どうも、サッカー大好きおっさんのじょのれんです。
今回紹介する伝説のサッカー選手はドイツの【ローター・マテウス】です。
Embed from Getty Images「 ローター・マテウスはどんな選手?」
「ローター・マテウスのエピソード教えて!」
と思っていただいたあなたへお届けします。
ちょいちょいぼくのエピソードも混じっていますが、お付き合いいただければ幸いです。
いきなりですが【ローター・マテウス】にキャッチフレーズをつけます。
鉄人皇帝
「ゲルマン魂の体現者」
なぜこのキャッチフレーズをつけたのか【ローター・マテウス】のすごいぞポイント3つを軸に語っていきますので、しばしお付き合いください。
いち早く実際のプレー動画を見たい皆様はこちらからどうぞ。
プレーを見た後で良いので、記事を読んでいただければ幸いです。
- プレースタイル「リベロまでの推移」
- ワールドカップ5大会連続出場
- カンプノウの悲劇
選手プロフィール
- 名前:ローター・マテウス
- 国籍:ドイツ
- 生年月日:1961年3月21日
- 身長・体重:174cm71kg
- 利き足:右足
- ポジション:DF(ディフェンダー)、MF(ミッドフィルダー)
- 主な所属チーム:ボルシアMG、バイエルン・ミュンヘン、インテル
- 代表歴:150試合(23得点)
- ワールドカップ出場:1982年、1986年、1990年、1994年、1998年
年 | クラブ | 出場 | (得点) |
1979-1984 | ボルシアMG | 162 | (36) |
1984-1988 | バイエルン・ミュンヘン | 113 | (57) |
1988-1992 | インテル・ミラノ | 135 | (40) |
1992-2000 | バイエルン・ミュンヘン | 189 | (28) |
2000 | メトロスターズ | 16 | (0) |
2018 | ヘルツォーゲンアウラハ | 1 | (0) |
出会い
【ローター・マテウス】との出会いは、1990年のイタリアワールドカップになります。
記憶はおぼろげですが、【ディエゴ・マラドーナ】をおさえたとなんとなく聞いていました。
その時はプレースタイルはあまり理解していませんでした。
Embed from Getty Imagesすごいぞポイント3つ
プレースタイル「リベロまでの推移」
【ローター・マテウス】のプレースタイルは当初「エースキラー」でした。
相手の攻撃の要を封じる守備的ミッドフィルダーです。
激しい気性で鋭いタックルで相手の攻撃の芽を摘みます。
その後、「ボルシア・メンヘングラッドバッハ」から「バイエルン・ミュンヘン」に移籍後に攻撃的な才能を開花し始めます。
ファンタジー色は少ないですがパス、ミドルシュートは堅実かつ正確です。
さらに、当時世界最強リーグのセリエAの「インテル」に移籍し、優勝「スクデット」に貢献します。
ナポリに【マラドーナ】、ACミランにオランダトリオ【マルコ・ファン・バステン】【ルート・フリット】【フランク・ライカールト】がいた時代です。
そして「バイエルン・ミュンヘン」復帰時に、「守備的能力、攻撃的能力、判断能力、ポジショニング、キャプテンシー」のすべてがそろい背番号10の「リベロ」が誕生します。
僕が知っている【ローター・マテウス】は既にリベロでしたので、なぜ背番号10番かは疑問でしたが、プレースタイルの変遷をみれば納得でした。
【ファンバステン】【フリット】【ライカールト】に興味のある皆さまは下記記事をご覧ください。
ワールドカップ5大会連続出場
【ローター・マテウス】はフィールドプレーヤーのワールドカップ出場回数の最多記録保持者です。
メキシコの【ラファエル・マルケス】と並んで5回です。
【ラファエル・マルケス】に興味のある皆さまは下記記事をご覧ください。
回数も偉大ですが、結果も偉大です。
- 1982年:準優勝(イタリアに敗れる)
- 1986年:準優勝(アルゼンチンに敗れる)
- 1990年:優勝
- 1994年:ベスト8(ブルガリアに敗れる)
- 1998年:ベスト8(クロアチアに敗れる)
1994年のアメリカ大会は悪童【ストイチコフ】率いるブルガリアに破れます。
優勝を目標とするドイツはベスト8でも、滅茶苦茶叩かれていた記憶があります。
カタールワールドカップでは、ベスト8を目指す日本と優勝を目指すドイツが初戦で戦いますが、目指す目標の違いがどうでるか楽しみです。
Embed from Getty Imagesカンプノウの悲劇
【ローター・マテウス】は華々しいキャリアがありますが、チャンピオンズリーグを獲得していません。
最も近づいたのが1998-1999年シーズンでした。
決勝の舞台はバルセロナの「カンプ・ノウスタジアム」。
相手は、「ファーガソン監督」率いるマンチェスター・ユナイテッド。
【デビッド・ベッカム】【ライアン・ギグス】【ポール・スコールズ】など多士済々のメンバーが脂が乗りに乗っている時期です。
【ベッカム】【ギグス】【スコールズ】に興味のある皆さまは下記記事をご覧ください。
【ローター・マテウス】率いるバイエルン・ミュンヘンはロスタイム突入まで1対0でリードしていました。
【ローター・マテウス】は既に交代しており、ピッチ外から試合終了の笛を待つだけでした。
そんななか、悲劇がおきます。
まずは、【ベッカム】のコーナーキックから【シェリンガム】が押し込み同点となります。
そして、またもや【ベッカム】のコーナーキックから【スールシャール】が押し込み逆転します。
その瞬間のマテウスの表情は、ドーハの悲劇の【中山雅史】同様に、「唖然となんでだよ」が混在し悲哀に満ちていました。
Embed from Getty Imagesまとめ
いかがでしたでしょうか。
【ローター・マテウス】は記録にも記憶にも残る選手でした。
ワールドカップに5回出場するイコール16年間一線で活躍し続けることになります。
しかも、強豪ドイツですので「鉄人衣笠」選手ではないですが「鉄人マテウス」と言わざるをえません。
皇帝の系譜は【ザマー】【バラック】【クロース】と引き継がれています。
【ザマー】【バラック】に興味のある皆さまは下記記事をご覧ください。
カタールワールドカップで新皇帝が誕生するのか、誕生した場合日本代表はどうおさえるか、興味はつきません。
【ローター・マテウス】の魅力がうまく語れたかはわかりませんが、なつかしさや興味がわいた皆様は、実際のプレーをみていただければ幸いです。
次回予告
次回は【ガイスカ・メンディエタ】です。
お楽しみにしてください、またね。
Embed from Getty Imagesここまでお付き合いしてくださった皆様にサッカー本と漫画の紹介をします。
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