どうも、サッカー大好きおっさんのじょのれんです。
今回紹介する伝説のサッカー選手はオランダの【ルート・ファン・ニステルローイ】です。
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「 ルート・ファン・ニステルローイはどんな選手？」
「ルート・ファン・ニステルローイのエピソード教えて！」
と思っていただいたあなたへお届けします。
ちょいちょいぼくのエピソードも混じっていますが、お付き合いいただければ幸いです。
いきなりですが【ルート・ファン・ニステルローイ】にキャッチフレーズをつけます。
晩熟英雄
「おまたせしすぎたかもしれません」
なぜこのキャッチフレーズをつけたのか【ルート・ファン・ニステルローイ】のすごいぞポイント3つを軸に語っていきますので、しばしお付き合いください。
いち早く実際のプレー動画を見たい皆様はこちらからどうぞ。
プレーを見た後で良いので、記事を読んでいただければ幸いです。
- プレースタイル「ストライカー」
- いつでもどこでも得点王
- 幻の2トップ「クライファートとのコンビ」
選手プロフィール
- 名前：ルート・ファン・ニステルローイ
- 国籍：オランダ
- 生年月日：1976年7月1日
- 身長・体重：188cm80kg
- 利き足：右足
- ポジション：FW（フォワード）
- 主な所属チーム：PSV、マンチェスター・ユナイテッド、レアル・マドリー
- 代表歴：70試合(35得点)
- ワールドカップ出場：2006年
出典: フリー百科事典『ウィキペディア（Wikipedia）』ルート・ファン・ニステルローイ
| 年 | クラブ | 出場 | (得点) |
| 1993-1997 |  デン・ボス | 69 | (17) |
| 1997-1998 |  ヘーレンフェーン | 31 | (13) |
| 1998-2001 |  PSV | 67 | (62) |
| 2001-2006 |  マンチェスター・ユナイテッド | 150 | (95) |
| 2006-2010 |  レアル・マドリード | 68 | (46) |
| 2010-2011 |  ハンブルガーSV | 36 | (12) |
| 2011-2012 |  マラガ | 28 | (4) |
| 通算 | 449 | (249) |
【ルート・ファン・ニステルローイ】の能力を表すパラメータがこちらです。
- オフェンス：20
- ディフェンス：6
- テクニック：17
- パワー：19
- スピード：15
- スタミナ：16
- 総合力：93
出典: WORLD CLUB Champion Football セガ
出会い
【ルート・ファン・ニステルローイ】との出会いの正確な年は正直言うと覚えていません。
少なくとも「マンチェスター・ユナイテッド」に移籍した2001年には出会っています。
なぜ覚えていないかというと、当時は「アヤックス」出身以外の選手は応援しないというポリシーがあったからです。
僕の中での最強チームである1994-1995年シーズンのアヤックスは、僕のサッカー観を変えて今でも理想のチームです。
プロフィールでも語っていますので興味のある皆様はご覧ください。
アヤックスには【ファン・ニステルローイ】と同い年の【セードルフ】【クライファート】【カヌ】がいて18歳の若さでチャンピオンズリーグで活躍していました。
【セードルフ】【クライファート】【カヌ】に興味のある皆様は下記記事をご覧ください。
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すごいぞポイント3つ
プレースタイル「ストライカー」
【ルート・ファン・ニステルローイ】のプレースタイルは「ストライカー」です。
身長が188cmと高いため、空中戦も強く「ポストプレーヤー」としても一級品です。
最大の強みはどんな体勢でもゴールを決めるという意思です。
アニメ化もゲーム化もされた漫画「ブルーロック」でもストライカーに必要な資質は「エゴイスト」です。
ゴールへの渇望が無いものは「フォワード」になれても「ストライカー」になれません。
「ストライカー」になるのはゴールへの思いだけでもダメです。
結果を出し続けることも要求されます。
シュートを打っても打っても入らなければ、チームメイトの信頼はなくなりいずれパスは来なくなります。
得点という結果を出すことでパスが集まり、得点も生まれます。
鶏が先か卵が先かではないですが、どちらも必要です。
話は飛んでしまいましたが【ファン・ニステルローイ】はゴールの渇望もあり得点という結果を出し続けたので名実共に「ストライカー」となりえました。
得点の軌跡については次項で語ります。
Embed from Getty Imagesいつでもどこでも得点王
【ルート・ファン・ニステルローイ】は得点王を色々なリーグで達成しています。
まずはオランダリーグ。
びっくりする事実として「FCデン・ボス」デビューしたときは【ファン・ニステルローイ】のポジションは「セントラルミッドフィルダー」でした。
フォワードにコンバートした4年目に31試合で12得点をあげストライカーの片鱗を見せます。
それでもビッグクラブからのお呼びはかからず、中堅クラブの「ヘーレンフェーン」に移籍します。
