どうも、サッカー大好きおっさんのじょのれんです。
今回紹介する伝説のサッカー選手はドイツの【ミヒャエル・バラック】です。
Embed from Getty Images「 ミヒャエル・バラックはどんな選手?」
「ミヒャエル・バラックのエピソード教えて!」
と思っていただいたあなたへお届けします。
ちょいちょいぼくのエピソードも混じっていますが、お付き合いいただければ幸いです。
いきなりですが【ミヒャエル・バラック】にキャッチフレーズをつけます。
無冠の皇帝
「魂は引き継がれる」
なぜこのキャッチフレーズをつけたのか【ミヒャエル・バラック】のすごいぞポイント3つを軸に語っていきますので、しばしお付き合いください。
いち早く実際のプレー動画を見たい皆様はこちらからどうぞ。
プレーを見た後で良いので、記事を読んでいただければ幸いです。
- プレースタイル「司令塔」
- チェルシー黄金期
- ドイツ代表無冠時代「ワールドカップ&ユーロ」
選手プロフィール
- 名前:ミヒャエル・バラック
- 国籍:ドイツ
- 生年月日:1976年9月26日
- 身長・体重:189cm85kg
- 利き足:右足
- ポジション:MF(ミッドフィルダー)
- 主な所属チーム:レバークーゼン、バイエルン・ミュンヘン、チェルシー
- 代表歴:98試合(42得点)
- ワールドカップ出場:2002年、2006年
年 | クラブ | 出場 | (得点) |
1995-1997 | ケムニッツII | 18 | (5) |
1995-1997 | ケムニッツ | 49 | (10) |
1997-1998 | カイザースラウテルンII | 17 | (8) |
1997-1999 | カイザースラウテルン | 46 | (4) |
1999-2002 | バイエル・レバークーゼン | 79 | (27) |
2002-2005 | バイエルン・ミュンヘン | 107 | (44) |
2006-2010 | チェルシー | 105 | (17) |
2010-2012 | バイエル・レバークーゼン | 35 | (2) |
【ミヒャエル・バラック】の能力を表すパラメータがこちらです。
- オフェンス:15
- ディフェンス:12
- テクニック:18
- パワー:19
- スピード:10
- スタミナ:17
- 総合力:91
出典: WORLD CLUB Champion Football セガ
出会い
【ミヒャエル・バラック】との出会いは、2002年です。
チャンピオンズリーグでレバークーゼンが決勝まで進んだ年です。
2002年のチャンピオンズリーグは【ジネディーヌ・ジダン】が伝説のボレーシュートを決めた印象が強く相手チームがレバークーゼンだったことを覚えている人は少ないかもしれません。
【ジダン】に興味のある皆さまは下記記事をご覧ください。
【バラック】はレバークーゼンの活躍の結果、バイエルン・ミュンヘンに引き抜かれます。
今も昔も、中堅クラブで活躍するとビッククラブに引き抜かれるのは常です。
Embed from Getty Imagesすごいぞポイント3つ
プレースタイル「司令塔」
【ミヒャエル・バラック】のプレースタイルは「司令塔」です。
ドイツ人の勤勉なイメージさながらに、運動量が豊富で守備に攻撃に獅子奮迅に活躍します。
特に、攻撃力は【バラック】の魅力を語るには欠かせません。
司令塔として、パスをちらしながら周りを動かしつつ、自らフィニッシャーとなる得点も決めます。
身長189cmの高さも魅力で、空中戦に強く、相手に当たり負けしません。
ドイツでチームを支配する選手が現れると「皇帝」とつけがちですが、【バラック】は間違いなく皇帝の系譜の一人です。
僕が思う系譜は下記です。
【ベッケンバウアー】→【マテウス】→【ザマー】→【バラック】→【クロース】
【マテウス】【ザマー】に興味のある皆さまは下記記事をご覧ください。
脱線しますが、皇帝エピソードを紹介します。
2006年はドイツでワールドカップを現地観戦しました。
ドイツから帰国する際にベルリンのホテルから空港に行くときにタクシーを使ったのですが、ドイツの高速はアウトバーンで制限速度は無制限です。
あまりにスピードを出すので「スロー、スロー」と連呼したのですが、「マイシューマッハ」と言って全くスピードを落としてくれませんでした。
「シューマッハ」は当時の自動車レースの最高峰F1のレジェンドドライバーで、あまりに無敵のため「皇帝」と呼ばれていました。
「シューマッハ」の影響力が強すぎたのか、タクシードライバーの過信?が強すぎたのか不明ですが、「日本では経験できないスピードで生きた心地がしなかった」のは良い思い出です。
Embed from Getty Imagesチェルシー黄金期
【ミヒャエル・バラック】はチェルシー黄金期の立役者の一人です。
特に2009−10年シーズンの中盤は今見ても隙がないです。
【クロード・マケレレ】は守備重視ですが【バラック】【ランパード】【エッシェン】の3人は攻守に高水準です。
「中盤を制するものは試合を制す」を体現したチームです。
【マケレレ】【ランパード】に興味のある皆さまは下記記事をご覧ください。
日本代表の中盤も攻守に安定感がありますが、得点能力があがればベスト8も夢ではないと信じたいです。
【松木玖生】や【中井卓大】の伸びしろに期待します。
Embed from Getty Imagesドイツ代表無冠時代「ワールドカップ&ユーロ」
【ミヒャエル・バラック】は国際大会では無冠です。
ワールドカップは2002年日韓大会は準優勝、2006年地元ドイツ大会では3位でした。
欧州選手権(ユーロ)は2004年はグループリーグ敗退、2008年は準優勝で一歩届きませんでした。
ちなみに、【バラック】が活躍した代表期間前は「1990年ワールドカップ優勝」、「1996年ユーロ優勝」、代表機関後の「2014年ワールドカップ」優勝とタイトルを獲得しています。
【バラック】の問題ではなく、生まれた時代が少しずれていれば、タイトルを獲得できたかもしれません。
【バラック】の名誉のために補足しますと、クラブ時代はレバークーゼンでは準優勝が多かったですが、バイエルン・ミュンヘンやチェルシーでは優勝して何度も美酒を浴びています。
Embed from Getty Imagesまとめ
いかがでしたでしょうか。
【ミヒャエル・バラック】は代表では無冠でしたが、一流の選手であり続けました。
チームを司令塔としてプレーで牽引し、さらに苦しい状況では味方を鼓舞しました。
そんな【バラック】の魂は次世代に引き継がれ、2014年ワールドカップのドイツ優勝に導いたとも言えます。
【ミヒャエル・バラック】の魅力がうまく語れたかはわかりませんが、なつかしさや興味がわいた皆様は、実際のプレーをみていただければ幸いです。
次回予告
次回は【ラウル・ゴンサレス】です。
お楽しみにしてください、またね。
Embed from Getty Imagesここまでお付き合いしてくださった皆様にサッカー本と漫画の紹介をします。
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