どうも、サッカー大好きおっさんのじょのれんです。
今回紹介する伝説のサッカー選手はイタリアの【ジェンナーロ・ガットゥーゾ】です。
Embed from Getty Images「 ジェンナーロ・ガットゥーゾはどんな選手?」
「ジェンナーロ・ガットゥーゾのエピソード教えて!」
と思っていただいたあなたへお届けします。
ちょいちょいぼくのエピソードも混じっていますが、お付き合いいただければ幸いです。
いきなりですが【ジェンナーロ・ガットゥーゾ】にキャッチフレーズをつけます。
ガッツマン
「食らいついたら離さない」
なぜこのキャッチフレーズをつけたのか【ジェンナーロ・ガットゥーゾ】のすごいぞポイント3つを軸に語っていきますので、しばしお付き合いください。
いち早く実際のプレー動画を見たい皆様はこちらからどうぞ。
プレーを見た後で良いので、記事を読んでいただければ幸いです。
- プレースタイル「クラッシャー」
- レンジャーズでのステップアップ
- ピルロのボディガード
選手プロフィール
- 名前:ジェンナーロ・ガットゥーゾ
- 国籍:イタリア
- 生年月日:1978年1月9日
- 身長・体重:177cm77kg
- 利き足:右足
- ポジション:MF(ミッドフィルダー)
- 主な所属チーム:レンジャーズ、ACミラン
- 代表歴:73試合(1得点)
- ワールドカップ出場:2002年、2006年、2010年
年 | クラブ | 出場 | (得点) |
1995-1997 | ペルージャ | 10 | (0) |
1997-1998 | レンジャーズ | 34 | (3) |
1998-1999 | サレルニターナ | 25 | (0) |
1999-2012 | ミラン | 335 | (9) |
2012-2013 | シオン | 27 | (1) |
通算 | 431 | (13) |
【ジェンナーロ・ガットゥーゾ】の能力を表すパラメータがこちらです。
- オフェンス:12
- ディフェンス:16
- テクニック:13
- パワー:16
- スピード:13
- スタミナ:20
- 総合力:90
出典: WORLD CLUB Champion Football セガ
出会い
【ジェンナーロ・ガットゥーゾ】との出会いは、ACミランに移籍した1999年です。
「ウディネーゼ」躍進に貢献した教え子の【オリバー・ビアホフ】、鹿島アントラーズで活躍した【レオナルド】、リベリアの怪人【ジョージ・ウェア】の最強3トップで優勝することとなります。
ちなみに当時のACミランの監督は、のちに日本代表監督になる「アルベルト・ザッケローニ」です。
343のフォーメーションで【デメトリオ・アルベルティーニ】と【ズボニミール・ボバン】がいたので、【ガットゥーゾ】は控えとなりますが、当時ユベントスに在籍していた【エドガー・ダービッツ】を彷彿とするファイターぶりにびっくりした記憶があります。
【レオナルド】【ジョージ・ウェア】【アルベルティーニ】【ダービッツ】に興味のある皆様は下記記事をご覧ください。
Embed from Getty Imagesすごいぞポイント3つ
プレースタイル「クラッシャー」
【ジェンナーロ・ガットゥーゾ】のプレースタイルは「クラッシャー」です。
守備的ミッドフィルダーの中でも能力を守備に全振りしたイメージです。
激しいタックルやショルダーチャージからのボール奪取は、守備の国イタリアの中でもトップクラスです。
相手エースが【ガットゥーゾ】の獲物になった瞬間、相手チームは戦力半減になるほどです。
食らいついたら離さない様子はさながら「闘犬」です。
ちなみに、キャプテン翼の中で一番好きなキャラクターが「石崎了くん」であることからも最後まで諦めない「ガッツマン」でもあります。
Embed from Getty Imagesレンジャーズでのステップアップ
【ジェンナーロ・ガットゥーゾ】は【中田英寿】選手が所属する前の「ペルージャ」でデビューしています。
2年目終了時に転機が訪れます。
スコットランドの2大名門チームのひとつ「レンジャーズ」からのオファーです。
ちなみにもう一つの名門「セルティック」は2024年現在【古橋亨梧】、【前田大然】、【旗手怜央】などが所属しています。
【ガットゥーゾ】はスコットランドリーグについて、「あの国のサッカーが僕の性格やプレースタイルには最も合っている」と語っており相性抜群でした。
激しいプレースタイルと最後まで諦めない心は「ブレイブハート」と呼ばれスコットランドの人の心をがっちり離しませんでした。
ここで大事な出会いがありました。
イングランドのレジェンド【ポール・ガスコイン】との出会いです。
テクニシャンの【ガスコイン】は1990年イタリアワールドカップでイングランドをエスト4に導くエースでした。
性格は悪童と呼ばれやんちゃなところがあったため【ガットゥーゾ】のプレースタイルもあいまって可愛がっていました。
今のご時世では言葉に表せないイタズラも仕掛けられています。
そんなこんなで【ガットゥーゾ】は心身ともに「クラッシャー」としての能力をスケールアップしました。
Embed from Getty Imagesピルロのボディガード
【ジェンナーロ・ガットゥーゾ】と【アンドレア・ピルロ】は二人でセットと言っても過言ではありません。
【ピルロ】は【ガットゥーゾ】なしには「稀代のレジスタ」と言われるまでにはならなかったでしょう。
レジスタについては下記記事を参考にしてください。
【ピルロ】以前のレジスタは【フランク・ライカールト】【ジョゼップ・グアルディオラ】【フェルナンド・レドンド】のようにパス回しだけでなくディフェンス能力も兼ね備えていることが必須でした。
しかし【ピルロ】は元々ファンタジスタだったため、ディフェンス能力はほとんどありません。
そこを補うのがわれらの【ガットゥーゾ】です。
防御力全振りの【ガットゥーゾ】と攻撃力全振りの【ピルロ】の補完性は完璧です。
二人の強みと弱点がからみあい攻守ともに相乗効果が現れます。
【ピルロ】のボディガードの隊長は【ガットゥーゾ】ですが、他にも周りを固めています。
【クラレンス・セードルフ】【アレッサンドロ・ネスタ】【パオロ・マルディーニ】です。
ACミランの長い歴史の中でも、このときのチームが最強の一つであることは間違いありません。
2006年ドイツワールドカップを制したイタリアの中心であったことも間違いありません。
【ライカールト】【グアルディオラ】【レドンド】【セードルフ】【ネスタ】【マルディーニ】に興味のある皆様は下記記事をご覧ください。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
【ジェンナーロ・ガットゥーゾ】の闘志あふれるプレーはチームに欠かせません。
ボールを扱う技術が優れているのが一番良いとされている風潮がありますが、ボールを奪わないと攻撃は始まりません。
ドリブルもパスもシュートもできません。
日本ではデュエル(一対一)の重要性を【遠藤航】選手が広げてくれました。
さらに【板倉滉】が中盤で君臨すれば、「レジスタ+クラッシャー」として日本代表をさらなる高みにいけると踏んでいます。
次世代の【松木玖生】選手や【中井卓大】選手も能力を高めて補完しあえば、日本代表の未来は明るいです。
【ジェンナーロ・ガットゥーゾ】の魅力がうまく語れたかはわかりませんが、なつかしさや興味がわいた皆様は、実際のプレーをみていただければ幸いです。
次回予告
次回は【ゲオルゲ・ハジ】です。
お楽しみにしてください、またね。
Embed from Getty Imagesここまでお付き合いしてくださった皆様にサッカー本と漫画の紹介をします。
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