移籍当初の【ファン・ニステルローイ】はミッドフィルダーとしても未練がありフォワード起用に疑問をいだいていました。
監督の粘り強い指導によりストライカーとして開花し、31試合で13得点を挙げます。
全クラブと合わせて、2シーズン連続の二桁得点の実績をあげたことで国内の3大ビッグクラブの一つ「ＰＳＶ」が獲得に乗り出しました。
すると移籍1年目のシーズンに34試合で31得点をあげ、自身初の「得点王」となりリーグ最優秀選手にも選ばれます。
その勢いはとどまることはありません。
翌シーズンは23試合で29得点を挙げ、2年連続の「得点王」と「リーグ最優秀選手」を獲得します。
これで海外のビッククラブのステップアップの土壌が整ったと思った矢先に不幸が訪れます。
十字靭帯断裂の怪我があり、「マンチェスター・ユナイテッド」の移籍が先送りとなります。
しかし怪我が治った後、正式に「マンチェスター・ユナイテッド」へ移籍します。
移籍後の2001-2200年シーズンでいきなりチャンピオンズリーグで14試合で10得点を挙げ得点王となります。
プレミアリーグでは32試合で23得点を挙げ、惜しくも【ティエリ・アンリ】に次ぐ2位でしたが、「リーグ最優秀選手」を獲得します。
当時のマンチェスターユナイテッドの中盤は「ファーガソン監督」の息子たちと呼ばれた【ベッカム】【ギグス】【スコールズ】が中盤にいましたので、良いパスが【ファン・ニステルローイ】に集まったことも補足しておきます。
【ティエリ・アンリ】【ベッカム】【ギグス】【スコールズ】に興味のある皆様は下記記事をご覧ください。
翌2002-2003年シーズンは更に爆発します。
プレミアリーグでは34試合で25得点で得点王、チャンピオンズリーグでは11試合で14得点で得点王となります。
2004-2005年シーズンのチャンピオンズリーグでは7試合8得点で3度目の得点王となります。
ちなみに【ファン・ニステルローイ】のチャンピオンズリーグでの得点率は0.77で4位です。
【ファン・ニステルローイ】より上位は【ディ・ステファノ】【メッシ】【レバンドフスキ】の3人です。※2022年末時点
【ファン・ニステルローイ】の得点王人生はまだ終わりを告げまぜん。
マンチェスター・ユナイテッドからレアルマドリードに移籍した2006-2007年シーズンにスペインリーグでは37試合で25得点を挙げ、いきなり得点王となります。
【ジダン】が引退し銀河系軍団が解体されたシーズンでしたのでより価値が高いです。
銀河系軍団時代はくすぶっていた【グティ】のゲームメイクと【ラウル】【ロベルト・カルロス】のアシストも見逃せません。
【ジダン】【ラウル】【ロベルト・カルロス】に興味のある皆様は下記記事をご覧ください。
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幻の2トップ「クライファートとのコンビ」
【ルート・ファン・ニステルローイ】と同世代にもうひとりの偉大なレジェンドがいます。
【クライファート】です。
同世代と言うより、生年月日が全く一緒です。
【ファン・ニステルローイ】が遅咲きで【クライファート】が早熟のため、選手としてのピークはほとんどかぶっていません。
さらに、オランダ代表は代々両サイドのウィングがいる3トップが基本のため、センターフォワードタイプの同時起用もうまくいかず「両雄ならびただず」でした。
どのシステムでどの戦術であれば、二人をいかせるのか当時妄想したことを覚えています。
余談ですが、【ディルク・カイト】は本来はセンターフォワードながら、ウィングバックもこなしながらワールドカップ準優勝に貢献しているので、【ファン・ニステルローイ】と【クライファート】もすこしだけでもプレースタイルを変えてプレーしたら「両雄ならびたった」かも知れません。
Embed from Getty Imagesまとめ
いかがでしたでしょうか。
【ルート・ファン・ニステルローイ】は得点王を取り続けることで自己の存在を示し続けました。
【オランダ】【イングランド】【スペイン】と異なる国での得点王、チャンピオンズリーグ3度の得点王は不滅の記録です。
アヤックスファンの僕としても認めざるをえないと感じた初の選手でもあります。
惜しむらくは、全盛期がアヤックス黄金世代と少しずれていたため、1998年ワールドカップに間に合わなかったことです。
【ベルカンプ】【クライファート】【ファン・ニステルローイ】が同時にでる世界も見たかった気もします。
【ベルカンプ】に興味のある皆様は下記記事をご覧ください。
現実問題、11人がストライカー気質ではチームはまとまらないですが、日本代表でも真の意味でのストライカーを待ち望んでいます。
【久保建英】、【三苫薫】、【堂安律】がどれだけ「エゴイスト」になれるか楽しみです。
【ルート・ファン・ニステルローイ】の魅力がうまく語れたかはわかりませんが、なつかしさや興味がわいた皆様は、実際のプレーをみていただければ幸いです。
次回予告
次回は【ジャンルカ・ヴィアッリ】です。
お楽しみにしてください、またね。
Embed from Getty Imagesここまでお付き合いしてくださった皆様にサッカー本と漫画の紹介をします。
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