どうも、サッカー大好きおっさんのじょのれんです。
今回紹介するポジション別ベスト3のお題は【パスが光る「ファンタジスタ」】です。
ポジション別ベスト3の選考については3つの縛りがあります。
- 1994年から2006年に活躍していること
- お題に沿っていること
- ぼくが好きなサッカー選手であること
独断と偏見で選んでいることをご了承いただけたらと思います。
それではお題について少し語ったあとに3人の選手について語っていきますので、しばしお付き合いください。
パスが光る「ファンタジスタ」ベスト3
お題について
今回のお題は【パスが光る「ファンタジスタ」】です。
サッカーは野球と違って攻守一体です。
攻めていてもボールを奪われた瞬間守りになるし、守っていてもボールを奪った瞬間攻めになります。
逆に言うと、攻めているときも守りを意識し、守っているときも攻めを意識しなければいけません。
ボールを奪われない選手、それも最前線にそんな選手がいれば、味方は安心して攻撃に集中できます。
それを可能にできるのがキープ力抜群でパスが光る「ファンタジスタ」です。
そんな選手を3人選んでみました。
シャビ・エルナンデス
Embed from Getty Images1人目は【シャビ・エルナンデス】です。
【シャビ・エルナンデス】に関する詳細情報は下記記事をご覧ください。
【シャビ】はバルセロナサッカーの申し子で「ティキタカ」と呼ばれる細かいパスをよどみなくつなぎながら攻めていく戦術には欠かせません。
パスの種類は「強弱、長短、高低」に加え、「誰もが思いつかない驚くパス」で7種類あります。
まさに、「七色のパス」の持ち主です。
【シャビ】はドリブルやシュートも高レベルでできますが、まわりに得意な選手が多いため、最小限におさえチームが潤滑に機能することを最優先に考えたプレーをします。
ドロドロ血液は健康を悪くしますが、サラサラ血液は健康を良くします。
【シャビ】の七色のパスにより、バルセロナはサラサラ血液を維持していたのかもしれません。
アンドレア・ピルロ
Embed from Getty Images2人目は【アンドレア・ピルロ】です。
【アンドレア・ピルロ】に関する詳細情報は下記記事をご覧ください。
【アンドレア・ピルロ】はパス回しでチームを活性化します。
時には、スローペースでじっくり攻め、時には、一撃必殺のスルーパスをくりだします。
前項では補佐役の守備陣を紹介しましたが、ACミランにはスピードあふれる攻撃陣がいます。
【フィリッポ・インザーギ】【シェフチェンコ】【カカ】です。
【フィリッポ・インザーギ】【シェフチェンコ】【カカ】に興味のある皆さまは下記記事をご覧ください。
守備陣が奪ったボールは【ピルロ】を経由するのですが、【ピルロ】にボールが渡るやいなや、前線の3選手は一斉に動き出します。
ディフェンス陣の裏をぬけた選手にピタリと届くパスは受け手にとっても、視聴者にとっても極上のご馳走です。
それを目の当たりにしたのは、2003年のトヨタカップです。
横浜国際総合競技場のゴール裏から観戦していました。
ゴール裏から俯瞰で見えていましたが、【ピルロ】にボールが渡りそうになる瞬間には【インザーギ】はすでに走っていました。
信頼関係が成り立たないとできない所業です。
小野伸二
Embed from Getty Images3人目は【小野伸二】です。
【小野伸二】に関する詳細情報は下記記事をご覧ください。
【小野伸二】との出会いは「清商(きよしょう)」こと清水商業高校時代にさかのぼります。
当時の静岡サッカーは清水勢の清商、清水東、東海第一の3強に古豪の静岡学園と藤枝東がからんでどこが県代表になってもおかしくない状況でした。
【川口能活】が3年生のときの第72回大会(1993年度)に清商、【南雄太】が1年生のときの第74回大会(1995年度)に静岡学園が優勝しています。
静岡には「KICK OFF」というサッカー専門番組がJリーグが始まる前の1986年からあり、高校サッカーをよく取り上げていました。
その中で清商の【小野伸二】が取り上げられていて、一瞬で虜になりました。
そのプレーはまさにファンタジスタです。
ボールタッチ、ドリブル、パス、シュートを簡単そうに見せつつ、見ている人の思いもよらないプレーを繰り出す姿はキャプテン翼の翼くんを彷彿とさせました。
敵も味方も高校生だからできるプレーなのか、プロでも同じプレーができるのか、期待しかなかったことを今でも覚えています。
その後の活躍は言わずもがなです。
怪我さえなければバロンドールも夢じゃなかったと今でも思っています。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
ポジション別ベストスリー【パスが光る「ファンタジスタ」】の3人に共感を得ていただいたり、「私なら違うチョイスをするのになぁ」と色々な意見があるかと思います。
気づいたら全員「1999FIFAワールドユース選手権」でプレーした選手を選んでしまいました。
この世代は「キャプテン翼」の影響をふんだんに受けた世代です。
翼くんなのか、岬くんなのか、三杉くんなのか、はたまたそれ以外かは分かりませんが、インスピレーションを受けたと思います。
プロサッカークラブをつくろう!(通称サカつく)に光プレーがあります。
光プレーはすなわちスーパープレーです。
ゾーンに入るがごとく、ドクンドクンという鼓動とともにプレーがスローモーションになり、プレーが光ります。
現実世界の【シャビ・エルナンデス】【アンドレア・ピルロ】【小野伸二】の至高のパスも光って見えました。
今回惜しくもベスト3から漏れた選手に【ジーコ】【ドラガン・ストイコビッチ】【中村俊輔】がいます。
【ジーコ】【ドラガン・ストイコビッチ】【中村俊輔】に興味のある皆様は下記記事をご覧ください。
個人的見解のプレースタイル別ベスト3ですので、皆様も同じお題でプレースタイル別ベスト3を選出いただければ幸いです。
次回予告
次回のお題は【なんでもござれの「パーフェクトストライカー」】です。
お楽しみにしてください、またね。
ここまでお付き合いしてくださった皆様にサッカー本の紹介をします。
コメント