どうも、サッカー大好きおっさんのじょのれんです。
今回紹介する伝説のサッカー選手はスペインの【ガイスカ・メンディエタ】です。
Embed from Getty Images「 ガイスカ・メンディエタはどんな選手?」
「ガイスカ・メンディエタのエピソード教えて!」
と思っていただいたあなたへお届けします。
ちょいちょいぼくのエピソードも混じっていますが、お付き合いいただければ幸いです。
いきなりですが【ガイスカ・メンディエタ】にキャッチフレーズをつけます。
サイドスイッチャー
「高速カウンター発動するよ」
なぜこのキャッチフレーズをつけたのか【ガイスカ・メンディエタ】のすごいぞポイント3つを軸に語っていきますので、しばしお付き合いください。
サイドスイッチャー
「高速カウンター発動するよ」
なぜこのキャッチフレーズをつけたのか【ガイスカ・メンディエタ】のすごいぞポイント3つを軸に語っていきますので、しばしお付き合いください。
いち早く実際のプレー動画を見たい皆様はこちらからどうぞ。
プレーを見た後で良いので、記事を読んでいただければ幸いです。
- プレースタイル「サイドハーフ」
- チャンピオンズリーグ2大会連続準優勝
- バスク語で「救世主」
選手プロフィール
- 名前:ガイスカ・メンディエタ
- 国籍:スペイン
- 生年月日:1974年3月27日
- 身長・体重:173cm69kg
- 利き足:右足
- ポジション:MF(ミッドフィルダー)
- 主な所属チーム:バレンシア、バルセロナ、ミドルズブラ
- 代表歴:40試合(8得点)
- ワールドカップ出場:2002年
年 | クラブ | 出場 (得点) | |
---|---|---|---|
1991-1992 1992-2001 2001-2004 →2002-2003 →2003-2004 2004-2008 | CDカステリョン バレンシアCF SSラツィオ FCバルセロナ(Loan) ミドルズブラFC(Loan) ミドルズブラFC | 16 (0) 231 (45) 20 (0) 33 (4) 31 (2) 31 (2) |
【ガイスカ・メンディエタ】の能力を表すパラメータがこちらです。
- オフェンス:16
- ディフェンス:14
- テクニック:16
- パワー:15
- スピード:15
- スタミナ:19
- 総合力:95
出典: WORLD CLUB Champion Football セガ
出会い
【ガイスカ・メンディエタ】との出会いは、「バレンシア」のチャンピオンズリーグ快進撃と関係があります。
スペインリーグは今も昔も、「レアル・マドリード」と「バルセロナ」の圧倒的な2強が存在しています。
くしくも、バレンシアのチャンピオンズリーグ快進撃の1999-2000年シーズンからチャンピオンズリーグの出場枠が24から32に拡大されます。
この拡大が2強で隠れていた「バレンシア」を表舞台に引き上げます。
Embed from Getty Imagesすごいぞポイント3つ
プレースタイル「サイドハーフ」
【ガイスカ・メンディエタ】のプレースタイルは「サイドハーフ」です。
「サイドハーフ」の僕の中での認識では、ドリブラー型が多いですが【メンディエタ】は違います。
ドリブルよりパスが得意という意味では【ベッカム】と少し似ています。
【メンディエタ】の武器は豊富なスタミナ、正確なキック、素早い判断です。
この武器が最大限生きるのが「高速カウンター」です。
奪ったボールを正確なキックでスピードある選手に素早く渡すことで、相手チームや観客が瞬きする瞬間にはゴールを落し入れます。
フォワードの【クラウディオ・ロペス】との相性は至高でした。
【ベッカム】【クラウディオ・ロペス】に興味のある皆さまは下記記事をご覧ください。
Embed from Getty Imagesチャンピオンズリーグ2大会連続準優勝
【ガイスカ・メンディエタ】のハイライトはなんと言っても「チャンピオンズリーグ」での活躍は外せません。
