どうも、サッカー大好きおっさんのじょのれんです。
今回紹介する伝説のサッカー選手はポルトガルの【ルイ・コスタ】です。
Embed from Getty Images「 ルイ・コスタはどんな選手?」
「ルイ・コスタのエピソード教えて!」
と思っていただいたあなたへお届けします。
ちょいちょいぼくのエピソードも混じっていますが、お付き合いいただければ幸いです。
いきなりですが【ルイ・コスタ】にキャッチフレーズをつけます。
フォワードを輝かせる太陽
「いついかなる時も見ている」
なぜこのキャッチフレーズをつけたのか【ルイ・コスタ】のすごいぞポイント3つを軸に語っていきますので、しばしお付き合いください。
いち早く実際のプレー動画を見たい皆様はこちらからどうぞ。
プレーを見た後で良いので、記事を読んでいただければ幸いです。
- プレースタイル「安心感の塊」
- ゴールデンコンビ「相棒バティストゥータ」
- ポルトガル黄金世代「ゴールデンエイジ」
選手プロフィール
- 名前:ルイ・コスタ
- 国籍:ポルトガル
- 生年月日:1972年3月29日
- 身長・体重:180cm74kg
- 利き足:右足
- ポジション:MF(ミッドフィルダー)
- 主な所属チーム:ベンフィカ、フィオレンティーナ、ACミラン
- 代表歴:94試合(26得点)
- ワールドカップ出場:2002年
年 | クラブ | 出場 | (得点) |
1990-1991 | ファフェ | 38 | (6) |
1991-1994 | ベンフィカ | 78 | (13) |
1994-2001 | フィオレンティーナ | 215 | (38) |
2001-2006 | ミラン | 124 | (4) |
2006-2008 | ベンフィカ | 43 | (5) |
【ルイ・コスタ】の能力を表すパラメータがこちらです。
- オフェンス:17
- ディフェンス:11
- テクニック:19
- パワー:14
- スピード:13
- スタミナ:15
- 総合力:89
出典: WORLD CLUB Champion Football セガ
出会い
【ルイ・コスタ】との出会いは「セリエAダイジェスト」だと記憶しています。
2024年現在、いまだ現役のカズこと【三浦知良】が日本人で初めて、当時の世界最高峰リーグ「セリエA」に挑戦したのは1995年です。
日本では「セリエエー」と「セリエアー」と発音するかまだわからなかった時代です。
今では、イタリア語読みの「セリエアー」が一般的です。
「セリエAダイジェスト」は文字通り、ダイジェストのため得点シーンが多めとなり、必然的に攻撃的な選手にスポットライトが当たります。
【ルイ・コスタ】が所属していたフィオレンティーナの攻撃は、ほぼほぼすべて【ルイ・コスタ】を経由するため、華麗なプレースタイルも相まってすぐに虜になりました。
Embed from Getty Imagesすごいぞポイント3つ
プレースタイル「ゲームメイク」
【ルイ・コスタ】のプレースタイルはあらゆる攻撃スキルを駆使した「ゲームメイク」です。
サッカーの基本は「止める、蹴る、運ぶ」と言いますが、【ルイ・コスタ】はすべてをいとも簡単にこなすので、プレー姿が流麗です、
簡単にこなすという事は「ムダがない」とも言えます。
次のプレーするためにどこにボールを置けば良いかを計算しつくされたトラップ。
相手の選手がここにほしいと思わせるところに寸分違わず出すパス。
相手の守備陣にほころびがあれば、するすると抜け出すドリブル。
自分のシュートレンジ、相手ゴールキーパーの位置を加味したミドルシュート。
【ルイ・コスタ】はこれらを瞬時に計算し、最適解を導き「ゲームメイク」します。
良いフォワードがいればいるほど、【ルイ・コスタ】の選択肢は増えますので輝きます。
フィオレンティーナ時代の【ガブリエル・バティストゥータ】、ACミラン時代の【フィリッポ・インザーギ】【アンドリー・シェフチェンコ】がそうです。
