どうも、サッカー大好きおっさんのじょのれんです。
今回紹介する伝説のサッカー選手はアルゼンチンの【マティアス・アルメイダ】です。
Embed from Getty Images「 マティアス・アルメイダってウイイレ、イーフットボール、サカつくなどのサッカーゲームでレジェンド枠でよくでてくるけどどんな選手だったの?」
「マティアス・アルメイダの代表チームやクラブチームでの活躍を面白おかしく教えて!!」
と思ったあなたへお届けします。
この記事を読んでいただければ、【マティアス・アルメイダ】のプレースタイルと数値化された6つの能力(オフェンス、ディフェンス、テクニック、パワー、スピード、スタミナ)を知ることが出来ます。
さらに代表チームとクラブチームそれぞれのパートに分けて活躍を知ることでファンになること間違いなしです。
選手プロフィールと下記3つを軸に語っていきますので、5分ほどお時間をください。
- プレースタイルと能力【パラメータ】
- 日本のワールドカップ初戦にたちはだかった【代表チーム】
- ラツィオのスクデット獲得に貢献【クラブチーム】
四の五の言わずに実際のプレー動画を見たい皆様はこちらからどうぞ。
プレーを見た後で良いので、記事を読んでいただければ幸いです。
選手プロフィール
- 名前:マティアス・アルメイダ
- 国籍:アルゼンチン
- 生年月日:1973年12月21日
- 身長・体重:173cm70kg
- 利き足:右足
- ポジション:ミッドフィルダー
- 代表歴:35試合(1得点)
- ワールドカップ出場:1998年、2002年
年 | クラブ | 出場 | (得点) |
1991-1996 | リーベル・プレート | 67 | (3) |
1996-1997 | セビージャ | 28 | (0) |
1997-2000 | ラツィオ | 63 | (2) |
2000-2002 | パルマ | 34 | (0) |
2002-2004 | インテル・ミラノ | 47 | (1) |
2004-2005 | ブレシア | 5 | (0) |
2005 | キルメス | 0 | (0) |
2007 | リン | 2 | (0) |
2009 | フェニックス | 4 | (0) |
2009-2011 | リーベル・プレート | 64 | (0) |
通算 | 314 | (6) |
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』マティアス・アルメイダ
プレースタイルと能力【パラメータ】
Embed from Getty Images【マティアス・アルメイダ】の能力を表すパラメータがこちらです。
- オフェンス:11
- ディフェンス:16
- テクニック:14
- パワー:15
- スピード:12
- スタミナ:20
- 総合力:88
出典: WORLD CLUB Champion Football セガ
【マティアス・アルメイダ】はアルゼンチン選手の特徴を如実にあらわした選手です。
アルゼンチンの選手は大きく分けるとファンタジスタかファイターかの二つにわかれます。
攻撃にアクセントを加えるか、はたまた守備の一対一に絶対負けない闘争心を持っているかの二つでもいいでしょう。
【マラドーナ】【メッシ】【アイマール】【ベロン】はファンタジスタ系。
【シメオネ】【アルメイダ】【サネッティ】はファイター系。
2022年カタールワールドカップの優勝メンバーでは【エンソ・フェルナンデス】がファイター系です。
【アルメイダ】はステータスが示す通り、スタミナが最も秀でており、ついた異名が「五つの肺を持つ男」です。
かといってテクニックがないわけではなく、奪ったボールをパスやドリブルで持ち込み、時にはミドルシュートも炸裂させます。
【アイマール】【ベロン】【サネッティ】に興味のある皆様は下記記事をご覧ください。
日本のワールドカップ初戦にたちはだかった【代表チーム】
アトランタオリンピック銀メダル
Embed from Getty Images【アルメイダ】は日本が28年ぶりに出場した1996年のアトランタオリンピックに出場しています。
いまやバラエティー色が強い、当時のキャプテン【前園真聖】と同い年です。
アルゼンチンは日本と同じグループで突破したブラジルとナイジェリアと逆のブロックで勝ち上がり決勝に進みます。
メンバーはその後のフル代表メンバーそのものです。
【アジャラ】【チャモ】【サネッティ】【センシーニ】【シメオネ】【ガジャルド】【クレスポ】【クラウディオ・ロペス】などなど。
決勝は【カヌ】を中心としたナイジェリアに敗れます。
【クラウディオ・ロペス】【カヌ】に興味のある皆様は下記記事をご覧ください。
フランスワールドカップ全試合スタメン
Embed from Getty Images【マティアス・アルメイダ】はアルゼンチン代表として2度ワールドカップに出場しています。
1998年フランス大会と2002年日韓大会です。
1998年フランス大会はグループリーグ三試合とベスト16と準々決勝を含めて全試合スタメンとして出場しています。
ということは、日本のワールドカップ初戦の相手にいたということになります。
【バティストゥータ】の一撃が印象に残っていますが、【シメオネ】や【アルメイダ】の球際の強さも忘れられません。
