どうも、サッカー大好きおっさんのじょのれんです。
今回紹介する伝説のサッカー選手はオランダの【ヨン・ハイティンハ】です。
Embed from Getty Images「 ヨン・ハイティンハはどんな選手?」
「ヨン・ハイティンハのエピソード教えて!」
と思っていただいたあなたへお届けします。
ちょいちょいぼくのエピソードも混じっていますが、お付き合いいただければ幸いです。
いきなりですが【ヨン・ハイティンハ】にキャッチフレーズをつけます。
ジョニーH(エイチ)グッド
「あなたの守備をみたい」
なぜこのキャッチフレーズをつけたのか【ヨン・ハイティンハ】のすごいぞポイント3つを軸に語っていきますので、しばしお付き合いください。
いち早く実際のプレー動画を見たい皆様はこちらからどうぞ。
プレーを見た後で良いので、記事を読んでいただければ幸いです。
- プレースタイル「センターバック+サイドバック」
- スナイデル世代の守備の要
- オランダ代表ワールドカップ躍進
選手プロフィール
- 名前:ヨン・ハイティンハ
- 国籍:オランダ
- 生年月日:1983年11月15日
- 身長・体重:180cm75kg
- 利き足:右足
- ポジション:DF(ディフェンダー)、MF(ミッドフィルダー)
- 主な所属チーム:アヤックス、アトレティコ・マドリード、エヴァートン
- 代表歴:87試合(7得点)
- ワールドカップ出場:2006年、2010年
年 | クラブ | 出場 | (得点) |
2000-2008 | アヤックス | 152 | (17) |
2008-2009 | アトレティコ・マドリード | 28 | (3) |
2009-2014 | エヴァートン | 115 | (2) |
2014 | フラム | 14 | (1) |
2014-2015 | ヘルタ・ベルリン | 13 | (1) |
2015-2016 | アヤックス | 2 | (0) |
通算 | 324 | (24) |
【ヨン・ハイティンハ】の能力を表すパラメータがこちらです。
- オフェンス:11
- ディフェンス:18
- テクニック:14
- パワー:15
- スピード:14
- スタミナ:14
- 総合力:86
出典: WORLD CLUB Champion Football セガ
出会い
【ヨン・ハイティンハ】との出会いは、【小野伸二】選手がフェイエノールトへ移籍し、マイナーなオランダリーグ「エールディビジ」の試合をテレビで見れるようになったことと無関係ではありません。
ちなみにぼくが一番好きなクラブチーム「アヤックス」です。
プロフィールで好きになったきっかけを語っています。
1995年のチャンピオンズリーグ優勝をピークに選手移籍により解体されましたが、若手育成が得意なアヤックスは不死鳥のごとく蘇り、新たな世代が台頭してきました。
アヤックスの試合が【小野】選手の移籍により、身近にみれるようになったため、すかさずアヤックスの試合を見ました。
最初は【ファン・デル・ファールト】や【スナイデル】など攻撃的な選手に夢中になりましたが守備陣で台頭してきたのが【ハイティンハ】です。
「ハイティンハ」か「ハイティンガ」と呼び方が分かれますが「ハイティンハ」に統一させてください。
※オランダの選手は大抵2つ以上の呼び方があります。
昔一番混乱したのが、「フリット」と「グーリット」です。
「スナイデル」も最初は「スネイデル」でした。
【スナイデル】【ファン・デル・ファールト】に興味のある皆さまは下記記事をご覧ください。
Embed from Getty Imagesすごいぞポイント3つ
プレースタイル「センターバック+サイドバック」
【ヨン・ハイティンハ】のプレースタイルは「センターバック+サイドバック」です。
【フランク・デ・ブール】【リリアン・テュラム】などが有名です。
共通しているのは、まず守備ありきとなります。
その上で攻撃に関与しチームへの貢献度があがります。
戦術的にも3バックと4バックの両方に対応でき、選手交代なしでの流動も可能なため、監督に重宝されます。