バレンシアが初の決勝進出をはたしたのが1999-2000年シーズンです。
ちなみに、この年はチャンピオンズリーグの出場枠が24から32に拡大され、その恩恵を受けています。(バレンシアは前シーズン4位でした。)
1999-2000年シーズンは決勝でレアル・マドリードに破れ、2000-2001年シーズンは決勝でバイエルン・ミュンヘンに破れています。
その下地を作り上げたのが1997年に就任した「クラウディオ・ラニエリ」監督です。
【岡崎慎司】選手を指導したミラクルレスターを率いた監督です。
「ラニエリ」監督は、イタリアの監督らしくまずは守備の強化を図ります。
そして、攻守の規律を重んじる選手を重用します。
当時所属していた【ロマーリオ】や【オルテガ】は攻撃面から見ると抜群ですが、攻守の規律の面から見ると、外さざるを得ません。
「ラニエリ」監督が下地を作り、次は「クーペル」監督が引き継ぎます。
「クーペル」監督は右の【メンディエタ】左の【キリ・ゴンサレス】、フィニッシャー【クラウディオ・ロペス】を中心に「高速カウンター」のチームに仕上げます。
このチームこそがチャンピオンズリーグ初出場の「バレンシア」を決勝まで到達させます。
翌年の2000-2001年シーズンは【クラウディオ・ロペス】が去りますが【アイマール】が冬に加入します。
言い忘れましたが、センターバックの【アジャラ】【ペジェグリーニ】のアルゼンチンコンビの守備も見逃せません。
アルゼンチン選手らしく、時にスマートに、時にダーティに相手ボールを奪い取ります。
そして中盤のスイッチャー【メンディエタ】を経由し、あっという間に相手ゴールをチームで落し入れます。
途中加入の【アイマール】が攻撃のアクセントとなることで、2年連続決勝の舞台に上がります。
決勝ではカンプノウの悲劇を乗り越えた「バイエルン・ミュンヘン」にPK戦の末に敗れますが、「バレンシア」の快進撃は色あせることはありません。
※カンプノウの悲劇とは、「バイエルン・ミュンヘン」が1点リードで迎えたロスタイムに「マンチェスター・ユナイテッド」の【ベッカム】のコーナーキック2連発から逆転した試合です。
【ロマーリオ】【アイマール】に興味のある皆さまは下記記事をご覧ください。
Embed from Getty Imagesバスク語で「救世主」
【ガイスカ・メンディエタ】はスペインの「バスク地方」出身です。
「ガイスカ」はバスク語で「救世主」です。
【メンディエタ】はバレンシアにとって「救世主」になりました。
バスク地方を地図で見た場合、【メンディエタ】が生まれた「レイケティオ」は北東に位置します。
フォーメーションに当てはめると、右サイドの攻撃的な位置になります。
【メンディエタ】は生まれたときから、右サイドハーフで救世主になることが運命づけられていたのかもしれません。
ちなみに、当時バスクの貴公子と呼ばれた【ゲレーロ】はバスクで生まれバスクのチーム【アスレティック・ビルバオ】一筋でプレーします。
Embed from Getty Imagesまとめ
いかがでしたでしょうか。
【ガイスカ・メンディエタ】はサイドで攻撃の起点となることを示した選手です。
現代サッカーでは攻守の境目はほとんどなく、奪ったら即攻撃、奪われたら即守備です。
しかし、滑らかな攻守をするには必ずスイッチャーが必要となります。
守備では【遠藤航】選手がいますので、攻撃のスイッチャー【メンディエタ】のような選手が日本でも出てきてほしいです。
【ガイスカ・メンディエタ】の魅力がうまく語れたかはわかりませんが、なつかしさや興味がわいた皆様は、実際のプレーをみていただければ幸いです。
次回予告
次回は【レオナルド】です。
お楽しみにしてください、またね。
Embed from Getty Images Embedここまでお付き合いしてくださった皆様にサッカー本と漫画の紹介をします。
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