今回紹介する漫画はみんなの心に生き続ける「鳥山明先生」の偉大な作品の一つ【ドラゴンボール】です。
この記事は個人の感想です。
もっというと今この瞬間感じたことをつづったものです。
興味を持たれた皆様はご覧ください。
【この記事は以下のような人にオススメ!】
- 漫画好き
- 鳥山明先生好き
※作品の魅力を伝えるために、一部ネタバレを含みますのでご注意願います。
作者の紹介
漫画の紹介の前に作者の紹介をさせてください。
- 名前:鳥山明
- 出身地:愛知県
- 生年月日:1955年4月5日(2024年3月1日68歳没)
- 代表作:Dr.スランプ、ドラゴンボール、ドラゴンクエストキャラクター
圧倒的な画力と分かりやすいコマ割りで日本の老若男女だけでなく世界中を虜にした唯一無二の存在。
ドラゴンボールとの出会い
「Dr.スランプ」で「鳥山先生」のファンとなり終わると聞いたときショックを受けた。
しかし、終わる頃に次回作の発表がされた。
【孫悟空】が筋斗雲や如意棒を使って冒険する。
名前はドラゴンボール。
ワクワクしたのを覚えている。
ドラゴンボール前に買った漫画はキャプテン翼やキン肉マンがあるが、兄の影響で集めたため1巻は自分で買っていない。
1巻から揃えた初めての漫画がドラゴンボールだ。
色あせしているがいまだに実家に全巻ある。
孫悟空について
主人公は【孫悟空】。
一瞬息子の【孫悟飯】になりそうだったが、荷が重かったので【孫悟空】に戻った。
【孫悟空】といえば西遊記。
西遊記といえばテレビドラマの再放送をよく見ていた。
孫悟空役の堺正章さん。
猪八戒役の西田敏行さん。
沙悟浄役の岸部四郎さん。
三蔵法師役の夏目雅子さん。
冒険しながら妖怪を倒す内容はこどもながら面白かった記憶がある。
漫画の【孫悟空】に話を戻す。
【孫悟空】のキャラクターを表す時、「おらワクワクすっぞ。」のセリフがすべてを物語ってる。
ひたすら強い敵と戦いたい、そして勝ちたい、その気持があふれまくっている。
そのための修行も大好き。
戦いと勝利の欲望はサイヤ人の血もいっちょかみしている。
さらに戦った敵を仲間にするスキルも持ち合わせている。
【ヤムチャ】、【クリリン】、【天津飯】、【ピッコロ】、【ベジータ】など枚挙にいとまがない。
邪念がなく純粋無垢に強くなりたいという思いが周りの心を動かす。
クリリンについて
亀仙人の弟子で【孫悟空】と同期である。
一緒に修行した仲間であり「気が置けない友人」でもある。
【孫悟空】が天然キャラのため必然的に「ツッコミ役」になることが多い。
ドラゴンボールの世界は他の惑星出身が多いが、【クリリン】は地球生まれ。
天下一には1度もなっていないが、実は地球一の実力者。
【クリリン】について最も衝撃だったのが天下一武道会直後の死。
僕のジャンプを読んでびっくりした3大衝撃の一つ。
ちなみに他の二つは、「キャプテン翼」の南葛と東邦の両校優勝と「キン肉マン」のロビンマスクがアトランティスに敗れて死亡。
共通事項は【クリリン】【日向小次郎】【ロビンマスク】は主人公のライバルであり親友であること。
超(スーパー)サイヤ人のきっかけは【クリリン】。
【クリリン】なくして「超サイヤ人」なし。
【孫悟空】がブチギレるのには【クリリン】の命しかなかった。
ベジータについて
【孫悟空】の永遠のライバルが【ベジータ】だ。
元々は惑星ベジータの王子と一般市民。
だが時はながれて立場が変わる。
【孫悟空】との戦いで【ベジータ】が敗れてプライドがずだボロに破壊されます。
共闘もするが、内心は常に【孫悟空】をライバル視し、いつか倒したいと思っている。
キャラクターがしっかりしているため、アニメ版のオリジナルストーリーでも暴れまわる。
さらに、ドラゴンボールの初期メンバーの【ブルマ】との結婚はびっくりした。
天下一武道会について
「Dr.スランプ」の「世界一つおいのだーれだ大会」が元ネタと思われる。
誰が世界で一番強いのか。
少年心をくすぐるには必要十分条件。
もちろん大人心もくすぐる。
