どうも、サッカー大好きおっさんのじょのれんです。
今回紹介する伝説のサッカー選手はイングランドの【ウェイン・ルーニー】です。
Embed from Getty Images「ウェイン・ルーニーってウイイレ、イーフットボール、サカつくなどのサッカーゲームでレジェンド枠でよくでてくるけどどんな選手だったの?」
「ウェイン・ルーニーの代表チームやクラブチームでの活躍を面白おかしく教えて!!」
と思ったあなたへお届けします。
この記事を読んでいただければ、【ウェイン・ルーニー】のプレースタイルと数値化された6つの能力(オフェンス、ディフェンス、テクニック、パワー、スピード、スタミナ)を知ることが出来ます。
さらに代表チームとクラブチームそれぞれのパートに分けて活躍を知ることでファンになること間違いなしです。
選手プロフィールと下記3つを軸に語っていきますので、5分ほどお時間をください。
- プレースタイルと能力【パラメータ】
- ワールドカップでは輝けなかった【代表チーム】
- マンチェスター・ユナイテッド黄金時代最後のメンバーの一人【クラブチーム】
四の五の言わずに実際のプレー動画を見たい皆様はこちらからどうぞ。
プレーを見た後で良いので、記事を読んでいただければ幸いです。
選手プロフィール
- 名前:ウェイン・ルーニー
- 国籍:イングランド
- 生年月日:1985年10月24日
- 身長・体重:176cm83kg
- 利き足:右足
- ポジション:フォワード
- 代表歴:120試合(53得点)
- ワールドカップ出場:2006年、2010年、2014年
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』ウェイン・ルーニー
年 | クラブ | 出場 | (得点) |
2002-2004 | エヴァートン | 67 | (15) |
2004-2017 | マンチェスター・ユナイテッド | 393 | (183) |
2017-2018 | エヴァートン | 31 | (10) |
2018-2020 | D.C. ユナイテッド | 48 | (23) |
2020-2021 | ダービー・カウンティFC | 30 | (6) |
プレースタイルと能力【パラメータ】
Embed from Getty Images【ウェイン・ルーニー】の能力を表すパラメータがこちらです。
- オフェンス:18
- ディフェンス:9
- テクニック:17
- パワー:18
- スピード:16
- スタミナ:19
- 総合力:97
出典: WORLD CLUB Champion Football セガ
【ウェイン・ルーニー】はストライカーですが他にも色々な顔を持っています。
時にはトップ下でゲームメーカーとなり、時にはサイドから崩したりします。
更にファーストディフェンダーとして、ピッチを縦横無尽に駆け巡ります。
なぜそれができるのか。
まずはテクニック。
ボール扱いが上手いのでシュートだけでなくパスやドリブルの選択肢が無数に浮かびます。
パワーもあるため、相手にぶつかられてもキープもできるし、ゴリゴリ前へ前へ推進もできます。
スピードも平均以上ありますので、一瞬で裏をつくこともできます。
フォワードなのですが、ファーストディフェンダーとしても一流です。
前線からプレスをかけ続けるので、中盤の選手はかなり助かったと思います。
すべてのプレーの土台には類まれなスタミナがあります。
ゲームWCCFのトータル能力が97あるのですが、97以上あるのは限られた選手だけです。
【ルーニー】以外では【リオネル・メッシ】【クリスティアーノ・ロナウド】【ロナウジーニョ】【カカ】【ジネディーヌ・ジダン】【ルイス・スアレス】【セルヒオ・ラモス】【パベル・ネドベド】の8人だけです。
【ロナウジーニョ】【カカ】【ジネディーヌ・ジダン】【パベル・ネドベド】に興味のある皆様は下記記事をご覧ください。
ワールドカップでは輝けなかった【代表チーム】
2006年ドイツワールドカップ