唯一【中田英寿】が激しい当たりにも負けず、普通にボールをキープして、鋭いパスを出していました。
いままでは見るワールドカップだったのが、参加するワールドカップになったことで、より厳しい現実を叩きつけられました。
【アルメイダ】や【シメオネ】に触れたことが2002年ワールドカップの【戸田和幸】の出現につながったかどうかはさだかではありません。
【バティストゥータ】【中田英寿】に興味のある皆様は下記記事をご覧ください。
ラツィオのスクデット獲得に貢献【クラブチーム】
リベルタドーレスカップを制したリーベルプレート時代
Embed from Getty Images【マティアス・アルメイダ】はアルゼンチンの強豪リーベルプレートでデビューします。
リーベルプレートはボカジュニアーズと並びアルゼンチンの二大ビッグクラブの一つです。
アルゼンチンのスター選手はほぼほぼどちらかで活躍後、ヨーロッパのクラブに移籍します。
【アルメイダ】もそうです。
1996年にリーグ優勝と南米ナンバーワンクラブ決定戦のリベルタドーレス杯を獲得します。
その時のチームメイトもそうそうたるメンバーです。
【オルテガ】【クレスポ】は時を同じくヨーロッパに旅立ちます。
【アルメイダ】のヨーロッパ最初の移籍先はスペインのセビージャです。
キャプテン翼で習ったのですが、スペインとアルゼンチンは同じスペイン語をしゃべるためなじみやすいです。
【アルメイダ】はレギュラーでプレーしましたがチームは二部に降格してしまいました。
次の移籍先はイタリアのラツィオです。
ライバルローマより先にスクデット獲得したラツィオ時代
Embed from Getty Images【マティアス・アルメイダ】はスペインのセビージャで降格を味わいイタリアのラツィオに新天地を求めました。
1990年代のイタリアはACミランとユベントスの二強時代と言っても過言ではありません。
そんな中【アルメイダ】はラツィオのスクデット獲得メンバーの一人です。
スクデットは「イタリア語で盾」を意味し、イタリアリーグのセリエAの優勝を指します。
1999-2000年シーズンに獲得します。
「コッパ・イタリア」「カップウィナーズカップ」も同シーズンに獲得し、翌シーズンの「UEFAスーパーカップ」の獲得にも貢献します。
同じローマに拠点をおく【トッティ】や【バティストゥータ】率いる「ASローマ」はラツィオがスクデットを獲得した翌シーズンに「スクデット」を獲得し溜飲を下げます。
ちなみに【中田英寿】のユベントス戦での伝説のゴールの年です。
【トッティ】に興味のある皆様は下記記事をご覧ください。
話を戻します。
ラツィオがスクデットを獲得した時のメンバーがまぁすごいです。
ディフェンスライン中央に【ミハイロビッチ】と若き【ネスタ】。
ボランチに司令塔の【ヴェロン】とクラッシャーの【シメオネ】と【アルメイダ】。
この時点で、中央の守備とゲームメイクは完璧です。
サイドアタッカーは後のバロンドール【ネドベド】といぶし銀の【セルジオ・コンセイソン】。
ツートップはチリのマタドール【サラス】とピッポの弟【シモーネ・インザーギ】です。
【シモーネ・インザーギ】は今では監督として有名です。
周りのメンバーは一癖も二癖もあるメンバーですが【アルメイダ】の役割は明確です。
中盤で相手のキープレーヤーに仕事をさせないことが第一です。
豊富なスタミナで二人いや三人分の仕事量をしていました。
シメオネやベロンとは同じアルゼンチン出身であり、代表チームでもチームメイトです。
【ミハイロヴィッチ】【ネスタ】【サラス】に興味のある皆様は下記記事をご覧ください。
パルマ最後のコッパイタリア獲得に貢献
Embed from Getty Images【マティアス・アルメイダ】はラツィオでスクデットを獲得後、パルマに移籍します。
パルマと言えば【アスプリージャ】と【ゾラ】が活躍した1990年代前半が印象に残っています。
【ブッフォン】【カンナバーロ】【テュラム】【中田英寿】などとチームメイトになります。
【ブッフォン】と【カンナバーロ】が抜け戦力が落ちたと思われた2001-2002年シーズンにイタリアの国内カップのコッパイタリアを獲得します。
現時点でパルマが獲得した最後のタイトルです。
【アスプリージャ】【ゾラ】【ブッフォン】【カンナバーロ】【テュラム】に興味のある皆様は下記記事をご覧ください。
まとめ
Embed from Getty Imagesいかがでしたでしょうか。
【マティアス・アルメイダ】は代表チームでもクラブチームでも攻撃的な選手が活躍できるように身を粉にしてピッチを縦横無尽に走り回っていました。
スタミナゲージがあるとしたならば無限大だったのかもしれません。
よく日本人はスペインのようなパスサッカーを目指すべきと言われますが、アルゼンチンのような球際が激しいサッカーも同時に目指すべきだと感じました。
遠藤航がそうであるように。
【マティアス・アルメイダ】の魅力がうまく語れたかはわかりませんが、なつかしさや興味がわいた皆様は、実際のプレーをみていただければ幸いです。
次回予告
次回は【パベル・ネドベド】です。
Embed from Getty Imagesここまでお付き合いしてくださった皆様にサッカー本と漫画の紹介をします。
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