亀仙人が【孫悟空】と【クリリン】に世の中には強い人がいることを知らしめるために参加させた。
亀仙人は万が一にも弟子が優勝しないように自分自身が【ジャッキー・チュン】となり参加する。
決勝は【孫悟空】対【ジャッキー・チュン】。
なんやかんやで意地をみせて【ジャッキー・チュン】が勝利。
【孫悟空】も【クリリン】も天狗になることはなかった。
次の大会は、亀仙人のライバル鶴仙人の弟子【天津飯】が決勝戦で【孫悟空】と戦う。
その前にびっくりしたのが、【孫悟空】の見た目の変化だ。
3頭身ぐらいから8頭身ぐらいに変わった。
「Dr.スランプ」の【アラレちゃん】はずっと見た目が同じだったため、よりギャップがすごい。
かといって【孫悟空】の魅力が失われないのが「鳥山明先生」の画力とストーリー展開。
話は戻り、【天津飯】との決勝戦では後の戦いの基本となる「舞空術」が登場した。
筋斗雲なしで空を飛べることで戦闘のバリエーションが格段に増えた。
結果はタッチの差で【天津飯】が優勝。
次の大会の決勝の相手は【ピッコロ】の子【マジュニア】。
【孫悟空】は3大会連続決勝。
ヤワラちゃんこと「谷亮子」さんと同じ境遇。
2大会連続準優勝後の3度目の正直で優勝。
その後は【ミスターサタン】が八百長しつつ優勝を重ねる。
ネーミングセンスについて
ドラゴンボールは魅力あるキャラクターや息もつかせぬストーリー展開が秀逸だが、なによりすごいのはネーミングセンス。
「Dr.スランプ」時代から薄々感じていたが「鳥山明先生」は名コピーライターだ。
【孫悟空】については元ネタがあるから分かる。
ブルマは凡人には分からない。
履くものとしてはっきり存在しているので人の名前にはつけづらい。
むしろ、実在の人名にしたらいじめの対象になるかも知れないほどリスクがある。
それをサラッと登場させてなじませる能力は「鳥山明先生」にしかできない。
「パンパン」や「パフパフ」も本来ない単語を定着させた。
「パフパフ」にいたっては「ドラゴンクエスト」内で永久に生きている。
【ブルマ】の子供が【トランクス】も一見安直だが、ビジュアルを見ると【トランクス】以外の名前はないぐらいピッタリ。
ビジュアルが先なのかネーミングが先なのか「鳥山明先生」の頭の中をのぞいてみたかった。
ちなみに、僕がブリーフからトランクスに変えたのもその時期。
「トランクス」イコール「かっこいい」が頭にあったのだと思う。
まだまだある。
【ヤムチャ】【プーアル】【ウーロン】で中国茶を知った。
「餃子」を【チャオズ】と読むことを知った。
レッドリボン軍は「レッドリ・ボン・グン」と口に出すと気持ちいい。
今流行の「ブリン・バンバン・ボン」に通じる。
願いを叶えるドラゴンボールについて
7つ集めると願いを叶えることができる。
それがこれだ。
- 「ギャルのパンティ」
- 「ウパの父の命」
- 「ピッコロ大魔王の若さ」
- 「ピッコロ大魔王一味に殺された命」
- 「孫悟空の命」
- 「フリーザ一味に殺された命」
- 「セルに殺された命」
- 「人造人間17号と18号の体の爆破装置を取り除く」
- 「今日死んだ悪人を除いた命」
- 「関係者以外の人間からの魔人ブウの記憶」
今、ドラゴンボールを集めたら願うことは一つ。
「鳥山明先生の命」
と野暮なことは言いません。
「鳥山明先生、お疲れ様でした。天国で手塚治虫先生や赤塚不二夫先生たちと漫画を書き続けてください」。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
笑い、感動、バトルと少年の心をくすぐりまくってくれ感謝しかありません。
語りたいことはまだまだありますが、今日はこの辺にしておきます。
「鳥山明先生」の作品は今なお僕の心に生きています。
面白い漫画は人生が変わります。僕がそうだったように。
この漫画に興味のある皆様は下記からご購入を検討ください。
次の漫画もお楽しみに。
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