どうも、サッカー大好きおっさんのじょのれんです。
今回紹介する伝説のサッカー選手はオランダの【ダニー・ブリント】です。
Embed from Getty Images「 ダニー・ブリントはどんな選手?」
「ダニー・ブリントのエピソード教えて!」
と思っていただいたあなたへお届けします。
ちょいちょいぼくのエピソードも混じっていますが、お付き合いいただければ幸いです。
いきなりですが【ダニー・ブリント】にキャッチフレーズをつけます。
アヤックスの闘将
「いつでも攻めるぞ」
なぜこのキャッチフレーズをつけたのか【ダニー・ブリント】のすごいぞポイント3つを軸に語っていきますので、しばしお付き合いください。
いち早く実際のプレー動画を見たい皆様はこちらからどうぞ。
プレーを見た後で良いので、記事を読んでいただければ幸いです。
- プレースタイル「リベロ」
- 親子鷹「息子はデイリー・ブリント」
- ヨーロッパ三大タイトル同一チームですべて獲得
選手プロフィール
- 名前:ダニー・ブリント
- 国籍:オランダ
- 生年月日:1961年8月1日
- 身長・体重:177cm74kg
- 利き足:右足
- ポジション:DF(ディフェンダー)
- 主な所属チーム:スパルタ、アヤックス
- 代表歴:42試合(1得点)
- ワールドカップ出場:1990年、1994年
年 | クラブ | 出場 | (得点) |
1979-1986 | スパルタ・ロッテルダム | 165 | (18) |
1986-1999 | アヤックス・アムステルダム | 372 | (27) |
出会い
【ダニー・ブリント】との出会いは、1994-95シーズンのアヤックス快進撃時代にさかのぼります。
ACミランから帰還した【ライカールト】や【ベルカンプ】の後継者【リトマネン】、近代ゴールキーパーの元祖【ファン・デル・サール】たちと一緒にアヤックスはチャンピオンズリーグ優勝を果たします。
若手の【セードルフ】【クライファート】【カヌ】も躍動し、僕的には歴代最強にして歴代最高のチームです。
詳しくはプロフィールで語っていますので、興味のある皆さまはご覧ください。
「歴代アヤックスベストイレブン」も語っていますので興味のある皆様はご覧ください。
Embed from Getty Imagesすごいぞポイント3つ
プレースタイル「リベロ」
【ダニー・ブリント】のプレースタイルは「リベロ」です。
リベロとは「マークする選手がおらず、自由な守備をし積極的に攻撃する」選手を指します。
大事なのは守備を完璧にこなしつつ「機を見て攻撃する戦術眼」です。
【ダニー・ブリント】はその点はまったく問題ありません。
1対1が強いのはもちろん、的確なポジショニング、周りを動かすコーチング、鋭いよみからのパスカット、鋭いタックルと引き出しが多彩です。
そして、相手の陣形が崩れたタイミングでボールを奪う「刹那(せつな)」に【ダニー・ブリント】は、守備のポジショを捨てて駆け上がります。
「この文章見たことあるな」と思った皆様は鋭いです。
同タイプのリベロであるACミランの伝説【フランコ・バレージ】の紹介と同じです。
いまだにリベロと呼ばれる選手があらわれると【ダニー・ブリント】と【バレージ】を基準に見てしまいます。
【バレージ】に興味のある皆さまは下記記事をご覧ください。
Embed from Getty Images親子鷹「息子はデイリー・ブリント」
【ダニー・ブリント】の息子は【デイリー・ブリント】です。
この記事を書いている段階では現役のオランダ代表です。
親子鷹といえば【マルディーニ】親子も有名です。
偶然ですが、どちらも父がセンターバックで、息子が左サイドバックです。
【ブリント】親子は2014年ワールドカップで父はコーチとして、息子は選手として3位に貢献しました。
【マルディーニ】親子は1998年ワールドカップで父は監督として、息子は選手としてベスト8でした。
【パオロ・マルディーニ】に興味のある皆さまは下記記事をご覧ください。
Embed from Getty Imagesヨーロッパ三大タイトル同一チームですべて獲得
【ダニー・ブリント】はいまはなきヨーロッパ三大タイトルを同一チームで獲得した唯一の選手です。
まずは1986-1987シーズンの「カップウィナーズカップ」を獲得します。
「カップウィナーズカップ」とは文字通り、各国のカップ戦の王者が集まる戦いです。
「チャンピオンズリーグ」の次に格のある大会でした。
次は1991-1992シーズンの「UEFAカップ」を獲得します。
イメージとしては「チャンピオンズリーグ」「カップウィナーズカップ」の参加資格がない各国の上位チームが参加する大会です。
2009-2010シーズンから「UEFAカップ」と「カップウィナーズカップ」は統合され「UEFAヨーロッパリーグ」になりました。
最後は1994-1995シーズンの「チャンピオンズリーグ」を獲得します。
ついでに1995年に「トヨタカップ」を獲得しています。
僕が調べた限りでは、「同一チームでヨーロッパ3大タイトルを獲得」したのは、後にも先にも【ダニー・ブリント】だけでした。
もし、他に「同一チームでヨーロッパ3大タイトルを獲得」した選手がいましたらご連絡ください。
Embed from Getty Imagesまとめ
いかがでしたでしょうか。
【ダニー・ブリント】はリーダーとしてチームを引っ張る闘将が似合います。
【ダニー・ブリント】の攻め上がりで最も印象に残っているのは、1994-1995シーズンのチャンピオンズリーグ決勝の対ACミラン戦です。
【クライファート】の得点で1対0とリードしているロスタイムのことです。
ボールを奪った【ダニー・ブリント】は猛然と攻め上がり、シュートまで持ち込みます。
本来、1点リードであれば時間稼ぎしても良い時間帯です。
しかも決勝戦のため、勝てば天国、負ければ地獄の状況です。
その状況で、攻め上がる度胸と判断能力には感服しました。
相手の守備の要【バレージ】相手にです。
ひょっとしたら、この瞬間がアヤックスを今も好きな理由なのかもしれません。
【ダニー・ブリント】の魅力がうまく語れたかはわかりませんが、なつかしさや興味がわいた皆様は、実際のプレーをみていただければ幸いです。
次回予告
次回は【マイケル・オーウェン】です。
お楽しみにしてください、またね。
Embed from Getty Imagesここまでお付き合いしてくださった皆様にサッカー本と漫画の紹介をします。
サッカーをプレーする皆様はこちら
サッカーを指導する皆様はこちら
サッカーの戦術マニアはこちら
世界のサッカー小僧のバイブル
ファンタジスタの見える景色を知る漫画
生きる道を模索する青春漫画
監督視点の漫画と思いきや選手の成長漫画
プロを目指す選手のもがき苦しみつつも楽しむ様子を描いた漫画
ストライカー育成漫画
コメント