どうも、サッカー大好きおっさんのじょのれんです。
今回紹介する伝説のサッカー選手はスウェーデンの【ヘンリク・ラーション】です。
Embed from Getty Images「 ヘンリク・ラーションはどんな選手?」
「ヘンリク・ラーションのエピソード教えて!」
と思っていただいたあなたへお届けします。
「 ヘンリク・ラーションはどんな選手?」
「ヘンリク・ラーションのエピソード教えて!」
と思っていただいたあなたへお届けします。
ちょいちょいぼくのエピソードも混じっていますが、お付き合いいただければ幸いです。
いきなりですが【ヘンリク・ラーション】にキャッチフレーズをつけます。
ドレッドスキンキング
「タンタンタタンタン」
なぜこのキャッチフレーズをつけたのか【ヘンリク・ラーション】のすごいぞポイント3つを軸に語っていきますので、しばしお付き合いください。
いち早く実際のプレー動画を見たい皆様はこちらからどうぞ。
プレーを見た後で良いので、記事を読んでいただければ幸いです。
- プレースタイル「野人+ストライカー」
- ワールドカップのスーパーサブ
- セルティックのレジェンド
選手プロフィール
- 名前:ヘンリク・ラーション
- 国籍:スウェーデン
- 生年月日:1971年9月20日
- 身長・体重:178cm72kg
- 利き足:右足
- ポジション:FW(フォワード)
- 主な所属チーム:ヘルシンボリ、フェイエノールト、セルティック
- 代表歴:106試合(37得点)
- ワールドカップ出場:1994年、2002年、2006年
年 | クラブ | 出場 | (得点) |
1988-1992 | ヘーガボリBK | 64 | (23) |
1992-1993 | ヘルシンボリIF | 56 | (50) |
1993-1997 | フェイエノールト | 101 | (26) |
1997-2004 | セルティック | 221 | (174) |
2004-2006 | FCバルセロナ | 40 | (13) |
2006-2009 | ヘルシンボリIF | 84 | (38) |
2007 | → マンチェスター・ユナイテッド (loan) | 7 | (1) |
2012 | ロオIF | 1 | (0) |
2013 | ヘーガボリBK | 2 | (0) |
通算 | 576 | (325) |
【ヘンリク・ラーション】の能力を表すパラメータがこちらです。
- オフェンス:20
- ディフェンス:6
- テクニック:16
- パワー:15
- スピード:18
- スタミナ:17
- 総合力:92
出典: WORLD CLUB Champion Football セガ
出会い
【ヘンリク・ラーション】との出会いは、1994年のアメリカワールドカップです。
【ロベルト・バッジョ】のワールドカップとして記憶している皆様が多いのではないでしょうか。
そんな中、スウェーデン代表は快進撃を繰り広げ3位となります。
そこで出会ったのが【ラーション】です。
【バッジョ】に興味のある皆さまは下記記事をご覧ください。
Embed from Getty Imagesすごいぞポイント3つ
プレースタイル「野人+ストライカー」
【ヘンリク・ラーション】のプレースタイルは「野人+ストライカー」です。
「野人」とはのちに【岡野雅行】の代名詞となる言葉ですが、原型は【ラーション】とにらんでいます。
長髪をなびかせて、常人ならざるスピードでピッチを駆け巡る姿は共通です。
【ラーション】は年を重ねるごとに決定力もましていき、「ストライカー」として覚醒をします。
ボールを受けるポジションとタイミングが抜群のため、簡単にゴールを決めているように見えます。
ゴールキーパーに届かない位置に丁寧かつ大胆にボールを蹴り込みます。
Embed from Getty Imagesワールドカップのスーパーサブ
【ヘンリク・ラーション】は「スーパーサブ」という言葉をワールドカップで知らしめました。
「スーパーサブ」という言葉を最初に聞いたのは、「ゴン」こと【中山雅史】です。
1990年代前半は「ハンス・オフト監督」が日本代表に就任し2トップは【三浦知良】と【高木琢也】でした。
控えフォワードとして【中山雅史】や【武田修宏】がいました。
後半途中から出場し結果を出し続けたことで【中山雅史】が「スーパーサブ」という称号を得ることとなります。
「スーパーサブ」は一見良い響きですが、先発できない選手ともとれ、当時は難しい立場だったと記憶しています。
しかし、苦しい状況を打破したり、とどめの一撃をくらわすという事で重宝されていました。
ドーハの悲劇では好調な【中山雅史】が先発で、スーパーサブの立場が【武田修宏】でした。
結果は残念でしたが、こればかりは貴重な経験ととらえるしかありません。
