どうも、サッカー大好きおっさんのじょのれんです。
今回紹介する伝説のサッカー選手はイタリアの【ジャンルイジ・ブッフォン】です。
Embed from Getty Images記事執筆時点での現役の選手は初めてです。(2023年8月2日引退しました。)
「 ジャンルイジ・ブッフォンはどんな選手?」
「ジャンルイジ・ブッフォンのエピソード教えて!」
と思っていただいたあなたへお届けします。
ちょいちょいぼくのエピソードも混じっていますが、お付き合いいただければ幸いです。
いきなりですが【ジャンルイジ・ブッフォン】にキャッチフレーズをつけます。
セーフティネットスパイダーマン
「古今東西No.1ゴールキーパーは誰?」
なぜこのキャッチフレーズをつけたのか【ジャンルイジ・ブッフォン】のすごいぞポイント3つを軸に語っていきますので、しばしお付き合いください。
いち早く実際のプレー動画を見たい皆様はこちらからどうぞ。
プレーを見た後で良いので、記事を読んでいただければ幸いです。
- プレースタイル「安心感の塊」
- 守備最強トリオ「カンナバーロとテュラム」
- イタリア代表ゴールキーパー戦国時代の終止符
選手プロフィール
- 名前:ジャンルイジ・ブッフォン
- 国籍:イタリア
- 生年月日:1978年1月28日
- 身長・体重:192cm91kg
- 利き足:右足
- ポジション:GK(ゴールキーパー)
- 主な所属チーム:パルマ、ユベントス
- 代表歴:176試合(0得点)
- ワールドカップ出場:1998年、2002年、2006年、2010年、2014年
年 | クラブ | 出場 | (得点) |
1995-2001 | パルマ | 168 | (0) |
2001-2018 | ユヴェントス | 509 | (0) |
2018-2019 | パリ・サンジェルマン | 17 | (0) |
2019-2021 | ユヴェントス | 17 | (0) |
2021-2023 | パルマ | 43 | (0) |
【ジャンルイジ・ブッフォン】の能力を表すパラメータがこちらです。
- オフェンス:8
- ディフェンス:20
- テクニック:14
- パワー:19
- スピード:13
- スタミナ:13
- 総合力:87
出典: WORLD CLUB Champion Football セガ
出会い
【ジャンルイジ・ブッフォン】との出会いはパルマ所属時代の1995年です。
もともとパルマは、【ジャンフランコ・ゾラ】と【ファウスティーノ・アスプリージャ】が所属していた1990年代初頭の第一次黄金時代からファンになり注目していました。
【ゾラ】【アスプリージャ】に興味のある皆様は下記記事をご覧ください。
【ブッフォン】のデビュー戦は衝撃的でした。
相手は当時ヨーロッパ全体を見回しても最強チームの一つ「ACミラン」です。
17歳の若かりし【ブッフォン】はスーパーセーブを連発し見事0点に抑えます。
相手にはその年バロンドールを受賞する事となる【ジョージ・ウェア】もいました。
【ジョージ・ウェア】に興味のある皆様は下記記事をご覧ください。
ちなみに、友達がwowowに加入していたので、イタリアリーグのセリエAの試合は毎週見させてもらいました。
Embed from Getty Imagesすごいぞポイント3つ
プレースタイル「安心感の塊」
【ジャンルイジ・ブッフォン】のプレースタイルは「ゴールキーパーのスキルをすべて備えている」の一言につきます。
言い換えると、「安心感の塊」です。
特に「ポジショニング」と「コーチング」は至高(しこう)です。
ゴールキーパーはこの2つでほぼ決まります。
究極はシュートを打たせない、打たせた場合自分の守備範囲にシュートが来れば100%防げます。
【ブッフォン】は愚直に「ポジショニング」と「コーチング」をし続けます。
さらに、「反応」と「判断力」がシュートを無力化します。
至近距離からのシュートもすぐさま反応し、キャッチかパンチングかも刹那(せつな)に判断します。
【ブッフォン】がいることで相手選手は絶望に陥り、味方選手は安心安全で攻めることができます。