屈強なタイプの【スタム】や【ファンダイク】に比べ、【ハイティンハ】は身長は180cmとセンターバックとしては小さいですが、空中戦や1対1の強さも兼ね備えています。
【ハイティンハ】は過小評価されている一人です。
【フランク・デ・ブール】【リリアン・テュラム】【スタム】に興味のある皆さまは下記記事をご覧ください。
Embed from Getty Imagesスナイデル世代の守備の要
【ヨン・ハイティンハ】は「スナイデル世代」です。
「スナイデル世代」は僕が勝手につけた世代です。
僕が「アヤックス」を好きになってから主に3世代あります。
「セードルフ世代」「スナイデル世代」「フレンキー・デ・ヨング」です。
「スナイデル世代」は下記の選手を指しています。
- スナイデル
- ファン・デル・ファールト
- ナイジェル・デ・ヨング
- ライアン・バベル
- イブラヒモビッチ
- ピーナール
- キヴ
- ハイティンハ
- マックスウェル
- マドゥロ
- フェルマーレン(ヴィッセル神戸にいました)
- ステケレンブルフ
センターフォワードに【イブラヒモビッチ】が君臨し、中盤は攻撃的な選手として【ファン・デル・ファールト】や【スナイデル】以外に南アフリカの【ピーナール】がいました。
そんな中、守備の要が【ハイティンハ】です。
攻撃的サイドバックの【マクスウェル】や暴れん坊【ナイジェル・デ・ヨング】、若手の【マドゥロ】などを統率していました。
「セードルフ世代」以降、アヤックスが欧州5大リーグの刈り取り場になっていましたが、
復活の予感を感じさせてくれました。
【セードルフ】【イブラヒモビッチ】【キヴ】【マクスウェル】に興味のある皆さまは下記記事をご覧ください。
オランダ代表ワールドカップ躍進
【ヨン・ハイティンハ】はオランダ代表でも活躍しています。
2010年南アフリカワールドカップは「新オランダカルテット」の4人が全員出場した大会となります。
「新オランダカルテット」は僕が勝手につけた名前です。
- ウェスレイ・スナイデル 両足を駆使したパスとドリブルとミドルシュートが得意
- ロビー・ファン・ペルシー ポストプレーヤー
- アリエン・ロッベン 生粋なドリブラー
- ファン・デル・ファールト トップ下
脱線してすいません。
【ハイティンハ】は守備の要として決勝まですべての試合に出場しています。
オランダが決勝に進むのは「トータルフットボール」として世界を席巻した1974年、1978年以来3回目となります。
3度目の正直になるかと思いましたが、そこに立ちはだかったのがスペインの【イニエスタ】です。
【ハイティンハ】は延長後半5分に【イニエスタ】へのファウルで二枚目のイエローカードをもらい退場しました。
さらに【イニエスタ】に決勝ゴールを決められ、3度目の準優勝という結果に終わります。
悲運ですが、オランダ代表らしい散り際でもあります。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
【ヨン・ハイティンハ】はオランダ代表とアヤックスの両方の復権に多大な貢献を果たしました。
名前のJohnを英語読みすると「ジョン」になり「ジョニー」と呼ばれることもありました。
そんなあなたは「ジョニーBグッド」ならず「ジョニーHグッド」です。
あなたのギターでなく「あなたの守備を見たい」のです。
【冨安健洋】選手や【伊藤洋輝】選手は【ヨン・ハイティンハ】と同じく「サイドバックとセンターバック」が出来ますので、日本代表の戦術の幅を広げてくれると信じています。
【ヨン・ハイティンハ】の魅力がうまく語れたかはわかりませんが、なつかしさや興味がわいた皆様は、実際のプレーをみていただければ幸いです。
次回予告
次回は【ジャンフランコ・ゾラ】です。
お楽しみにしてください、またね。
Embed from Getty Imagesここまでお付き合いしてくださった皆様にサッカー本と漫画の紹介をします。
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