キャプテン翼で例えると「来生くん、滝くん」より「日向くん、新田くん」です。
【バティストゥータ】【インザーギ】【シェフチェンコ】に興味のある皆様は下記記事をご覧ください。
Embed from Getty Imagesゴールデンコンビ「相棒バティストゥータ」
【ルイ・コスタ】を語るときに【バティストゥータ】とのコンビは外せません。
【ルイ・コスタ】は柔、【バティストゥータ】は剛と真反対ですが、相性は抜群です。
キャプテン翼世代の僕は、真っ先に「バティストゥータ=日向くん、ルイ・コスタ=翼くん」を想起します。
コンピ期間は、【ルイ・コスタ】がフィオレンティーナに所属していた1994年から2000年までです。
フィオレンティーナ時代の【バティストゥータ】の得点のほとんどは【ルイ・コスタ】からと言っても過言ではありません。
このコンビがイタリアリーグの優勝チームの称号「スクデット」に一番近づいたのが1998-99年シーズンです。
しかし、チームメイトの「ブラジルの怪人【エジムンド】」によって遠ざかります。
【エジムンド】は優勝争いのまっただなか、なんと「リオのカーニバル」を理由にブラジルに帰国し、重要な試合を欠場します。
運悪く【バティストゥータ】も同時期に怪我で欠場し、千載一遇の「スクデット」のチャンスを逃します。
2000年にコンビは解消となりますが、【バティストゥータ】は2000ー01年にローマで、【ルイ・コスタ】は2003-04年にACミランで「スクデット」を獲得しました。
Embed from Getty Imagesポルトガル黄金世代「ゴールデンエイジ」
【ルイ・コスタ】は1972年生まれのポルトガルの黄金世代「ゴールデンエイジ」の一人です。
後に、【小野伸二】を筆頭に日本の1979年生まれの選手を「ゴールデンエイジ」と呼ぶのはポルトガル黄金世代のオマージュになります。
ある年に才能が固まる場合、必ず突き抜けた選手がいて「追いつき追い越せ」で他の選手の能力が底上げされる傾向にあるように思えます。
野球で言うと、「松坂世代」「マー君世代」などがそうです。
ポルトガル黄金世代は【ルイ・コスタ】を筆頭に、【ルイス・フィーゴ】【パウロ・ソウザ】など人材の宝庫で1991年にワールドユース優勝をはたしています。
しかし、ワールドカップでは期待した成績はおさめられませんでした。
2002年日韓ワールドカップで予選リーグ敗退します。
色々要因はあると思いますが、「ゴールデンエイジ」で唯一たりなかったのがゴリゴリのストライカーです。
【バティストゥータ】のような選手がポルトガルにいれば結果は変わったのかもしれません。
または、【クリスティアーノ・ロナウド】が10年いや5年早く生まれていれば、ポルトガルがワールドカップ優勝していた時間軸があったのかもしれません。
ちなみに、1972年生まれにはバロンドールを獲得した選手が4名おり、世界的にみても「ゴールデンエイジ」です。
【ジダン】【フィーゴ】【リバウド】【ネドベド】の4人です。
【小野伸二】【フィーゴ】【リバウド】【ジダン】【ネドベド】に興味のある皆さまは下記記事をご覧ください。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
【ルイ・コスタ】は「フォワードを輝かせる太陽」みたいな存在です。
チームメイトのフォワードは【ルイ・コスタ】を信じて走れば良いのです。
なぜならば、「いついかなる時も見ている」からです。
雲に隠れていようが「太陽は照らし続けている」ように。
【ルイ・コスタ】の魅力がうまく語れたかはわかりませんが、なつかしさや興味がわいた皆様は、実際のプレーをみていただければ幸いです。
次回予告
次回は【フランク・ランパード】です。
お楽しみにしてください、またね。
Embed from Getty Imagesここまでお付き合いしてくださった皆様にサッカー本と漫画の紹介をします。
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