Embed from Getty Images【ウェイン・ルーニー】はイングランド代表として3度ワールドカップに出場しています。
最初のワールドカップは苦い思い出となります。
【デビッド・ベッカム】【スティーブン・ジェラード】【フランク・ランパード】など中盤に良い選手が揃っており、【マイケル・オーウェン】も健在のため優勝候補と言ってもいいチームでした。
グループリーグは2勝1分とあぶなげなく首位通過します。
しかし、元祖ワンダーボーイ【マイケル・オーウェン】が膝十字靭帯断裂の怪我で離脱すると【ルーニー】のワントップとなり、重圧ものしかかることとなります。
ベスト16の相手はエクアドル。
【ベッカム】のゴールで1対0で準々決勝に進みます。
相手はユーロ2004でも負けているポルトガル。
【ルイス・フィーゴ】や【ルイ・コスタ】の黄金世代から【クリスティアーノ・ロナウド】に引き継がれたチームです。
しかし【ルーニー】は愚行をおかします。
後半17分【リカルド・カルヴァーリョ】の股間を踏みつけて退場処分となります。
不幸にも、1998年の【ベッカム】が【シメオネ】を蹴ったときのように歴史が繰り返されました。
試合は0対0でPK戦までもつれこみイングランドは敗退し、【ルーニー】のワールドカップも苦い思い出とともに終わります。
ちなみに、2006年ドイツワールドカップはアルゼンチン対メキシコを観戦し、スタジアムからホテルに移動する列車の中でイングランドサポーターにからまれたのはいい思い出です。
思い返すと、アルゼンチンの10番のユニフォームを着ていたのでからまれて当たり前といえば当たり前でした。
【デビッド・ベッカム】【スティーブン・ジェラード】【フランク・ランパード】【ルイス・フィーゴ】【ルイ・コスタ】に興味のある皆様は下記記事をご覧ください。
2010年南アフリカワールドカップ&2014年ブラジルワールドカップ
Embed from Getty Images【ウェイン・ルーニー】は2010年と2014年のワールドカップにも出場しています。
正直言いますと、その時のイングランド代表のイメージはあまり残っていません。
結果も芳しく無く、2010年はベスト16、2014年はグループリーグ敗退しています。
2010年はスペイン、2014年はドイツと海を隔てた隣国にワールドカップを掲げられた屈辱のみ残りました。
マンチェスター・ユナイテッド黄金時代最後のメンバーの一人【クラブチーム】
当時の最年少ゴール記録更新【エバートン】
Embed from Getty Images【ウェイン・ルーニー】は日韓ワールドカップが開催された2002年に「エバートン」で16歳の若さでデビューします。
まずは10月2日のカップ戦でエバートンの最年少得点記録を更新します。
さらに10月19日の「アーセナル」戦で当時のプレミアリーグ最年少得点記録を16歳と360日で更新します。
当時のアーセナルには【デニス・ベルカンプ】【ティエリ・アンリ】の強力ツートップが猛威をふるっていましたが、若きルーキーの一撃が新たな時代の幕開けを感じた瞬間でもありました。
【デニス・ベルカンプ】【ティエリ・アンリ】に興味のある皆様は下記記事をご覧ください。
クリスティアーノ・ロナウドともにチャンピオンズリーグ優勝【マンチェスター・ユナイテッド】
Embed from Getty Images【ウェイン・ルーニー】のステップアップの先は名門中の名門の「マンチェスター・ユナイテッド」です。
【デビッド・ベッカム】が去り【クリスティアーノ・ロナウド】が加わり、世代交代をしていたチームに【ルーニー】が加入したのは18歳の若さでした。
早熟の天才児で終わる選手が多い中、【クリスティアーノ・ロナウド】も【ルーニー】もその後の息の長い活躍を見ると、ファーガソン監督の慧眼のすばらしさが分かります。
【ルーニー】はマンチェスター・ユナイテッドの加入初年度で新たな記録を樹立します。
チャンピオンズリーグの最年少ハットトリック記録を18歳と335日で更新します。