Embed from Getty Images守備最強トリオ「カンナバーロとテュラム」
【ジャンルイジ・ブッフォン】といえば【ファビオ・カンナバーロ】と【リリアン・テュラム】との守備最強トリオは外せません。
さかのぼるとパルマ時代になります。
1995年組の【ブッフォン】【カンナバーロ】に1996年【テュラム】が加わり完成します。
まさに「鉄壁」です。
「完璧」と言っても過言ではありません。
雑学ですが、完璧と鉄壁は右の字の下が「玉」と「土」で違いがあります。
「完璧」のもともとの意味は「宝玉に傷一つがないこと」から玉が使われます。
「完壁」と書かないように注意しましょう。
脱線してすいません。
1対1でも強い選手がコンビとなり、トリオとなれば相乗効果は天井知らずです。
そんな3人を、ビッグクラブはほっとかず「守備最強トリオ」は一旦解散します。
【ブッフォン】と【テュラム】はユベントス、【カンナバーロ】はインテルに移籍することとなります。
その後、【カンナバーロ】が2004年にユベントスに移籍することで、守備最強トリオが再結成します。
【ブッフォン】【カンナバーロ】【テュラム】が集まるのは運命だったのかもしれません。
【ブッフォン】の最後の所属クラブは「パルマ」です。
【カンナバーロ】【テュラム】について興味のあるみなさまはこちらの記事をご覧ください。
Embed from Getty Imagesイタリア代表ゴールキーパー戦国時代の終止符
【ジャンルイジ・ブッフォン】はイタリア代表で2022年3月現在176試合出場しており、イタリア代表歴代記録です。
この記録単体でも、【ブッフォン】の偉大さがわかるのですが、背景を知るとより偉大さが浮き彫りになります。
まずイタリアはゴールキーパーの名手が多いということです。
特に【ブッフォン】以前は戦国時代と言ってもよいほど豊富にいました。
3大ビッグクラブで言うと下記になります。
- インテル:【パリュウカ】代表39試合
- ユベントス:【ペルッツィ】代表31試合
- ACミラン:【ロッシ】代表0試合
ブッフォン以前は下記になります。
- インテル:【トルド】代表28試合
- ユベントス:【ブッフォン】代表176試合
- ACミラン:【アッビアーティ】代表4試合
基本怪我以外では【ブッフォン】は試合に出続けているので鉄人でもあります。
今、【ブッフォン】と同じ名前の「ジャンルイジ」をもつ【ジャンルイジ・ドンナルンマ】が同じ道を歩めるのか注目されています。
チームメイトに信頼されるかが「鍵」です。
脱線エピソードとして、昔「WCCF」というカードゲームがありました。
初代バージョンをプレーしたときに、知り合いと芸人ドラフトならぬWCCF選手ドラフトをやりました。
選択希望選手一位はダントツの【ブッフォン】でした。
それだけ、変えの効かない選手ということだというエピソードでした。
Embed from Getty Imagesまとめ
いかがでしたでしょうか。
【ジャンルイジ・ブッフォン】は「古今東西No.1ゴールキーパーは誰?」の答えです。
サッカーで失点をおさえるには【ブッフォン】という「セーフティネット」が一番です。
【ブッフォン】がいれば味方の選手が安心安全でプレーできることの象徴が、2006年ワールドカップ優勝です。
【トッティ】【デルピエロ】【ピルロ】など攻撃的選手が躍動できたのは、【ブッフォン】への信頼性があったからこそです。
【トッティ】【デルピエロ】【ピルロ】に興味のある皆様は下記記事をご覧ください。
【ジャンルイジ・ブッフォン】の魅力がうまく語れたかはわかりませんが、なつかしさや興味がわいた皆様は、実際のプレーをみていただければ幸いです。
次回予告
次回は【ルイ・コスタ】です。
お楽しみにしてください、またね。
Embed from Getty Imagesここまでお付き合いしてくださった皆様にサッカー本と漫画の紹介をします。
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