話を戻します。
1994年アメリカワールドカップのスウェーデンの快進撃は強力攻撃陣を抜きにして語れません。
【トマス・ブロリン】と【マルティン・ダーリン】の「リンリンコンビ」とゴールパフォーマンスが特徴的な【ケネット・アンデション】。
そして【ラーション】です。
タイプが違うフォワードは相手ディフェンダーも混乱し、流れを変えるのにはもってこいです。
決勝トーナメントに入って、同じブロックのドイツがブルガリア、アルゼンチンがルーマニアに敗退するという運にも恵まれましたが、3位という結果は誇れるものです。
ちなみに【ラーション】はその後、2002年、2006年もワールドカップに出場するのですが、2002年ワールドカップでは生観戦しました。
グループリーグ最終試合で「アルゼンチン対スウェーデン」の試合です。
場所は仙台。
ワールドカップ期間中に、夜な夜なワールドカップ公式サイトでひたすらクリックして、チケットをゲットした記憶が蘇ります。
基本的にはサイトに繋がらないが、繋がった瞬間に名前やクレジットカード情報を入力しなければならないため、時間切れパターンが多いです。
何度かつながって、3回目あたりで素早く入力しチケットを入手しました。
転売を防ぐため、チケットは名前入りです。
まだ家のどこかにあるはずなので探します。
ラーションが先発し、途中交代の選手は【ズラタン・イブラヒモビッチ】です。
スウェーデンの生ける伝説です。
話を戻します。
スーパーサブとしては「バルセロナ」所属時の2006年のチャンピオンズリーグ決勝がさらに印象に残っています。
ベンゲル率いる「アーセナル」が悲願のチャンピオンズリーグ優勝があと一歩というところを奈落の底に【ラーション】が落とします。
アーセナルが1点リードしている場面で【ラーション】が投入され、ポストプレーから2点をアシストし逆転します。
ちなみに、敗れたアーセナルの【ティエリ・アンリ】は後にバルセロナに移籍しチャンピオンズリーグ優勝をはたします。
【イブラヒモビッチ】【アンリ】に興味のある皆さまは下記記事をご覧ください。
Embed from Getty Imagesセルティックのレジェンド
【ヘンリク・ラーション】といえばセルティックのレジェンドとして【中村俊輔】とともに今なお語り継がれています。
【古橋亨梧】【前田大然】がセルティックに移籍してから聞いた皆様も多いと思います。
なぜレジェンドになったのか。
まずチーム加入の1997-1998シーズンは宿敵レンジャーズの10連覇を阻止し、リーグ優勝に導きます。
セルティックは「カトリック系」、レンジャースは「プロテスタント系」と言われており代理戦争のような激しさがあります。
その後、2000-2001年シーズンはリーグ戦35得点、カップ戦なども含めると公式戦50得点を決めます。
この年のヨーロッパでのトップスコアラーに贈られる「ゴールデンシュー」を受賞します。
リーグのレベルによって係数をかける方式に変わった1996年以降、【ラーション】以外はポイントが2倍となるUEFAランキング1位から5位のリーグ所属選手です。
逆に言うと、それだけ飛びぬけて得点を取ったということになります。
まだ伝説は続きます。
セルティック在籍トータル7シーズンで4度のリーグ制覇をはたし、315試合で242得点を記録します。
1試合あたりの得点は0.76点です。
リーグは違いますが点取り屋の代表格、ブラジルの怪物【ロナウド】の0.72点、【ロマーリオ】の0.69点を上回っています。
現在セルティックに所属する【古橋亨梧】がレジェンドになるには0.70点が目安かも知れません。
現在の活躍をキープすれば可能性はありますが、活躍すればするほど他チームに引っ張られる可能性が高いです。
【中村俊輔】【ロナウド】【ロマーリオ】に興味のある皆さまは下記記事をご覧ください。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
【ヘンリク・ラーション】はスピードと決定力で長く活躍しました。
最初はドレッドヘアー、途中からバッサリとスキンヘッド。
髪の毛の変遷を見ても活躍の長さが分かります。
ゴールを決めると舌を出すので、決定力とリズミカルなシュートもあいまって「タンタンタタンタン」と言わざるを得ません。
日本代表も【ラーション】のような点を取りまくるストライカーの台頭を望みます。
特徴があるゴールパフォーマンスもセットでね。
【ヘンリク・ラーション】の魅力がうまく語れたかはわかりませんが、なつかしさや興味がわいた皆様は、実際のプレーをみていただければ幸いです。
次回予告
次回は【ドラガン・ストイコビッチ】です。
お楽しみにしてください、またね。
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