どうも、サッカー大好きおっさんのじょのれんです。
今回紹介するポジション別ベスト3のお題は【チームを支配する「レジスタ」】です。
ポジション別ベスト3の選考については3つの縛りがあります。
- 1994年から2006年に活躍していること
- お題に沿っていること
- ぼくが好きなサッカー選手であること
独断と偏見で選んでいることをご了承いただけたらと思います。
それではお題について少し語ったあとに3人の選手について語っていきますので、しばしお付き合いください。
レジスタベスト3
お題について
今回のお題は【チームを支配する「レジスタ」】です。
ただし、レジスタは好きな選手が多すぎるため、さらに細分化し「チームを支配する選手」をお題にしました。
レジスタって何?
レジスタとは、もともとは演出家や映画監督などの指揮をとる人を指します。
それが転じて、サッカー選手に使う場合、プレーをコントロールする司令塔を指します。
サッカーは今も昔も「中盤を制するものは試合を制する」という格言があります。
それが転じて、サッカー選手に使う場合、プレーをコントロールする司令塔を指します。
サッカーは今も昔も「中盤を制するものは試合を制する」という格言があります。
中盤を制するにはまずは自チームをコントロールする必要性があります。
自チームをコントロールした上で相手をコントロールすれば、試合を制することが出来ます。
「レジスタ」はチームの心臓となり、全身に酸素を豊富に含んだ血液を供給します。
すなわち「魂を込めた適切なパス」を供給します。
そんなチームの心臓の3人となる「レジスタ」を語ります。
フランク・ライカールト
Embed from Getty Images1人目は【フランク・ライカールト】です。
【ライカールト】に関する詳細情報は下記記事をご覧ください。
【フランク・ライカールト】は最も完成されたサッカー選手と言っても過言ではありません。
高身長からの空中戦の強さ、的確なスライディングタックル、読みとポジショニングを生かしたインターセプト。
さらに、パス能力も優れています。
奪ったボールを素早く、前線につなぎ【マルコ・ファン・バステン】【ルート・フリット】などの攻撃力をふんだんにいかします。
当時一世風靡した「ゾーンプレス」の申し子といっても過言ではありません。
とどめは、前線への攻め上がりです。
普段はひかえめだが、機をみて攻め上がるタイミングは抜群です。
当時レジスタという言葉は浸透していませんでしたが、ACミランを支配していた選手は【ファンバステン】でも【フリット】でもなく、【フランコ・バレージ】でもありません。
中盤を支配し、試合を制していた【ライカールト】です。
【マルコ・ファン・バステン】【ルート・フリット】【バレージ】に興味のある皆さまは下記記事をご覧ください。
フェルナンド・レドンド
Embed from Getty Images2人目は【フェルナンド・レドンド】です。
【レドンド】に関する詳細情報は下記記事をご覧ください。
当時のアルゼンチンには全盛期は過ぎていましたが、絶対的王様の【ディエゴ・マラドーナ】がいました。
その王様さえも支配していたのが【フェルナンド・レドンド】です。
クラブチームの「レアル・マドリード」はヨーロッパの王者として認識されていますが、1990年代までは低迷期でした。
チャンピオンズリーグ優勝の空白期間は1966年から1998年まで32年間です。
その歴史の扉を開けた一人が【フェルナンド・レドンド】です。
当時のレアル・マドリードには【ダヴォール・シューケル】【プレトラグ・ミヤトビッチ】【ラウル・ゴンサレス】【クリスティアン・カランブー】【ロベルト・カルロス】【イエロ】などそうそうたるメンバーがいました。
ベテランや若手で年齢もバラバラ、国籍もバラバラ、ピッチでなんの問題もなく機能させていたのは影の支配者【レドンド】です。
背筋をピンと張る姿勢で、レフティのため左足から繰り出されるパスは品を感じます。
【ラウル】【ロベルト・カルロス】に興味のある皆さまは下記記事をご覧ください。
アンドレア・ピルロ
Embed from Getty Images3人目は【アンドレア・ピルロ】です。
【ピルロ】に関する詳細情報は下記記事をご覧ください。
【アンドレア・ピルロ】は二人と違う「レジスタ」の顔を持っています。
名門インテルに移籍後、あまりにフィジカルが弱い【ピルロ】は活躍できず、ブレシアにレンタルされました。
そこにいたのが【ロベルト・バッジョ】でした。
さらに偶然か必然か【ジョゼップ・グアルディオラ】もいました。
【バッジョ】【グアルディオラ】に興味のある皆さまは下記記事をご覧ください。
くしくもファンタジスタとレジスタの両巨頭が同時に同じチームに存在し、【ピルロ】の未来の分岐点になった年です。
ACミランに移籍した【ピルロ】は「アンチェロッティ監督」によって才能を開花させます。
「ファンタジスタ」タイプの【ピルロ】を類まれなるパス能力を活かすために、本来守備力が必須である「レジスタ」で起用します。
なぜ、それが成り立ったのかは当時のACミランのアンチェロッティ監督が、補佐役に【ジェンナーロ・ガットゥーゾ】【クラレンス・セードルフ】【アレッサンドロ・ネスタ】【パオロ・マルディーニ】を据えたからです。
実質、守備を免除された【ピルロ】はファンタジスタの殻を破り、新たなレジスタとなり自チームを支配することとなります。
【ガットゥーゾ】【セードルフ】【ネスタ】【マルディーニ】に興味のある皆さまは下記記事をご覧ください。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
ポジション別プレースタイル【チームを支配する「レジスタ」】の3人に共感を得ていただいたり、「私なら違うチョイスをするのになぁ」と色々な意見があるかと思います。
個人的見解のプレースタイル別ベスト3ですので、皆様も同じお題でプレースタイル別ベスト3を選出いただければ幸いです。
ちなみにこの3人には共通の接点があります。
相棒に僕が一番好きなサッカー選手の【クラレンス・セードルフ】がいました。
最後に【チームを支配する「レジスタ」】の3人にキャッチフレーズをつけます。
動く重心点「チームの心臓は止まらない」
物体の各部にはたらく重力を1つにまとめたとき、その力がはたらく点が「重心点」です。
11人もしくは22人が動いている中で、常にチームを支配をする3人は「動く重心点」だったのかも知れません。
次回予告
次回のお題は【歴史に残る「ゴールキーパー」】です。
お楽しみにしてください、またね。
ここまでお付き合いしてくださった皆様にサッカー本と漫画の紹介をします。
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