サッカー選手紹介#27【パオロ・マルディーニ】ミスターバンディエラ「引き継がれし魂」

好きなサッカー選手

どうも、サッカー大好きおっさんのじょのれんです。

今回紹介する好きなサッカー選手はイタリアの【パオロ・マルディーニ】です。

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いきなりですが【パオロ・マルディーニ】にキャッチフレーズをつけます。

ミスターバンディエラ

なぜこのキャッチフレーズをつけたのか【パオロ・マルディーニ】のすごいぞポイント3つを軸に語っていきますので、しばしお付き合いください。

  1. 守備の職人+α
  2. バンディエラ
  3. 親子三代
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選手プロフィール

  • 名前:パオロ・マルディーニ
  • 国籍:イタリア
  • 生年月日:1968年6月26日
  • 身長・体重:186cm85kg
  • 利き足:右足
  • ポジション:DF(ディフェンダー)
  • 主な所属チーム:ACミラン
  • 代表歴:126試合(7得点)
  • ワールドカップ出場:1990年、1994年、1998年、2002年

【パオロ・マルディーニ】の能力を表すパラメータがこちらです。

  • オフェンス:14
  • ディフェンス:18
  • テクニック:14
  • パワー:17
  • スピード:16
  • スタミナ:17
  • 総合力:96

出典: WORLD CLUB Champion Football セガ

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出会い

【パオロ・マルディーニ】との出会いはたぶんトヨタカップです。

たぶんというのは、【マルコ・ファン・バステン】【ルート・フリット】【フランク・ライカールト】のオランダトリオに注目が集まり、【マルディーニ】や【フランコ・バレージ】などの守備陣はよくわかっていませんでした。

はっきり認識したのは、1994年のアメリカワールドカップです。

カテナチオと言われる守備のイタリアを思い知らされました。

当時のイタリア代表のアリゴ・サッキ監督は、ACミランでも以前監督していたため、守備の選手はほぼACミランの選手です。

特に【バレージ】【コスタクルタ】【マルディーニ】【アルベルティーニ】が印象に残っています。

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欠点は、攻撃陣にオランダトリオがいないので、【ロベルト・バッジョ】に頼らざるを得ないことでした。

【バッジョ】の記事を見ていない皆様は興味があればこちらをごらんください。

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すごいぞポイント3つ

守備の職人+α

【パオロ・マルディーニ】のプレースタイルは多彩です。

  • 1対1に強い
  • 的確なスライディングタックル
  • 機を見た攻撃参加
  • 状況判断に優れている
  • 上下動を繰り返すスタミナ

ディフェンダーに一番要求されるのは1対1で負けないことです。

ちまたで言われている「デュエル」です。

【マルディーニ】は身長もあるため、地上戦だけでなく空宇戦もふくめて「デュエル」にめっぽう強いです。

特にスライディングタックルは、確実に取れる場面しか発動させず、さらにクリーンに相手からボールを奪います。

さらに、状況判断がすぐれているため、攻撃参加も守備にほころびを出さないタイミングかつ、攻撃に厚みを増す瞬間を見極めるのが非常に的確です。

圧倒的なスタミナと走力を駆使し、上下動を繰り返します。

ちなみに、【マルディーニ】は左サイドバックで右足が利き足ですが、左足の精度もあるため違和感がありません。

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キャリアの途中からセンターバックにコンバートされますが、守備力にサビつきを見せず鉄壁な守備を【アレッサンドロ・ネスタ】と形成します。

【アレッサンドロ・ネスタ】については、以前語っているので興味のある方はごらんください。

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バンディエラ

【パオロ・マルディーニ】から「バンディエラ」という言葉を教わりました。

「バンディエラ」とはイタリア語でbandieraと表記し、旗や旗手や意味します。

転じて、チームのシンボル的な存在の選手に敬意をこめて呼びます。

【マルディーニ】はまさにACミランの「バンディエラ」です。

【マルティーニ】のいないACミランは、当時考えられませんでした。

1994年のボスマン判決以降は、移籍の自由化でバンディエラがめっきり減りましたので、「バンディエラ」も少なくなっているのも事実です。

話はそれますが、昔のプロ野球は必ずといっていいほどチームの顔が存在していました。

ぼくが好きなドラゴンズでは【立浪和義】がまさにそういう存在でした。

Jリーグでは、川崎フロンターレの【中村憲剛】、清水エスパルスの【澤登正朗】も「バンディエラです」。

【マルディーニ】は先輩に【バレージ】という伝説級の「バンディエラ」がいた事は、お手本になったかもしれません。

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同じミラノのチームのインテルの「バンディエラ」【サネッティ】については、以前語っているので、興味のある皆様はごらんください。

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親子三代

【パオロ・マルディーニ】が「バンディエラ」になったのには父の存在は無視できません。

【パオロ・マルディーニ】の父である【チェーザレ・マルディーニ】も、ACミランで活躍しており、チャンピオンの前身の大会「チャンピオンズカップ」で優勝しています。

さらにその時、ビッグイヤーと呼ばれるトロフィーをかかげたキャプテンです。

偉大な選手が2代続くことは、メジャーリーグの「ゲレーロ・ジュニア」など時折みかけますが、3代続くことは稀です。

特に、ビッグクラブのキャプテンやMVP級の活躍をするとなれば、天文学的数字です。

そこに挑むのが【ダニエル・マルディーニ】です。

【パオロ・マルディーニ】の次男であり、2021年9月25日に初ゴールを決めました。

【ダニエル・マルディーニ】がさらなる成長をしてACミランのキャプテンとなり、永久欠番の背番号3を【パオロ・マルディーニ】から引き継ぐことがあれば、ACミラン黄金時代の再来となるでしょう。

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まとめ

いかがでしたでしょうか。

【パオロ・マルディーニ】は守備の職人でありながら、チームの顔「バンディエラ」となりACミランを栄光へと導きました。

本編では語っていませんが、チャンピオンズリーグ5回制覇は【クリスティアーノ・ロナウド】と【アレッサンドロ・コスタクルタ】とならび最多です。※2024年に【ルカ・モドリッチ】【トニ・クロース】などのレアル・マドリー勢が6回制覇で記録を塗り替えました。

キャプテンとして「勝利のメンタリティ」を周りの選手全体に植え付けたことも、【パオロ・マルディーニ】がチームに残した財産です。

【冨安健洋】はアーセナルでサイドバックで起用されていますが、【マルディーニ】のようにサイドバックで経験を積みつつセンターバックをこなすことで、完璧なディフェンダーに近づければ、日本代表にとって宝になります。

さらに海外クラブで認められるキャプテンシーを身につければ鬼に金棒です。

【パオロ・マルディーニ】の魅力がうまく語れたかはわかりませんが、なつかしさや興味がわいた皆様は、実際のプレーをみていただければ幸いです。

【歴代屈指のDF】パオロ・マルディーニ 特徴解説  HD 1080p Paolo Maldini みにフト(海外サッカー)  イーフト

次回予告

次回は【ティエリ・アンリ】です。

お楽しみにしてください、またね。

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