プレミアリーグ初得点の相手「アーセナル」の49試合の無敗記録をとめたのも【ルーニー】の得点でした。
2トップの隣には【ファン・ニステルローイ】、中盤にはベテラン【ライアン・ギグス】【ポール・スコールズ】、同世代に【クリスティアーノ・ロナウド】など多士済々のメンバーに囲まれ【ルーニー】の能力はさらに覚醒します。
3年目のシーズンで「アーセナル」と「チェルシー」のロンドン勢に奪われていたリーグタイトルを獲得します。
【ルーニー】にとっては初のプレミアリーグのタイトルです。
チーム得点王とアシスト王は【クリスティアーノ・ロナウド】ですが、そのシーズンの誰よりもピッチに立っていた時間が多かったのが【ルーニー】ですので、貢献度ではひけはとりません。
そして翌シーズン【カルロス・テベス】を加え、万全の体制で最後のタイトル「チャンピオンズリーグ」のタイトルを取りに行きます。
グループリーグは5勝1分で危なげなく突破します。
ベスト16でフランスの「リヨン」、ベスト8で「ローマ」を破りベスト4に進みます。
ベスト4にはイングランドのチームが3チームもいます。
「チェルシー」対「リヴァプール」、「マンチェスター・ユナイテッド」対「バルセロナ」です。
マンチェスター・ユナイテッドはバルセロナ相手に2試合合計で1対0の最小得点差で勝ち抜けます。
決勝の相手は「チェルシー」。
チェルシーは初優勝がかかっていますのでに燃えに燃えています。
特に中盤の【マケレレ】【ランパード】【バラック】は攻守にすきがなく、ワンドップは日本の因縁の相手でもある【ディディエ・ドログバ】がいます。
先制点をマンチェスター・ユナイテッドの【クリスティアーノ・ロナウド】が決めますが、前半終了間際にチェルシーの【ランパード】が決め同点となります。
その後は一進一退で同点のまま、延長戦でも決着がつかずPK戦にもつれこみます。
雨天で行われたPK戦はマンチェスター・ユナイテッドに軍配があがり、【ルーニー】は悲願のチャンピオンズリーグ優勝のタイトルを手に入れました。
この後、マンチェスター・ユナイテッドは二度チャンピオンズリーグ決勝に進みますが、二度ともバルセロナの前に屈します。
【ファン・ニステルローイ】【ギグス】【スコールズ】【テベス】【マケレレ】【バラック】に興味のある皆様は下記記事をご覧ください。
まとめ
Embed from Getty Imagesいかがでしたでしょうか。
【ウェイン・ルーニー】は代表チームでは輝けませんでしたが、クラブチームでは八面六臂の活躍で伝説的ストライカーになりました。
様々な顔を持っていることから「ペルソナストライカー」と名付けたいと思います。
ただ、プレミアリーグの得点王になっていないことは七不思議のひとつです。
イングランドはプレミアリーグのレベルは高いが代表チームでは輝けないのも七不思議の一つです。
【ルーニー】のように何でもできる【ジュード・ベリンガム】がイングランドに現れました。
【ベリンガム】をどのポジションで起用するか。
そして【ベリンガム】が現役のうちにイングランドにビッグタイトルをもたらすのか。
楽しみです。
【ウェイン・ルーニー】の魅力がうまく語れたかはわかりませんが、なつかしさや興味がわいた皆様は、実際のプレーをみていただければ幸いです。
次回予告
次回は【小野伸二】です。
Embed from Getty Imagesここまでお付き合いしてくださった皆様にサッカー本と漫画の紹介をします。
僕が読んで気に入ったものだけを厳選していますので、興味のある皆様はポチっとお願いします。
サッカーをプレーする皆様はこちら
サッカーを指導する皆様はこちら
体の動かし方を理屈で理解したい皆様はこちら
しなやかな体を手に入れたい皆様はこちら
サッカーの戦術マニアはこちら
世界のサッカー小僧のバイブル
ファンタジスタの見える景色を知る漫画
生きる道を模索する青春漫画
監督視点の漫画と思いきや選手の成長漫画
プロを目指す選手のもがき苦しみつつも楽しむ様子を描いた漫画
ストライカー育成漫画
コメント