今回紹介するセリフは【バガボンド】の「一枚の葉にとらわれては木は見えん 一本の樹にとらわれては森は見えん」です。
この記事は考察ではなく個人の感想です。
もっというと今この瞬間感じたことをつづったものです。
興味を持たれた皆様はご覧ください。
【この記事は以下のような人にオススメ!】
- 漫画好き
- セリフ好き
- ツッコミ好き
※セリフの魅力を伝えるために、一部ネタバレを含みますのでご注意願います。
作者の紹介
セリフの紹介の前に作者の紹介をさせてください。
- 名前:井上雄彦
- 出身地:鹿児島県
- 生年月日:1967年1月12日
- 代表作:SLUM DUNK、バガボンド、リアル
必殺技などの非現実的なものは基本的に表現しません。
丹念な取材と画力がおりなす「心理描写」と「目の前にいるような人物の動き」は最高峰に達する。
2022年の映画「THE FIRST SLAM DUNK」の「原作・脚本・監督」です。
「一枚の葉にとらわれては木は見えん 一本の樹にとらわれては森は見えん」
いつ誰が発したセリフ?
「バガボンド」4巻の#35「とらわれ」にて。
【沢庵】が【新免武蔵(のちの宮本武蔵)】へ発したセリフ。
どの状況で
【武蔵】と【沢庵】は久しぶりに再会した。
【武蔵】は幼馴染である【おつう】のことが気になっていて、それを察した【沢庵】が現状をそれとなく伝える。
【武蔵】はさらに【おつう】のことで頭がいっぱいになる。
隙だらけになった【武蔵】に【沢庵】は棒切れで頭を打つ。
【沢庵】は言う。
「見まいとすれば心はますますとらわれる 心が何かにとらわれれば剣はでない そのときお前は死ぬだろう」
そしてトドメのセリフがこれだ。
「一枚の葉にとらわれては木は見えん 一本の樹にとらわれては森は見えん」
僕の感想
僕は視力が悪くメガネをかけている。
メガネを外すと視界がぼやける。
日常生活においてはメガネは手放せないが、メガネがあることで視界が広がっている気がするだけで心の視界は何一つ広がっていない。
お風呂に入る時や寝る時はメガネを外すがその分、嗅覚や聴覚が敏感になる。
森まで見えていないが心の視界は広がる。
なので、考え事で煮詰まった時は意図的にメガネを外して考えるようにしている。
そして、ぐるぐるしたものを紙に書く。
ぐるぐるを紙に書く方法は「古賀史健」さんの本から学んだ。
ぐるぐるを整理すれば、見えていなかったものが見える。
第六感やセブンセンシズを具現化できているのかもしれない。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
なにごともピントをどこに合わせるかで同じことでも違う景色が見えます。
ワイドかつピントがビシッとあう心のカメラを作りあげたいと思います。
ということは、葉を一生懸命みることもおろそかにせず色々な景色を見てみましょう。
キャラクターが発したセリフは漫画の世界でなく現実世界の人に届きます。
読むだけでなく、自分がその本人になりきってセリフを声に出しましょう。
きっと人生が変わります。
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