわかりませんが、なつかしさや興味がわいた皆様は、実際のプレーをみていただければ幸いです。
次回予告
次回は記念すべき100人目の紹介のため満を持して【中田英寿】です。
Embed from Getty Imagesここまでお付き合いしてくださった皆様にサッカー本と漫画の紹介をします。
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