どうも、サッカー大好きおっさんのじょのれんです。
今回紹介する好きなサッカー選手はアルゼンチンの【カルロス・テベス】です。
Embed from Getty Imagesいきなりですが【カルロス・テベス】にキャッチフレーズをつけます。
天使or悪魔
「二つに一つどちらを選ぶ」
なぜこのキャッチフレーズをつけたのか【カルロス・テベス】のすごいぞポイント3つを軸に語っていきますので、しばしお付き合いください。
- 正確なミドルシュート
- 2回生観戦した選手
- 【マラドーナ】の後継者
選手プロフィール
- 名前:カルロス・テベス
- 国籍:アルゼンチン
- 生年月日:1984年2月5日
- 身長・体重:171cm75kg
- 利き足:右足
- ポジション:FW(フォワード)
- 主な所属チーム:ボカ・ジュニアーズ、マンチェスター・ユナイテッド、マンチェスター・シティ
- 代表歴:76試合(13得点)
- ワールドカップ出場:2006年、2010年
【カルロス・テベス】の能力を表すパラメータがこちらです。
- オフェンス:19
- ディフェンス:17
- テクニック:18
- パワー:17
- スピード:17
- スタミナ:16
- 総合力:94
出典: WORLD CLUB Champion Football セガ
出会い
【カルロス・テベス】との出会いは2003年トヨタカップです。
ACミランを応援しにいったのですが、対戦相手はアルゼンチンのボカ・ジュニアーズでした。
当時19歳の【テベス】は売出し中で、横浜国際総合競技場に行く道でボカ・ジュニアーズのサポーターが【テベス】のチャント(応援歌)を歌っていて愛されているのを感じました。
さらにウォーミングアップでも会場を騒然とさせました。
ボカのサポーターはここでも「早く出場させろ」と言わんばかりにチャントを歌いまくっていました。
プレーそのものより、まわりをとりこにする存在感が出会いの印象です。
Embed from Getty Imagesすごいぞポイント3つ
正確なミドルシュート
【カルロス・テベス】のプレースタイルはシュートのうまさに集約されます。
とくにカットインからのミドルシュートは誰も止められません。
【テベス】は緩急で相手の重心の逆をつき、振り幅の小さいキックを駆使しゴールを量産します。
直近であれば、東京オリンピックの【久保建英】選手が決めたシュートをイメージしていただくとわかりやすいかもしれません。
とくに【デルピエロ】ゾーンといわれるペナルティーエリアの左角付近のエリアは【テベス】にとっても無双状態になれる領域です。
ただ違う点は【デルピエロ】がカットインからカーブをかけてシュートをするのですが、【テベス】は弾丸シュートです。
まさに「一閃」です。
Embed from Getty Images2回生観戦した選手
【カルロス・テベス】は僕が2回生観戦した選手の一人です。
2003年トヨタカップと2006年のドイツワールドカップです。
ちなみに、生観戦は全部合わせても4回です。
- 1995年プレシーズンマッチ エスパルス対フラメンゴ
- 2002年日韓ワールドカップ アルゼンチン対スウェーデン
- 2003年トヨタカップ ボカ・ジュニアーズ対ACミラン
- 2006年ドイツワールドカップ アルゼンチン対メキシコ
フラメンゴ時代の【ロマーリオ】は下記で少し語っていますので興味のある皆さまはご覧ください。
【テベス】を生で見た1回目は2003年トヨタカップです。
先発ではなく途中出場で流れを変える「スーパーサブ」という存在でした。
2回目は2006年ドイツワールドカップです。
この試合は【マラドーナ】2世祭りでした。
【リケルメ】【サビオラ】が先発し、途中交代で【アイマール】【テベス】そして【メッシ】です。
2021年12月現在のウィキペディア情報マラドーナ2世の12人中5人が同じ試合に出場しています。
しかし、試合を決めたゴールは大会ベストゴール賞を受賞した【マキシ・ロドリゲス】でした。
ゴール裏の席で観戦していた僕は、ゴールが決まる直前の一瞬の静寂からゴールが決まった瞬間みんなと一斉に立ち上がりました。
このシュートの影の立役者が【テベス】です。
【テベス】は3人のディフェンダーを引きつけており、【マキシ・ロドリゲス】へのディフェンダーの寄せが一瞬遅くなりました。
【テベス】の存在感そのものがアシストになったのかもしれません。
ちなみに僕はアルゼンチンの10番のユニフォームを着てホテルから競技場まで移動して観戦しました。
試合後の電車内でイングランドサポーターから、アルゼンチンの10番のユニフォームを指さされブーイングされたのは今となってはいい思い出です。
「神の手(ゴッドハンド)」の因縁がある【マラドーナ】を想起させたのだと思います。
Embed from Getty Images【マラドーナ】の後継者
【カルロス・テベス】と【リオネル・メッシ】はどちらも【マラドーナ】2世と呼ばれました。
【メッシ】は2024年現在、バロンドール(年間最優秀選手)を8度獲得しているのに対し、【テベス】は一度も獲得していません。
しかし、【マラドーナ】は【テベス】が好きでした。
Embed from Getty Imagesボカ出身であることとボカに命を捧げている忠誠心が共通しているからかもしれません。
二人共に現役最後のクラブチームがボカであることは必然です。
「黒田博樹」選手が広島カープで育ち、メジャーリーグで研鑽をつみ、最後は広島カープで現役を終えたのと同じように。
【マラドーナ】と【テベス】の共通点はもう一つあります。
ピッチ内外でトラブルを起こすことがしばしばあり、やんちゃであることです。
味方ならば天使のような存在ですが、敵にすると悪魔のような存在です。
プレーでは【メッシ】、魂では【テベス】が【マラドーナ】の後継者としてふさわしいです。
Embed from Getty Imagesまとめ
いかがでしたでしょうか。
【カルロス・テベス】はプレーも凄いが存在感も凄いです。
味方には苦しい時に点をとるため天使のように見え、敵からは奈落の外につきおとされるため悪魔のように見えます。
勝利に飢えている姿勢がチームメイト、サポーターから愛され、天使の微笑みを受けたチームは幸運になるでしょう。
【カルロス・テベス】の魅力がうまく語れたかはわかりませんが、なつかしさや興味がわいた皆様は、実際のプレーをみていただければ幸いです。
次回予告
次回は【エドガー・ダーヴィッツ】です。
お楽しみにしてください、またね。
Embed from Getty Imagesここまでお付き合いしてくださった皆様にサッカー本と漫画の紹介をします。
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